【学童の概念を変える新しい”スポーツ学童”】

2024.03.07 15:09
子供の運動機会を創出するために、地域のスポーツ施設をネットワーク。
地域の子供と親、スポーツ業界の課題解決に挑戦する、
「スポーツ学童Loop」をオープンさせるまでの創業ストーリー
(Youtube :

「平日、子供たちが運動できる場所がない。」さいたま市浦和区に住む、ある小学生の親御さんからこんなお声を聞いたのは2022年の夏でした。近年同市は東京都内の土地の価格高騰に伴い、多くの共働きファミリー層が移住して、都心へのアクセスが良いベットタウンとして発展しています。しかし一方で、増える小学生の数に環境整備が追いつかず、運動環境不足、子供達の放課後の過ごし方の受け皿不足といった、急速に進む都市化や共働き家庭の増加など、大人達の暮らし方の変化に伴う社会問題がここ最近地元の話題となっています。


私たち㈱SALは、2024年4月オープン予定の「スポーツ学童Loop」という新しい民間学童サービスで、この社会課題解決に挑みます。私、㈱SAL代表取締役 清水郁也がこの新たな事業について説明しております。


【スポーツ学童Loopのはじまり】
私たちSALは、市内で2店舗のCrossFit(クロスフィット)というトレーニングジムを営んでいます。私がオーストラリアでファンクショナルトレーナー(*1)として活動しトレーニング指導者の経験を積み、帰国。現在は地元であるさいたま市に会社を設立し、活動しています。会社の企業理念は「身体を動かす事から人と人の繋がりを育み、全ての人が心から健康な新しいライフスタイルを創出する」。トレーニングだけでなく、運動を用いた様々なイベントを開催し、コミュニティを創り出すことを仕事としています。自分たちは「運動」と「コミュニティ」の専門家と考えています。


(*1)ファンクショナルトレーニング…日常機能動作に基づき、「動ける身体」を作る事を目的にしたトレーニング
(CrossFitのトレーニングの様子。老若男女が一緒に行うグループトレーニング)
HP :
■子供が運動不足!
「平日、子供たちが運動できる場所がない。」
日頃、自身も指導現場に立つ私が、お客様の一人からこんな意見を聞いたのは2022年の夏でした。
その方はさいたま市内に住む30代の女性で、小学1年生の息子さんがいます。
この方の家庭は共働きで、息子さんは普段学校が終わると学童保育に預けられているそうです。しかし、学童では子供達が身体を動かす時間がかなり少ないようで、家に帰っても中々眠らず、ipadでYoutubeやゲームばかりしていると不満を漏らしておられました。
そこで私は、実際に何人かの学童保育指導員の友人にコンタクトを取り、実情を詳しく聞いてみることにしました。結果、確かに子供の運動環境は少なくなってきているようです。その主な理由は以下4点でした。


1.    昨今の急激な気温上昇で外遊び、学校の体育館遊びができない。
2.    駅に近い学区では学校以外に身体を動かす場所がない。
3.    両親が日中働いているので子供を外に連れていけない。
4.    防犯上の理由で子供だけで遊べる機会が少ない。


共働き世帯が一般化し、家庭の総所得が増える一方、そのしわ寄せは子供に集まっているのかもしれない。私はそう考えました。


■学童は欠かせない。でも少ない。
東京のベットタウンとしての性質上、さいたま市で小学生の子を持つ家庭には「学童」の存在が生活に欠かせません。今、この学童の数もひっ迫してます。毎年必ず待機児童が出ており、運よく入学できた家庭でも、自分たちの生活圏から離れた施設であったり、希望した施設に入れる子供はごくわずかだそうです。
今まで学童といえば、国や県等の行政機関が設立・運営する公設学童(よく小学校のとなりにあるような施設)が一般的でしたが、近年の社会的ニーズを捕らえて、民間の会社が独自のサービスで運営する民間学童がさいたま市では多く見られます。そのサービスは小学生の保育機能に留まらず、英語やプログラミングを保育時間中に学べる「習い事」といての機能を持ち、子供の放課後の生産性を高めることで付加価値を提供しています。さいたま市は、このように官民一体となって保育サービスを多様化することによって、地域の教育現場は支えられています。


■「2+1」社会課題を解決する、スポーツ学童
2023年11月に
を実施しました。(合計129万円の支援金)


「子どもの運動環境創出」、「小学生の保育環境拡充」という2つの社会課題を解決するために… そう考えはじめた時には、私の中でぼんやりとビジョンが見えていました。「スポーツに特化した専門学童をつくろう」と。
そうとなれば、足が動くのは早かった。まず、昨年より地域のスポーツとビジネスの発展の為のミートアップを定期的に開催してくれている、埼玉県商業・サービス支援課に相談しました。県職員の方々は私の思い描くサービスをより具体化して、ビジネスプランを具体化してくれました。また彼らは言いました。「清水さん、このプロジェクトにはまだ可能性があります。地域スポーツ経済を発展させるんです」。スポーツジムを営む経験から、私にはこの言葉だけで彼らが伝えたいことがはっきりと分かりました。それは、スポーツ人口の増加に繋がるということ。先述のとおり、さいたま市は東京のベットタウンであり、昼間人口(*2)が少ないのです。スポーツ施設は休日には予約が取れないほどの混雑状況の一報、平日昼間の集客に課題を抱えています。
本プロジェクトによって、平日に集客が難しい民間スポーツ施設を活用できれば、子供達の運動環境を創出できます。さらに、3つめの社会課題、「地域スポーツ市場の活性化」も図れます。教育・保育業界だけでなく、スポーツ業界のエコシステムも発展させることができます。


