職も食も奪い去った、ガーナの洪水被害への緊急支援をお願いします!

2024.02.26 23:22
CLOUDYの活動拠点であるガーナ国内での広域洪水被害の被災地への緊急支援に向けて、目標金額を達成することができました!子どもたちに十分な栄養のある給食を届け続けるため、畑の水没により不足する野菜を調達するための追加支援のために、ラストスパートのご支援をお願いいたします!【すべて水に沈んでしまった】
今、我々の拠点の一つであるガーナのアブイ・チタ村エリアは、2023年9月15日に政府の一方的な判断によって行われたダムの放水によって、甚大な浸水被害の影響を受けました。水が引かない畑。濁ってしまった上に異臭がする湖。農業や漁業を生業にしている住民がほとんどだったため、収入源を一夜にして失いました。
今回の放水は、異例の降水量が世界最大の人口湖・ヴォルタ湖を形成する「アコソンボダム」の最大稼働水位を超えてしまうことを恐れた政府が、ダムの決壊を回避するために実行したのです。
日本のメディアではまったくと言っていいほど報道されてないニュースですが、世界中を襲う気候変動がガーナにも影響を及ぼした深刻な結果です。
【被災から5ヶ月が経過して】
被災から5ヶ月を超えた今も政府の支援は被災地に行き届いてはおらず、浸水被害の水位が元に戻る目処も全く立たない中、明日への不安を抱えたまま今日生き延びることに注力せざるを得ない人々がたくさん取り残されています。また、収入源を絶たれたことの問題も深刻です。被災を免れた地域で日雇い労働の口を探してもなかなか仕事にありつく事ができず、途方にくれています。地域としての食糧の備蓄も底をつきつつあり、人々の不安は一向に解消されないどころか、むしろ増しているのが現実です。【NPO法人CLOUDY 代表理事 銅冶 勇人より】
動画がご視聴できない方はこちらのリンクからご覧ください。
【現地からの声】
インタビューの様子が現地から届きました。
【常に前を向いて生きる】
被災直後2m程の水位にまで畑が沈んでいたアブイ村。
今では漸く1.50m程まで水位が引き、村の人々は僅かなスペースでキャッサバの苗を植え始めることができました。畑も湖の状態も未だ悪く普段通りの食物を育てることは難しいですが、村の人々が団結してこの状況を乗り切ろうと頑張っています。村全体で今日を乗り切る為、一歩ずつ皆で前を向いてこの災害を乗り越えようとしています。
【CLOUDY FARMを直撃した洪水】
2021年から始動したCLOUDY FARMプロジェクト。2023年上半期は、大豊作となりました。プロジェクト立ち上げ当初から挑戦してきたものの、なかなかうまくいかなかったキャベツも、3度目の正直でようやく収穫することができていた、そんな矢先の水害被災でした。
CLOUDY FARMでの食農教育を通じて、畑で収穫できた栄養価の高い野菜を学校の給食に生かせることはもとより、野菜嫌いな子どもたちが自分たちで育てた野菜は特別で「美味しい!!」と笑顔で食べるようになったこと、そしてみんなで畑仕事に取り組むことでチームワークや友だちと助け合うことを学ぶなど、たくさんの収穫を得ることができました!そして、CLOUDY SCHOOLが所在する地域の子どもたちの健康診断の結果も、立ち上げから2年ほどで低身長・低体重の数値が大幅に改善するまでに至っていたのです。
そんな中、容赦無く洪水がCLOUDY FARMを襲ったのです。
被災直後の水深2mからは水位が下がったものの未だ1.50mの深さに沈んだままです。
学校給食の主食となる炭水化物の食材は辛うじて確保できているものの、CLOUDY FARMが水没し、昨年上半期の大豊作で収穫した野菜の備蓄は既に底をつきつつあります。
子どもたちに十分な栄養を届け続けるため、CLOUDY FARMが復興するまでの間、不足する野菜を調達するための追加支援に毎月20万円ほどが必要となります。
畑に広がる子どもたちの満開の笑顔を1日も早く取り戻すべく取り組んでまいります。【今日を生き抜くための、CLOUDYならではの緊急支援】
ガーナ現地にはCLOUDYのNGOメンバーが勤務しており、これまでの支援活動で積み重ねてきた住民の方々とのコミュニティや関係性があるからこそ、現地のニーズを汲み取った食糧支援や生活を支えるための支援を皆様のご協力のもと実施させていただきたく、本プロジェクトをスタートさせることにいたしました。
まず取り組むのは「CLOUDYならではの緊急支援」です。
・被災地域での食糧、水の提供
・被災地域での医療品および衛生用品の提供
・自立支援
地域住民との話し合いの様子【スケジュール】
2023年12月〜2024年2月 被災現地の住民や自治体からのヒアリングや状況把握
2024年2月〜 支援活動の実施期間
2024年4月 ガーナ現地からのお礼のメッセージ
2024年4月〜6月 月次の活動報告 【資金の使い道】
皆さまからいただいたご寄付は、現地のニーズを調査の上、被災地域での食糧、水、医薬品、衛生用品などの緊急支援に活用します。 また緊急支援後は、地域主導の中・長期的な復旧・復興支援を行います。
食糧支援:約260万円
生活支援:約200万円
交通費 :約40万円
(具体例)
3,000円のご支援で1家族5名の家庭へ25キロのお米とオイルを届けることができます。
10,000円のご支援でCLOUDY SCHOOLの生徒や近隣に住む子どもたちへの給食1日分に野菜を取り入れることができます。
10,000円のご支援で畑が復旧するまでの間、仕事を始める為の職業支援を1人に届けることができます。【最後に】
「Under the Same Clouds」
同じ雲のした、同じ時代を生きるわたしたち。アフリカ・ガーナは距離的には日本から近くはないですが、ダムの放流によって家が浸水してしまい、学校に通うのが困難になり、一生懸命耕してきた畑を瞬時にして奪われた彼らの喪失感は想像するに難くないはずです。ガーナ政府も被災者支援に向けて動き出しているものの、拡大を続けるその被災地に先回りして支援を届けることは至難の技。現場では被害の大小に拘らず、明日をどう乗り越えたら良いのか、今日すら乗り越えられるのか、そんな不安と対峙している人々が数え切れない程おり、1日も早い支援が必要です。誰1人取り残すことなく、1人でも多くの人に、支援を届けたい。
職も食も奪っていった洪水被害で不安な日々を送っている人々に、今日という日を安心して送れる日々を取り戻すためのご支援にご協力をお願いいたします!【私たちNPO法人CLOUDYおよびCLOUDYについて】
2010年に特定非営利活動法人CLOUDYを設立し、ケニアのスラムに住む子どもたちへの教育・雇用支援を開始。その後活動拠点をアフリカ・ガーナにまで広げ、2015年に雇用創出を目的としたファッションブランドCLOUDYをスタートし、今現在約630名のワーカーを雇用。現在7つの学校(幼稚園、小学校、中学校、職業訓練校)を運営。これまで約3,800人の生徒に教育の機会を提供してきました。「教育」「雇用」「健康」の三つの軸で、アフリカの自走を後押しするアクションを続けております。
ホームページ:
インスタグラム:
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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