「子供たちが全力でスポーツに打ち込める環境を守る。」チームの資金難を解決するユーススポーツチーム支援事業「C alliance」にかける想い

2024.07.24 10:00
「子供たちが全力でスポーツに打ち込める環境を守る。」
株式会社オリベイトの展開するサービス「C alliance」は、地域、企業、ユーススポーツチーム(高校生以下の年代のスポーツチーム)に繋がりを持たせて、「子供たちが全力でスポーツに打ち込むことができる環境を守る」ことを使命としたサービスです。近年、部活動が民営化される動きが見られており、ユーススポーツ(高校生以下のスポーツ)は大きな変革期を迎えています。


その中で、ユーススポーツの形が大きく変わろうとも、子供たちの「スポーツを全力で楽しむ場」というものを守るべく、株式会社オリベイトは2024年5月に設立されました。


今回は、株式会社オリベイトの代表取締役である有本佳々里が、創業に至った経緯、この事業に込める想いや、描く将来像について紹介させていただきたいと思います。
ユーススポーツチームと地元企業のパートナーシップ契約で地元全体で子供たちのスポーツを応援する。
弊社の展開する事業では、ユーススポーツチームと地元の企業のパートナーシップ契約を実現させ、地域を巻き込み「社会全体で子供たちのスポーツを応援する社会」を目指しています。弊社が部活動やクラブチームなどのユーススポーツチームと、地元の中小企業の仲介役を果たし、営業代行によってバリエーションに富んだ「パートナーシップ契約」を締結させることによって、企業側、チーム側に双方にメリットを生み出します。また、C alliance利用チーム、パートナーシップ契約を締結した企業で、ワークショップや大会等のイベントを地域で開催します。それにより、どのようなチームでも、地元の企業とパートナーシップ契約を結ぶことができるようになり、資金調達を簡単に行うことができます。また、イベントにより地域全体でユーススポーツを盛り上げる動きが生まれるのです。




本来、未成年であるユース年代のスポーツに企業が参入することはタブーとされてきました。スポーツチームと企業の間にスポンサー契約が締結されると、資金的に援助している企業側は、チーム側により良い成績を求めたり、要望を申し出たりする可能性が生まれます。企業がに未成年に多少なりとも圧力をかけることは望ましくないとされ、今まではユーススポーツチームが企業とスポーンサー契約を結ぶ事例は見ることができませんでした。


「グラウンド整備、ライン消すなよ。」


私は幼稚園の年中から高校生までサッカーをしてきて、中学生、高校生の間はサッカー部に所属していました。部活生時代は、よく対戦相手の学校に出向き、練習試合や公式戦を行いました。土グラウンドで試合した後は、試合会場だった学校のサッカー部の選手がグラウンド整備を行うのですが、その時に「グランド整備する人、コートのライン消すなよー。」というセリフをよく耳にしていました。ではなぜラインを消してはいけないのでしょうか。


理由は「深刻な資金不足」にあります。部活動の資金不足は深刻なもので、上記のセリフは、コートを書くための白線を買うお金を切り詰めるためです。グラウンド整備の際に、コートの白線を消してしまうと、またコートを書くために白線を消費する必要性が生じます。他にも、合宿では旅費を抑えるために、宿舎では部員がすし詰め状態で寝泊まりしたり、応急処置セットの用意もままならなかったりする事例が多いのが現実です。また、このような事例は部活動だけでなく、クラブチームにも散見されています。
チームの深刻な資金不足から注目を浴びる「スポンサー契約」
今まで、企業がユーススポーツに参入することはタブーとされていたのですが、それ以上に、ユーススポーツチームの資金不足が目立つようになり、近年では、ユーススポーツチームにスポンサー企業がつく事例が見られるようになりました。


しかし、スポンサーを獲得できているのは全国大会に出場経験があるような強豪チームに多く、そのほかのチームはほとんど企業とのスポンサー契約を結べていません。強豪チームの方がスポンサー企業を獲得しやすい傾向にあるので地域の学校の部活動や、クラブチームは資金不足が続いているのが現状です。
部活動の民営化に伴い、懸念される各家庭への負担増。未来の子供たちが「スポーツに全力で取り組める環境」を作るための支援を。
現在、部活動の民営化の動きがみられ、ユーススポーツは大きく変化しています。部活動が民営化されると、今までの部活動とは違い、チームの指導者に払う人件費や、練習場のレンタル料等の費用が掛かります。それに伴い、チームに属する選手の家庭にかかる経済的負担が増加すると考えられます。その一方で日本の子供の貧困率は7人に1人とされており、ひとり親世帯の子供の貧困率は48%にも上ります。。チームに所属するために必要な費用は高くなる一方で、各家庭がスポーツにかけることのできるお金の金額は下がっているのが現状です。このままでは今後スポーツが「お金がないとできないもの」になってしまいまい、子供たちのスポーツ離れが進む懸念があります。
私自身、不自由なく整った環境でサッカー人生を送ってきました。中学生、高校生時代は私立の学校のサッカー部に所属し、人工芝のグラウンドで素晴らしい仲間と日々切磋琢磨してきました。また、部活動で得た仲間、経験と学びは私にとって宝物であり、今後もそうであり続けると確信しています。


ユーススポーツ変革期を迎え、今後のユーススポーツの在り方が見直されている現在、私は、私自身が経験した「スポーツの素晴らしさ」を未来の子供たちにも、不自由なく体験して欲しい。たくさんの素晴らしい経験と仲間に出会って欲しい。これらが本事業にかける強い想いです。
ユーススポーツで地域を盛り上げる。
今日、日本ではプロ野球やJリーグ、Bリーグなどの多くの「プロスポーツリーグ」が存在し、多くの人が休日にはスタジアムまで行って観戦をしたり、ユニフォームなどのグッズを買ったりと、大きな盛り上がりを見せています。


私は、「ユーススポーツ」を通じて日本での大きな盛り上がりを作っていきたいと考えています。試合の日には地域の人が、自分の応援しているチームの試合観戦に行き、そのチームのグッズを買う。本事業を通して、ゆくゆくはそのような未来を実現させてたいと考えています。
いずれスポーツだけでなく、全課外活動に。
現在、ユーススポーツチームを対象に事業を進めていますが、いずれ、運動系のみならず、文化系のチームにも事業を拡大し、子供たちの全課外活動に参加するハードルを取り除き、子供たちが笑顔でサッカーを、野球を、ダンスを、吹奏楽をする未来を作り出します。
長くなりましたが、以上で記事は終了になります。ご精読ありがとうございました。
【会社情報】
会社名:株式会社オリベイト
設立:2024年5月
URL:
Mail(担当 有本):kagari_arimoto@orivate.co.jp
Instagram:@orivate_inc

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