1.    子供
2.    親
3.    スポーツ事業者


この3者を助ける事業がスポーツ学童なのです。
私はこの事業に、地域の人々と経済を繋ぐ役割という想いを込めて「スポーツ学童Loop(ループ)」と名付けました。


(*2)昼間人口…総人口のうち、昼間の時間に活動している人の数。さいたま市では昼間多くの人が都内へ通勤・通学しているので総人口と比較して昼間人口が少ない。


■事業内容の決定。業務提携企業が続々と!
Loopの主なサービス内容は以下の通りです。
(1) スクールバス
スポーツ学童Loopのサービスでは地域の様々な運動施設に毎日移動して保育サービスを行います。スクールバスが街中を周遊運行することで、今まで学校付近の公共施設でしか運動の選択肢が無かった学童サービスの活動域を広げることができます。


(2) 専門指導者からの運動指導
Loopでは地域で活躍するスポーツ指導者の方々と業務提携を結ぶことによってバスケ、ゴルフ、スケボー、ダンス等、様々なスポーツコンテンツを学ぶことができます。一般的に学童を利用する割合が高い小学校低学年のうちから沢山のスポーツを経験することによって、将来、子供達が自分に合った運動を見つけやすくするサポートを行います。また提携施設は安全管理も徹底し、今まで外遊びができなかった真夏や真冬、大雨の日でも運動時間を確保することができ、年間を通して高い運動量を保つことが可能になります。


(3) 利用者の生活に合わせたサービス
一般的に学校に隣接するような公設学童では夕方18時までにお迎えに行かなくてはなりません。しかし都内への通勤者が多い埼玉県では18時に家に戻ってくることは難しいことが多いでしょう。Loopでは下校後の子供達の拠点となる保育施設はJR浦和駅から徒歩3分という立地で、親御様は仕事から帰ってくるとき、一度家に戻らず、そのままお迎えに向かうことができます。また、21時までの夜間預かり、土曜保育、夕食等様々なサービスで親御様の育児時間を減らすことができます。特に多くの親御様にとって悩みである「学校の宿題」は必ずお迎えまでに終わらせるプログラムになっていて、おうちで手を煩わせることもありません。




このような事業内容が決定すると、埼玉県職員の方などの声掛けにより、多数のスポーツ事業者が私の事業に興味を持って話を聞いてくださいました。驚くべきことに、そのほとんどが話を聞くやいなや事業への参画を即決してくれました。以下は本企画で業務提携先となるスポーツ施設・チームです。
・西武ライオンズダンスアカデミー(ダンス)
・さいたまブロンコス(バスケ)
・ノア・テニススクール(テニス)
・与野ロイヤルゴルフ(ゴルフ)
・ニンジャパーク(パルクール)
・乗馬クラブクレイン伊奈(乗馬)
・Possibility Park(スケボー)



■他業界や地域住民からの支援。クラウドファンディングで120万円の調達
またスポーツ関係の企業以外でも、運動で子どもの健康を促進するという事に共感していただいた多数の法人・個人がクラウドファンディングで資金援助をしてくれました。資金だけでなく、学童保育中、子供が食べる食事に関してより良いものを提供できるように、無添加のミールキット開発を手伝ってくれる食品会社まであり、事業計画は加速していきました。


■2024年4月、スポーツ学童グランドオープン予定
数えきれない方々の援助があり、スポーツ学童Loopは2024年4月1日に、さいたま市浦和区高砂でオープンします。同年3月(オープンの1か月前)にはオープン記念イベントを伊勢丹浦和の屋上階で行うことも計画されており、スポーツ学童という新しい学童の概念をより多くの方々に知ってもらう為にプロジェクト参画施設が一堂に会し、様々なスポーツ体験イベントを行います。
また、テレビ埼玉ではスポーツ学童Loopの活動に密着した放送も予定されているため、活動内容は是非こちらからもチェックしてください。


<オープン記念イベント>
イベント名:伊勢丹浦和・親子で参加!スポーツ体験会! produced by スポーツ学童Loop
開催地:伊勢丹浦和屋上
開催日時:2024年3月20日(水・祝) 10:00~18:00
最寄駅:JR浦和駅
問い合わせ先:info@sal-cf.com(運営元:株式会社SAL)
詳細情報:
<テレビ埼玉・情報番組「マチコミ」の出演>
放送日程:4/22(月)17:00~18:00放送予定
出演:㈱SAL・代表取締役 清水郁也、スポーツ学童Loop提携企業




<スポーツ学童体験入学者募集>
2024年4月1日より、スポーツ学童の一日体験入学も平日中毎日行われているので、学童サービスにご興味のある浦和地域にお住いの方々は奮ってご参加下さい。スポーツ学童では週1日から利用日を設定することができますので、来年度他の学童に入学が決まっているお子様も併用してサービス利用することが可能です。その他体験入学に関してご不明点・お問合せが御座いましたら下記へお気軽にご連絡下さい。


開催期間:4/1~
予約:必要あり。*お電話にて「体験申し込み」の旨をご連絡ください。
電話番号:080-7999-0111(スポーツ学童Loop直通)


■最後に、今後のスポーツ学童Loopの目標
私はこれからもっと多くの人が運動に価値を感じ、大人になっても子供の頃と同じくらい運動する時間を大切にしてくれる人が増える社会の実現を目指しています。10年先、30年先に目指す未来が実現されるのであれば、きっと今よりもみんな心も体もヘルシーになると思います。そのために私はこの事業を拡大し、スポーツを楽しむ子供達が増える為の活動をしていくつもりです。




<スポーツ学童Loop>
HP:
Youtube:
Instagram:
Facebook:
クラウドファンディングサイト:
<清水郁也>
平成4年4月16日生まれ(31歳)
株式会社SAL(カブシキガイシャサル)
代表取締役


Instagram:

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