クリエイター&ITエンジニアプロダクション「エクストリーム」が仕掛ける”池袋西口公園extremeイルミネーション”開催の裏側

2024.02.06 10:00
エクストリームは2005年の創業以来、池袋を拠点に活動するIT企業です。当社はタレント性を有するクリエイターやエンジニアなど多種多様なデジタル人材が約500名以上在籍する「デジタルクリエイター&ITエンジニアプロダクション」として、ゲーム・IT・webなどのソフトウェア業界に向けてデジタル人材事業、受託開発事業を行い、また自社IPを活用したコンテンツプロパティ事業を全世界で展開しています。


エクストリームの強みである、多種多様なデジタル人材のリソースを活かし、当社のデジタル人材が講師を務める子ども向けワークショップ「池袋デジタル寺子屋」の開催や、池袋西口公園で開催中のイルミネーションイベント“池袋西口公園extremeイルミネーション”へも特別協賛企業として参加し、地域貢献を図っています。


このストーリーでは、なぜIT企業がイルミネーションをプロデュースしているのか? 5周年を迎えた“池袋西口公園extremeイルミネーション”を振り返り、開催の経緯や目的、エクストリームならではのイルミネーションと連動したデジタルコンテンツ制作の裏側をお届けします。
官民連携で仕掛けたイルミネーションイベントは、初年度から来場者数約50万人と大盛況
2018年に豊島区が策定した「国際アート・カルチャー都市構想実現戦略」により生まれ変わった“池袋西口公園”。2019年のリニューアルオープンを機に、地元商店街連合会の方々、豊島区、エクストリームで実行委員会を設立し、池袋を盛り上げようと始まったのが“池袋西口公園extremeイルミネーション”です。
【2019年開催時の点灯式の様子】


初年度である2019年のイルミネーション点灯式では、豊島区主催の「池袋ナイトライフイベント」と合同で行い、取材のテレビカメラも複数設置され立ち見が出る等、注目の高さが伺えました。


また、ご来場者の方々にイルミネーションをより楽しんでいただけるように、デジタルコンテンツを企画。エクストリームのデジタル人材が講師を務める子ども向けワークショップ「池袋デジタル寺子屋」の連動企画として、子どもたちが制作したデジタルキャラクターがARで登場する「ARこども展覧会」も同時開催しました。
初年度は来場者数約50万人にのぼり、開催期間も2週間延長するなど大盛況のうちに終えました。
コロナ禍でも楽しめるオンラインのイルミネーションを企画
翌年は新型コロナウイルスが大流行し、外出自粛が謳われ、各所でイルミネーションが開催延期や中止となりました。 池袋西口公園extremeイルミネーションも類にもれず開催について検討を重ねていました。
コロナ禍の状況下で、少しでも明るい話題を届けたい、楽しんで頂きたいという想いからイルミネーションの会場である公園に行かなくても、室内や自宅で楽しめる“オンライン”のイルミネーションはどうか?とアイディアが上がりました。


そうして完成したのが、実際のイルミネーションをドローンで撮影し、その映像に3DCGの遊園地を組み合わせた、VR(仮想現実)でイルミネーションとアトラクションを楽しめる「夜空VR遊園地」です。こちらは2020年の開園から毎年、イルミネーション開催期間に合わせて開園しています。

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【ドローン技術者と映像ディレクターとで池袋西口公園の360°映像を撮影】
IT企業がイルミネーションをプロデュースする2つの目的は「地域貢献」「会社プロモーション」
【エクストリーム代表取締役社長CEO 佐藤 昌平】


エクストリーム代表の佐藤に池袋西口公園extremeイルミネーションに特別協賛する目的について伺いました。


-「池袋西口公園extremeイルミネーション」へ特別協賛する目的とは?


佐藤「地域貢献と会社プロモーション、2つの目的がありました。まず1つが池袋への恩返しです。エクストリームは池袋を拠点に活動しており、私自身も25年ほど池袋で暮らしてきました。池袋の変遷と共に歩んできたエクストリームならではの地域貢献として、デジタルクリエイティブを組み合わせたイルミネーションを企画しました。ちょうど池袋西口公園がリニューアルオープンされる時期だったので、タイミングも非常に良かったです


もう1つの目的としては会社プロモーションです。企業としての存在感をどう向上させるのかが、ここ数年のエクストリームの課題です。そこでヒントになったのが当社保有IPのゲーム『ラングリッサー』の成功でした。国際的なヒットタイトルになったおかげで「『ラングリッサー』のエクストリームさんですよね」とお声がけいただける機会が増えました。やはり企業の存在感を示すためには、分かりやすいアイコンのようなものが必要なのだと痛感しました」


