もっと山形を好きになって欲しい!新・ご当地グルメ「山形おやき」工房を開設したい。

2024.07.17 19:01
私たち「山形おやき089堂」は、新しいご当地グルメを目指して「山形おやき」のメニュー開発をしています。これまでカフェ営業ができるコワーキングスペースを拠点に試作やイートイン販売などを行ってきました。この度、本格的に製造販売できる工房を開設し商品化したい、山形におやき文化をつくりたいと考えています。プロジェクトの実行者について
こんにちは。スタジオ八百萬の山田と申します。スタジオ八百萬(はっぴゃくまん)は、2014年11月、山形県で最初のコワーキングスペースとしてスタートしました。開店から9年余り、コワーキングスペースの運営と合わせて、同じ店舗内で飲食店営業を行っています。
スタジオ八百萬の外観
昭和の頃に八百屋だった古い店舗をリノベーションして始めたこともあり、建物や設備が整っていることより、「人」の知恵と工夫を大切にしたいと考えています。「八百萬(はっぴゃくまん)」という屋号も、あらゆるものに神様が宿るという「八百万の神々」の言葉にあやかり、たくさんの人の才能がつながる場所にしたいという思いから名づけました。
チャレンジカフェ営業時の店内
私たちは、このスタジオ八百萬を拠点に「山形おやき089堂(やまがたおやきおやきどう)」と名づけたグループで、山形の新しいご当地グルメを目指す「山形おやき」というお惣菜を作っています。山形おやきのテーマ
山形おやきは、例えるなら、山形で生まれ育ち都会で働く人が、それを食べることで地元の季節や風景、人を懐かしく思い出し、癒され、また頑張ろうと思えるお守りのような存在になりたいと思っています。
山形出身の人だけでなく、山形に思い入れのある人にとっても同じようにですね。
山形の風景・山寺
また、山形がどんなところかを友人・知人に紹介し自慢する「ツール」の一つとして使ってほしいとも思います。受け取った人が、それに込められた想いとともに山形を知ってファンになり「山形に行ってみたい」と思う。そんな風に想いが伝搬するものになってほしいです。
山形の風景・蔵王山形おやき作りの経緯
2016年に、米沢市や市内の経済団体などで構成する産・官・学連携団体の主催で「地域食材を活かして商品開発をしよう!」という趣旨のセミナーがありました。その講義にたまたま参加したことで山形の伝統野菜の現状を知り、世代を超えて栽培され親しまれてきた野菜でも今後消失の危機にあるものもあることを知りました。
その消失を防ぎ、貴重な地域資源、遺伝資源を継続するため何ができるかを、セミナー参加者で編成されたチームでアイディアを出したところ、具材をさまざまアレンジでき、手づかみで手軽に食べられる「おやき」を作ってみようということになりました。
ある日の試作の様子
「おやき」で有名なのは長野県で、もともと山形におやき文化はありそうで無いのですが、地元のお菓子屋さんや料理が得意な主婦など、メンバーみんなで試行錯誤しながら作り始めました。いつも「今日は失敗してもいいがらまずやってみっぺ」が合い言葉でした。
実際に作ってみたところとても美味しく、セミナー終了と同時に終わってはもったいないと、飲食店営業許可のあるスタジオ八百萬を拠点に、いつか事業化したいという想いを持ちながら活動してきました。これまで述べ12名のメンバーで約8年間、試作や単発的なイートイン販売、交流会などを行い、地元米沢や東京でも開催して好評を得てきました。
初めてのおやきセット山形おやき089堂とは
はじまりは2016年の商品開発セミナーの参加者で、ランダムに結成された地元の主婦や事業者のチームです。偶然の出会いによるメンバーで「山形おやき」の商品開発に着手しました。それから8年間活動する中で、メンバーの出産や育児、家業の継承、引っ越しなど、家庭や仕事の諸事情で活動がストップした時期もありました。
新たなメンバーを加えて活動をスタート
そんな時でもコワーキングスペースを拠点にしてきたこともあり、そのつながりの中で新メンバーが加入して、入れ替わりがありながらも継続してきました。特に食に関わるプロや農業の生産者などにも加わっていただくことができ、チーム力を維持・向上してくることができました。
新たなメンバーを加えて試作山形おやきとは
私たちは、おやき文化のない山形県で、米どころ山形にちなんだ米粉を使ったおやきを独自に開発し「山形おやき」と命名しました。このおやきが山形県内で普及すると同時に、全国でも人気になり、山形の食や人、文化をもっと好きになってもらいたいと願ってこの名前にしました。
山形おやきの皮は、地元農家の米を使った米粉をベースとして、そこに「庄内スマート・テロワール」=「土地の魅力を生かした豊かな農村社会をつくる」という活動から生まれた山形県庄内産小麦を製粉した小麦粉をブレンドすることで、味、香り、食感を調整してより美味しくしています。
紅大豆とたかきびのキーマカレーを具材に
中身の具材についても、山形の伝統野菜をはじめとする地域食材を活かした餡を独自に考案しています。食材の調理法や味付け、他の食材との組み合わせを、地域に伝わる郷土料理を参考にしたものもあれば、開発メンバーの知見で新しく考案しているものもあります。そして、機械化せず100%手づくりで行っていますが、それは手作りの料理は味だけではない何かが人の心に伝わり、温かく癒してくれると信じているからです。
山形おやき・紅大豆とたかきびのキーマカレー山形おやきの具材
山形おやきの具材には、伝統野菜という唯一無二の貴重な野菜をはじめ、私たちが暮らす地域でとれる地域食材を使います。伝統野菜は在来種のため生産性が低く、生産者が少ないため少量しかなく活用しにくいというハンデがありますが、反面、その土地でその季節にしかないという希少性があり、他に代えられない美味しさがあります。また、一説には遺伝子の損傷を修復する能力を高める働き=ガンの抑制効果があるとも言われ、身体に良い食材です。
なお、伝統野菜を使った具材の他、入手しやすい地域食材を使った定番メニューも考案中です。
これまでメニュー開発や試験販売、交流会などで使用してきた伝統野菜14品種。 
山形おやき・行者菜と玉子これまでの活動
これまでメンバーで試作を重ねる他に、米沢や東京などで交流会、イートイン販売、イベント出店などを行って好評を得てきました。
・東京/北千住「日本酒とおやきで楽しむ山形の春」
 内容:山形おやきと地域食材のコース料理
・米沢/スタジオ八百萬「日本酒とおやきで楽しむ冬の夜」
 内容:山形おやきと地域食材のコース料理
・米沢/スタジオ八百萬「おやきカフェ」
 内容:山形おやきセットとお飲み物
・米沢/スタジオ八百萬「山形おやきゼミナール」
 内容:大学生の探求のため地元の大学と共同で山形おやき体験会
・米沢市や白鷹町にてマルシェイベント出店
東京/北千住「日本酒とおやきで楽しむ山形の春」
米沢/スタジオ八百萬「日本酒とおやきで楽しむ冬の夜」プロジェクトの準備状況
プロジェクトの準備として、賃貸物件により厨房を確保することは既に完了しています。現在は、必要な厨房機器や調理器具のリストアップを行い、具体的な購入計画を立てています。また、スタッフも確保しており、地域の方々にプロジェクトの趣旨を共有し、共感していただける仲間を募っています。
山形おやき工房の外観リターンについて
ご支援をご検討いただきましてありがとうございます。
このプロジェクトにご支援をいただいた方には、新しく開発中の商品や、私たちに出来るサービス、地域の名産品などでお返しをさせていただきたいと、メンバーみんなで考えています。
現在検討中のものもあり、プロジェクト公開後も準備ができ次第、新しいメニューの追加があるかも知れません。是非、私たちと一緒にこのプロジェクトを作り上げていくことを楽しんでいただければと思います。
1.品物をお送りするリターン
米沢のちぎり絵作家「ウメチギリ」さんによる山形おやき089堂ロゴ入りのオリジナルグッズ、地域の名産品などに私たちの気持ちをのせてお送りしたいと選定しました。肝心のおやきも全国のみなさまに召し上がっていただきたいのですが、美味しくお届けするための方法を現在評価中です。現地にお越しいただくか、発送できるまでもう少しお待ちください。
2.体験型のリターン
山形おやきを作って食べるワークショップ、山形おやきコース料理の会、メンバーに出来ることでお返しなど、直接お会いして体験していただけるメニューを考案しました。
3.お礼の気持ちのリターン
お礼のメッセージ、活動報告、支援者様のお名前掲載など、お礼の気持ちだけお伝えさせていただき、早期の山形おやき工房開設のため、ご支援金のほぼ全てをプロジェクト費用に使用させていただくメニューです。
リターンの詳細は、リターン枠内をご覧ください。
山形おやき089堂・事業化メンバー資金の使い道とスケジュール
いただきましたご支援金は、厨房機器の購入、当面の人件費や賃貸料、リターンの仕入れ費用などに使わせていただきます。スケジュールは以下の見通しです。

