株式会社Snowf代表取締役の関野敏匡です。
現在、銀座でヘアサロンの運営と、自社オリジナルのtoC向けプロダクトとtoB向けの微力還元トリートメント®︎の販売を行っています。
は、「人生をデザインする」
というコンセプトの元、ヘアケアを通して外側も内側もより美しく、携わる全ての方々の人生がより豊かなものになるために存在し続けたいという想いがあります。
上質なデザインは、お客様の人生をより彩るということ。磨かれた技術、サービスは生きる喜びと、明日への活力を必ず創造するということ。 この想いの中に、私たちの使命や志、価値観を凝縮し、社会と広く共有していくことをミッションとして掲げています。
関野敏匡(せきのとしまさ)
長野県出身。高校時代にはスポーツ名門校でバレーボールの主将を勤め実績を修める。同スポーツでアスリート採用の声が掛かるも、同時期に美容への関心を高め、美容業界へ進む決意。某有名サロンに入社。スタイリストデビュー後独立。美容師だけに留まらず、CM、広告、コレクション、多数の海外技術講習等での活躍を経て、2020年12月に銀座に「Snowf GINZA」を開業。コロナ禍の開業にも関わらず、開業まもなく予約3ヶ月待ちのサロンへと成長。2021年2月に株式会社Snowfを設立。2024年現在も常に3ヶ月待ちの状況が続く。その後「signature hair oil」、「hydro nano mist」を開発。メディアでも度々話題となり、毎回販売開始から数分で完売するほどの大人気商品へと成長した。加えて現在はヘアサロンを初めとし、商品の企画、開発、コンサルティング、講師業にも力を注いでいる。
―Snowfをつくった意味や想い、特化サロンになった理由―
Snowf代表 関野敏匡
今や美容室でスタンダードになりつつある“髪質改善”。日本の中で間違いなく一等地である銀座という中心地で髪質改善に特化し、予約の取れないサロンとして注目を集める。
●なぜ髪質改善特化型サロンを始めたのかお聞かせください。
「上品で清楚な雰囲気」そこを目指すお客様が非常に多く、その市場の大きさに気付いたことが最初のきっかけです。上品かつ清楚な女性像を叶えるためには健康的な艶髪が必要であり、そのお客様のニーズに応えられる最短ルートこそが髪質改善を特化することでした。かといって髪質改善専門サロンではありません。施術はあくまで手段と考えております。本当の目的は美しい髪を通して「人生をデザインする」こと。施術だけでなくプロダクトや知識構造も一つ一つが先の一線で物語として繋がっているからこその相乗効果で、より豊かさを提供できると信じています。
●髪質改善と言っても様々ある中でSnowfでやっているものはどのような施術なのでしょうか。なぜその方法に至ったのか経緯も合わせて教えてください。
結論から言うと「微力還元トリートメント®︎」というトリートメントを数年かけて作りました。
まず、「上品で清楚な女性の雰囲気」にはヘアスタイルがかなり重要であると思っています。このスタイルを作る上で必須な要素は「艶」と「肌映えするカラー」。
どう艶や肌映えする透明感のあるカラーを作っていくか、どう提供していくか?
髪の美しさを追求する上で【美しさ=健康】であると考え、絶対条件として髪の健康を保つ必要がありました。その手段が髪質改善だったんですね。
近年健康志向が高まり、外見やデザインだけでなく髪の健康や美しさにも重点を置く消費者が増加しています。今まで様々なトリートメントを試してきても持続しなかった、感じられなかった、むしろ傷んでしまった、そんな方々へ本質を届けたいと思ったんです。
試行錯誤し極めていくとメーカーさんが作るものでは物足りなさを感じました。従来の髪質改善の製品も、髪を補強し、ダメージを修復することで、より美しい髪の実現をサポートする形ではありますが、やはり製品の良さや理論と実際に施術して、リピートしていただくお客様の体感や施術者の体感にもギャップがありました。
だからこそ、髪の【健康】とは?どう保つのか?
髪は死滅細胞だし、復活や再生はない。
この物質に対して対処療法ではなく本質的な改善、方法を目指せるのか?
そこに焦点を当てた製品設計を取り組んでいきました。
●今現在予約が取れない状態なほど人気ですが代表自身が感じる愛される理由は何だと思いますか。
プロとしてお客様が自立できるよう教育し、良い方向へ導くのが美容師だと思っています。今は簡単に情報を得られるし発信できるからこそ本質に辿り着けないで迷子の消費者が多いと思います。だからこそ理想の未来像に必要なことを明確にしてお客様が自分自身で行動を起こすためのレールを敷いてあげることが大事だと思うんです。
例えば子どもが無人島で生きていくために大人がやるべきことっていうのは魚を与えることじゃなくて魚の釣り方を教えて自立させること。魚を与え続けることもできるけど一生自立できなくなってしまいますよね。
専門的かつ様々な観点から価値提供できる美容師がこの先も生き残り、選ばれ続けると思っています。また、一対一の接客業でもありますから髪を綺麗にすることは当たり前。綺麗になった先の人生の可能性を広げていく、そういう意識を大事にしていますね。そこからさらにリピートに繋げられる理由は「記憶」にあると思います。記憶に残るサービスをするには「感動」が必要条件です。感動を与えるには五感を刺激する。五感のうち質感(触覚)、香り(嗅覚)、見た目(視覚)、のように三感以上刺激できるかが鍵ですね。それくらい隅々まで計算し、届けられているからこそ喜んで頂けてるのかなと思います。ヘアケアを通して豊かになる人生を目指してたくさんの方にきっかけを与えていきたいです。
●関野が目指す世界、そして今後の展望を教えてください。
ヘアケア市場は現在、高度な研究と革新が進んでおり様々な方向性が存在しています。
私の目指す世界はヘアケアや美容を通して心身ともに豊かにすること。
美容に注力することで、心が満たされたり、楽しさを知ったり、自信にも繋がります。また、ヘアケアにおけるアンチエイジングやネオエイジングにも力を入れていきたいと思っています。
顧客の髪質やニーズに合わせた製品やサービス、よりカスタマイズされたソリューションが求められている時代だと思うので、再現性の高いプロダクトを提供していきたいです。
私自身の強みは新しい美容製品の研究開発にリアルな現場目線で携わり、取り組むことで革新的な製品を市場に提供することができることだと思います。今後より多くの方にヘアケアの大切さを伝えていきたいと思っています。
美髪への道筋。10年先の髪を育てるヘアケアを目指して
ヘアケアの原点は、髪が本来持っている機能や持っていた栄養の維持をサポートすることです。適したお手入れを続けて、睡眠、食事、運動など血行促進させ、健康でいることも美髪をつくる要素とになります。大切なのは、サロンで栄養成分を髪の深層内部まで浸透させ、ホームケアでも栄養流入とコーティングをしてもらいます。健やかな髪へ導くためにも髪表面の環境を整えることで、髪の老化サイクルを元から断ち、ハリ、ツヤを取り戻します。誰よりも髪を見つめ、髪の機能に寄り添うことでたどり着いた、美髪へ導く道筋なのです。Snowfプロダクトは、10年先の髪を育てるヘアケアでお客様の美と健康をサポートします。あなたの髪で実感していただくことが私たちの願いです。
サロンを通じてより美しくなることで日々の生活や人間関係を豊かにすることにつながりますし、この長い人生をより健康で生きることにつながります。「より豊かに」私の事業はこの一言に尽きる。「より豊かに」私という人間を通じて、私が取り組む事業を通じて、少しでも多くの人が豊かな人生になることを目指しています。