全国のブランド牛を産んだ”沖永良部の母牛”を”超絶旨い肉そぼろ”に進化させたい!

2023.04.07 20:49
奄美群島の沖永良部島で、環境に配慮した畜産業に取り組む”要ファーム”です。これまで世界に誇る高級食材“黒毛和牛”を産んできた母牛に、私達が島の素材を使い独自に開発した餌を与えて高品質なお肉の生産に取り組んできました。今回はその母牛の希少部位を使い、超絶旨い”肉そぼろ”の開発に挑戦したいと思います!ネクストゴールにチャレンジします!
100%を達成いたしました!想像以上の速さで達成しましたことに、驚きと感謝で一杯です!本当に本当に皆様ありがとうございます!
そしてネクストゴールですが、思い切って150万円を目指したいと思います!
使用目的は、肥育部屋の環境改善の費用とさせて頂きます。現在、肥育部屋は簡易的に仕切られており、力の強い牛たちによって仕切りを曲げられている状態です。そこで頑丈な柵を取り付けることで牛のストレスを減らし、肉質改善を目指します。
ネクストゴール達成に向け、応援のほどよろしくお願いします!!

はじめに・ご挨拶
こんにちは、“要ファーム”の要秀人(かなめひでと)です。
僕は2015年に、奄美群島にある沖永良部島(おきのえらぶじま)へ移住してから牛と出会い、その魅力にどっぷりハマり、牛に生涯を捧げた牛大好き人間です!


僕が育てているのは、日本が世界に誇る高級食材“黒毛和牛”!

しかし、実は沖永良部島では黒毛和牛(=お肉)になるまで牛を育てる事はなく、その元となる”子牛”を育てるのが畜産農家の役目となっています。そして、お産の役目を終えた母牛は、離島独自の理由から、安価で島外に出荷せざるを得ないということが大きな課題となっています。


愛情込めて育ててきた牛を最後まで飼ってあげたい…。
そこで僕は、少しでも母牛の価値(=肉質)を上げるべく、島の恵みを有効活用したエコフィード(食品残渣等を使った循環飼料) でコストダウンを図りつつ、母牛の肉質改善に取り組んできました。


今回のプロジェクトでは、そんな母牛の色んな部位をふんだんに使って、一頭まるごとの旨味を詰め込んだ超絶オイシイ牛肉そぼろを商品化!
島の恵みが育んだお肉をよりたくさんの皆様にお届けしたいと思います!
牛肉そぼろ完成イメージ


そして今回一緒に商品開発に携わってくれるのは、先祖代々料理人の家庭で育った、妻の笑子(えみこ)です!
皆さまこんにちは、今回は夫が大切に育てた牛で商品開発を担当する要笑子です。
美味しく進化した母牛の希少部位や沖永良部特産の黒糖などを使い、強い旨味を活かした”ひとさじでご馳走になる”そんなそぼろを作ります!
普段は沖永良部島の食材を使った料理をインスタグラム”オベントパーラボ”にアップしていますので、そちらもぜひご覧くださいね!

プロジェクトに至るまでの取り組み
ブランド牛になる子牛を産んできた要ファームの母牛達
沖永良部島は黒毛和牛の一大産地!
しかし先ほど申し上げたとおり、沖永良部島では牛を肉になるまで肥育することがありません。
というのも、島内に200戸ほどある畜産農家は皆、“黒毛和種繫殖農家”。
産まれてから約8~9か月の子牛を島外のブランド牛肥育農家に出荷するお仕事です。
そしてお産の役目を終えた母牛も安価で島外へ売られてしまいます。
その理由としては、離島ならではの輸送コストの問題があります。
・肥育するには多くの餌が必要だが、島外から仕入れるのに輸送費がかかる
・島内に屠畜場(お肉にする施設)が無いので、島外に送る為に輸送費がかかる
・お肉になったものを島へ送ってもらうにも輸送費がかかる


そこで僕は餌代だけでもコストダウンできないかと考え、餌作りの専門家であるリファインホールディングス(株)と、沖永良部の特産品“キクラゲ”を栽培している沖永良部きのこ(株)、そして川内獣医師にアドバイスをいただきながら、島ならではのエコフィードの開発に取り組みました。
左から、リファインホールディングス㈱の牧野さんと横井さん、獣医師の川内先生
使用しているのは、キクラゲを収穫した際にこれまで捨てられていた茎の部分と、菌床となるサトウキビの搾りかすです。
これらを混ぜ合わせて発酵させることで、安価で牛に優しい、沖永良部の恵みがたっぷり詰まった餌を開発することに成功しました。
サトウキビの搾りかす(バガス)から育てられる沖永良部島のキクラゲ
キクラゲやバガスで作った”キクラゲ飼料”
そして、その餌を経産牛に与え肥育した“キクラゲ牛”の第一弾が2021年に完成しました!


ちなみに経産牛とはお産の役目を終えた母牛の事です。
若い牛よりどうしても柔らかさは劣るので美味しくないというイメージを持たれることが多いのですが、サシが少なくヘルシーで、旨味が蓄積されていて濃厚なんです!


実際に第一弾キクラゲ牛の成分分析をした結果、旨味成分であるイノシン酸が非常に高い値を示し、試食された方からは
「味が凄く濃い」
「噛んだ時口いっぱいに広がる旨味が特徴的」
「これは絶対リピートする」
「沖永良部の美しい景色が思い出される味」
など嬉しいご意見を沢山いただきました!
第一弾キクラゲ牛肉そして現在肥育している2頭目のキクラゲ牛は、前回よりもさらに美味しくなるよう工夫し、毎日愛情たっぷり込めて育てています!!