【スケジュール予定】
7月 物件の契約完了
8月 クラウドファンディング終了
9月 機器の導入・製造許可取得
10月 工房プレオープン(味見用の提供・販売)
11月 工房グランドオープン(商品の販売開始)
山形おやきの厨房を準備中将来展望 -地域に働く場をつくるー
新設するおやき工房は、5~6人のグループが働ける小さな場所ですが、これを発端として、将来的には地域のまちなかに地域のおばちゃん、おばあちゃん、若者など(男女問いません)が、わーっと大勢集まり、楽しそうに笑いながら働く場へと発展させたいと展望しています。
イメージするのは、漁師の奥さんたちが集まる漁港の加工所のような風景です。
お年寄りも含め、地域の人がいくつになっても元気で楽しく活躍し、社会参加できる場をつくりたい、そして地域内はもちろん、全国の地域との間でも交流がつながっていく場をつくりたいというのが、この事業を通して実現したい将来像です。
今後、家庭でも作りやすくしたおやきのワークショップもしたいと考えており、みなさんの家庭でも健康的なおやつや料理として作って欲しいと考えています。山形県内でおやきが人気になり、県内のあちこちに地域の特色を生かしたおやきのお店が増えていったら、それをめぐって食べ歩くのも楽しいですね。
そんな風に新しいご当地グルメとして山形おやきが広まることを願っています。
このプロジェクトの実現のため、みなさまのご支援を心よりお待ちしております。

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