– 「池袋でイルミネーションを企画したエクストリーム」と連想されるような効果を狙ったわけですね。


佐藤:「イルミネーションは、思わずSNSでシェアしたくなる、幻想的な光景を生み出すことができます。さらに、子ども向けのデジタルワークショップ「池袋デジタル寺子屋」と連動させることで、地域貢献に繋がると考えました。我々のようなIT系企業では人材確保が重要ですが、求職者の方にとっても、エクストリームを「デジタルで地域に貢献する企業」として、何か面白いことができそうだと期待してもらえれば嬉しいです」
5周年を迎えイルミネーションがパワーアップ!2024年2月末まで開催中
2023年、5周年を迎えた今回は、会場である池袋西口公園の「GLOBAL RING」に『光のつらら』イルミネーションを新設。光のつららはGLOBAL RING垂れ下がるように設置されて公園内の植木に設置したイルミネーションと呼応するように輝き、公園全体を幻想的な空間に演出します。
【「光のつらら」イルミネーション】
【フォトスポット「光の水族館」イルミネーション】


東京芸術劇場横のフォトスポット・シンボルツリーには、海の生き物が泳ぐ「光の海」をテーマにしたイルミネーション『光の水族館』へリニューアル。「光の海」で泳ぐイルカやエンゼルフィッシュが皆さんをお出迎えします。また、現地看板のQRコードをスキャンすると、サンシャイン水族館ご協力による海の生き物の解説がご覧頂けます。
大型ビジョンを活用した新たなデジタルコンテンツを制作
新たなデジタルコンテンツとして「フクロウが飛び出す3D映像」を制作。この3D映像は池袋西口公園のイルミネーションと噴水が連動し「extremeイルミネーション デジタルプログラム」としてイルミネーション開催期間中、1日5回(16:30、17:30、18:30、19:30、20:30)実施される限定プログラムです。


冬の風物詩となった「池袋西口公園extremeイルミネーション」も今年は光のつららイルミネーションの新設などパワーアップしています。ご来場いただく皆さまに、この時期、この会場でしか味わえない特別な体験をお届けしたく、池袋西口公園GLOBALRINGの大型ビジョンを使用して『フクロウが飛び出す3D映像』を制作しました。
「フクロウが飛び出す3D映像」は池袋をモチーフに、2Dアニメーションから、3Dアニメーションへと展開します。池袋に縁のあるフクロウや地名の由来とも言われる「丸池」など池袋が盛りだくさんの物語です。
【3D映像に連動したイルミネーションと噴水の演出】


『フクロウが飛び出す3D映像』に合わせて、公園全体のイルミネーションの光と公園中央の噴水をタイムサーバーで調整し、映像をご覧になる方が楽しめるように演出も見どころです。
人と音楽生成AIの共作によるオリジナル楽曲
池袋をモチーフにした映像を制作するので、BGMも池袋をテーマにした楽曲を制作。音楽生成AIに「池袋・イルミネーション・光・水」などのプロンプトを入れて生成した音源やSEを活用してオリジナルの楽曲を完成。耳に残るようなテーマフレーズはサックス奏者が演奏したリアルな音源を採用。人による演奏とAIが生成した音源で作ったオリジナル楽曲も映像コンテンツを盛り上げるポイントです。
【音源生成AIにイメージとなるプロンプトを入力】
【生成された音源を編集】


映像に合わせて流れる音楽は、音楽生成AI技術を使用し「池袋・イルミネーション・光・水」などのプロンプトで素材となる音源を生成し楽曲を制作しました。
ワクワクできる未来を作る「クリエイター&ITエンジニアプロダクション」として、地元池袋を盛り上げていきたい
エクストリームはクリエイターやエンジニアなど約500名以上が在籍する「デジタルクリエイター&ITエンジニアプロダクション」です。当社の企業コンセプトは「まじめに面白いを創る会社。未来の楽しいを造る会社。」です。このコンセプトには、みんながワクワクするような未来をつくりたい、そのためには妥協せず真剣に取り組もう、という思いが込められています。


お世話になった池袋を地元企業として盛り上げようと始まったイルミネーションも皆様のおかげで5年目を迎える事ができました。これからも皆様にたくさんの「楽しい」をお届けできるように邁進し続けていきます。


『池袋西口公園extremeイルミネーション』は2024年2月末日まで開園していますのでお近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。


■『池袋西口公園extremeイルミネーション2023』開催概要
点灯時期 : 2023年11月18日(土)~2024年2月29日(木)
点灯時間 : 16時~25時
開催場所 : 池袋西口公園(東京都豊島区西池袋1丁目)
URL   :
主 催 : 池袋西口公園イルミネーション実行委員会
共 催 : 池袋西口駅前商店会
後 援 : 豊島区 / 公益財団法人としま未来文化財団
協 力 : 池袋西地区まちづくり協議会 / 池袋西口商店街連合会 / NPO法人ゼファー池袋まちづくり
特別協賛 : 株式会社エクストリーム


■「extremeイルミネーションデジタルプログラム」概要
実施期間 :2023年11月20日(月)~2024年2月29日(木)
放映時間 :1日5回 約10分間 (16:30 / 17:30 / 18:30 / 19:30 / 20:30 )
※グローバルリングでイベントの予定がある時間は放映されません。
※映像に合わせて噴水が出る演出がありますのでお足元にお気をつけください。
※天候により噴水が出ない場合もあります。


■「夜空のVR遊園地」詳細
開園時期 :~ ~2024年2月29日(木)まで
URL:

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