またこの取り組みにより、資源を無駄にせず環境に優しい島内循環産業が完成しました。
・沖永良部のキクラゲはサトウキビバガスを菌床にして栽培
・キクラゲ収穫後の残渣とサトウキビバガスを牛の餌にして肉ができる
・牛の糞は堆肥化することで畑の栄養となり、サトウキビが育つ
そして今回牛肉そぼろにチャレンジするのは、さらに付加価値を創出することでキクラゲ牛事業を持続可能なものとし、この島内循環モデルを継続したいという想いからです。
そして自分の牛をより沢山の方に楽しんでいただき、沖永良部の恵みがたくさん詰まった“沖永良部産の牛肉”を全国に発信できれば嬉しいです!

僕が牛飼いになった理由と今後実現したいこと
僕が生まれ育ったのは兵庫県尼崎市。大阪市に隣接する工業の街で、周りに農家の知り合いも無く、食べ物がどうやって育つのかも知らずに生きていました。

そんな僕の人生を変えたのは、2011年の東日本大震災です。

テレビでは、物流が混乱し、買い占めが起きている東京の様子が映し出されていました。一次産業の無い都会で暮らすことの恐ろしさを目の当たりにした僕は、食に興味を持つようになり、最終的に「食べ物ぐらい自分で作れなきゃいけない」という結論に達しました。
そして農家になるため、2015年にルーツのある沖永良部島に移住しました。


移住後僕は色んな農家さんを経験させて頂きましたが、その中でも圧倒的に魅了されたのが“牛飼い”です。
ある日知人の父が入院するからと、一人で牛の世話を任されることになりました。
しかし牛を間近で見るのも初めてで、もちろん餌の量も知りません。
適当で良いよと言われたものの、人様から預かった命を一頭たりとも死なせる訳にはいかないと、必死で勉強しました。
するとだんだん奥深さにのめり込むようになり、初めは近づくのも怖かった牛たちのことを愛おしく思うようになりました。
そして僕は思います。
「これは天職だ!!」
僕は覚悟を決め自分の牛を購入し、2017年に畜産農家として新規就農することができました。そして去年は牛舎も完成!
毎日癒されながらできる牛飼いという仕事は、全く飽きません。これぞ本当の商い!
完成した夢のmy牛舎
今後の展望として、より島の畜産業を盛り上げたいと思っています。
たまたま僕はラッキーが重なって畜産業を始められましたが、ゼロから新規参入するにはハードルが高いお仕事です。後継者不足も問題になっていて、農家戸数は年々減少しています。
先人たちが築いてきた子牛生産の知恵や血統は一度失われたら元には戻らないので、僕たちの世代はそれを守っていく為にどう動くべきなのかを考えなければなりません。
そこで僕は、子牛生産だけではなく新たな畜産業の可能性を見出すことで新規参入や跡継ぎのハードルを下げることが出来るのではないかと考え、キクラゲ牛や今回のプロジェクトにも全力で取り組んでいます。
牛と人が共に暮らす島の風景を子や孫の時代まで守っていけるよう、これからも奮闘していきたいと思います。



資金の使い道
調理用品:50,000
試作代・材料代:80,000
運搬用冷凍庫:100,000
デザイン・パッケージ等:183,000
成分分析等:50,000
リターン品代:350,000
CAMPFIRE手数料:187,000

リターンについて
〇支援者の皆様への感謝のお手紙:3,000円
〇沖永良部きのこ㈱の乾燥キクラゲ80g+感謝のお手紙:3,000円
〇超絶旨い牛肉そぼろ1個(100g瓶)+感謝のお手紙:5,000円
〇超絶旨い牛肉そぼろギフトセット(そぼろ100g瓶2個セット&沖永良部きのこ㈱の乾燥キクラゲ80g)+感謝のお手紙:13,000円
〇子牛の名付け権と出荷までの定期報告:20,000円
〇牛肉ブロック各種(約2kg)※数量限定!:23,000円~50,000円
〇キクラゲ牛の裏側を巡るツアー(2名様~):80,000円
new!!〇沖永良部島のシマ桑青汁(粉末タイプ100g):2,500円
new!!〇”要ファーム厳選”沖永良部が詰まったBBQのお供セット:5,000円

実施スケジュール
プロジェクト遂行の流れは、以下のとおりです。
・2022年9月~ 要ファームの母牛を肥育開始
・2023年3月~ 市販の経産牛で試作開始
・2023年3月末 鹿児島本土で屠畜・解体、クラファン開始
・2023年4月下旬 肉となり沖永良部島へ
・2023年4月下旬~ 実際の肉を使い試作、数名から意見をもらい微調整
・2023年4月末 クラファン終了
・2023年5月頭~ リターン品順次発送
・2023年7月 牛肉そぼろ完成!
・2023年8月 リターン品発送完了

最後に
僕は黒毛和種の生産者として、毎日休むことなく命の事や食の事を考えています。今回のチャレンジは僕の想いを多くの皆さんに届けられるチャンスだと思っていますので、この機会を頂けたことに本当に感謝しています。
ぜひ最後まで応援の程よろしくお願い致します!




<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

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