マツダばかりの2日間! 「MAZDA FAN FESTA 2024 IN TOHOKU」は老若男女がモータースポーツを楽しめるコンテンツ満載だった

2024.04.17 18:00
この記事をまとめると
◾️宮城県のスポーツランドSUGOで「MAZDA FAN FESTA 2024 IN TOHOKU」が開催された
◾️マツダファンが集まるお祭りで、モータースポーツを気軽に体験できるプログラムが充実していた
◾️2日間の開催のなかで、計3つのレースイベントが併催された
家族や子どもたちもモータースポーツを体感できるプログラムが満載!
  4月6日から7日の2日間にわたって、宮城県のスポーツランドSUGOでは「MAZDA FAN FESTA 2024 IN TOHOKU」が開催された。その名の通り、マツダ車のファンが集まる春祭りだ。近隣の各地では桜も見頃になっていたが、蔵王連峰にはまだ白い雪も残っていた。
  サーキットでの開催ということで、モータースポーツの魅力をアピールするメニューが目白押し。とくに目玉と言えるのが、1991年のルマン24時間レースで総合優勝を果たしたマツダ787Bが、初めて東北の地で走ったことだろう。2日間合計で4回も実施されたデモランのドライバーを務めたのはミスター・ルマンと言われる寺田陽次郎氏。4ローターエンジンならではの独特の甲高いサウンドがSUGOに響き渡った。
  ただ、今年からイベント名称が変更になり、マツダとしては最高ランクのファン感謝イベントを意味する“FAN FESTA”というフレーズが加わった。したがって、より広い顧客層にアピールするコンテンツが充実。とくにお子さま&家族向けのメニューが豊富に用意されたのが特徴だ。
  キッズ向けにはプログラマーやドライビングの体験やレーシングスーツでの記念撮影、後述するパーティレースの決勝前に助手席に乗ってサーキットを1周する同乗体験なども実施。ペーパークラフトや塗り絵などは、親子一緒に楽しむ姿も見受けられた。
  また、最新マツダ車で約25分、外周路の試乗コースを走ることのできるテストドライブも人気で、朝早くから長蛇の列ができていた。さらに、オーナーズクラブのミーティングも車種別に随時実施。2日間の最後には「オールマツダ・パレードラン」が行われ、サーキットの走行を全員で共有して楽しんだ。
  仕掛け人の青山裕大取締役専務執行役員兼CEEO(最高カスタマーエクスペリエンス責任者)にお話をうかがった。
「モータースポーツが特殊な世界という認識からなかなか抜け出せなかった日本ですが、もっともっと身近なものにしていくためにも、こうしたイベントは充実させていきたいです。岡山で継続していたファンフェスタを昨年は富士で復活させ、今年はSUGOでも開催できました。将来的には北海道や九州はもちろん、海外でも実現させたいですね。普通のお客さまが活躍できる機会もさらに増やしていきたいです」と意気込みを語っていただいた。
充実のレースと参加型コンテンツで楽しめること間違いなし!
  競技系ではナンバー付きマシンで争われるロードスター・パーティレースIIIの北日本シリーズと、全国を転戦するジャパンツアーシリーズがここで開幕。土曜日に北日本の第1戦が行われ、日曜日にその第2戦がジャパンツアーの第1戦としても開催された。
  結果は4年ぶりに参戦した26歳の石谷豪志が、いずれのレースも劇的な逆転での2連勝。全4戦の北日本ではタイトル争いを大きくリードする展開になった。
  そのほか、1周のベストラップで勝負を決めるマツダファン・サーキットトライアルには35台のマツダ車が参加。総合トップはもはや指定席となった感のある森田正穂のRX-7(FD3S)で、ベストラップは1分32秒978だった。
  また、150分間を無給油、さらに3回以上のピットストップで走破するマツダファン・エンデュランス(マツ耐)は、南澤拓実/石井達也組のロードスター(NCEC)が78周を2時間31分46秒で走破して総合優勝。こちらにも37台という多くのマツダ車が全国から集まった。
  この3つの競技系イベントについては公式サイトが充実。参加への準備から詳細なリザルトまで掲載されているので、興味を持たれた方はぜひ一度、検索されてはいかがだろうか。
  参加型のコンテンツはそれ以外にも充実。グランツーリスモ大会の成績優秀者にリアルへの参戦機会を与えているマツダだけに、eスポーツのコーナーも設置。
  さらに今回、パドックの一部にジムカーナ体験のコースを特設。ここはマツダ車じゃなくても参加できるという太っ腹な対応も嬉しいポイントだった。希望者にはパーティレース出身で活躍する猪爪杏奈選手の操るロードスターへの助手席同乗や、ストレッチを含めて安全運転に役立つ「グッドドライバー・レッスン」なども実施された。
  天候だけはあいにくで、初日の午後から2日目の朝にかけては雨模様。一時は霧も立ち込めて心配されたが、ファンの願いが通じたのか、次第に回復して最後は青空のもとでフィナーレを迎えた。2日間の来場者は合計4200名。昨年の2341名からは8割という大幅なプラスで、まずは大盛況となった。

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