国内外で高い評価を得ている現代美術作家、石田智子。
紙撚（こより）を幾層にも重ね合わせ、幻想的で美しい独自の世界を創り出しています。
この石田智子の作品を、神戸を中心とする関西の方々にご覧いただきたく、展覧会を開催いたします。
終了日：12月20日です。ご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。プロジェクト概要
福島から神戸へ 石田智子展「おのずから」
日時：2023年2月4日（土）〜2月12日（日）10:00〜19:00（最終日は 〜16:00）
月曜休館
会場：デザイン・クリエイティブセンター神戸（KIITO）2F ギャラリーC
神戸市中央区小野浜町1-4
入場料：無料
主催：神戸アート＆ミュージック
石田智子の作品は工房やアトリエで仕上げたものを展示するのではなく、会場の空間の特徴を活かした展示方法や演出を考えながら現場で制作されます。そのため、展覧会開催期間の1週間前から会場をレンタルし、併せて作家と制作スタッフの交通費・滞在費が必要になります。また、会場は気軽に訪れることのできるオープンなスペースであり、アートに関心のある幅広い方々にご覧いただきたく入場料は無料に設定しました。
プロジェクトにかかる費用をクラウドファンディングのAll-in方式で集めたいと考えています。
リターンは、開催日前日の特別内覧会ご招待、作品の写真をデザインした限定品カレンダー・ポストカードなど、このプロジェクトでしか手に入らないものをご用意しました。
ご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。
※各写真は過去の作品であり、今回の展覧会に向け制作する新たな作品をご覧いただきます。
主催者よりご挨拶
石田智子さんと出会ったのは、関西でファイバーアーティストとして布を使った制作活動をされていた頃です。その後、1991年に結婚され福島県三春町の福聚寺に生活の場を移しました。禅寺での日々の生活の中で出会うお供え物の包装紙がきっかけとなり、紙撚（こより）による作品を制作するようになりました。
紙撚（こより）を幾層にも重ね合わせて独自の世界を表出させる作品は国内外で受賞を重ね、個展も多数開催されています。いくつかの展覧会を訪れその幻想的で美しい世界に魅了されました。その作品は工房やアトリエで仕上げたものを展示するのではなく、会場の空間の特徴を活かした展示方法や演出を考えながら現場で制作されます。展覧会期が終われば消えて無くなってしまう、いま、ここにしか存在しないものです。
この唯一無二の作品を、神戸を中心とする関西の方々やアートに関心のある方々に観覧していただきたく、開催の準備を進めております。石田智子の世界をぜひ体験していただきたいと思います。
神戸アート＆ミュージック
代表 中島 三併
作家よりメッセージ
福島から神戸へ
神戸と福島は、大きな震災を経験しました。あのとき、皆が目の前の現状を見て愕然とし、困惑と恐怖、そして絶望を感じたと思います。普段の生活では意識しませんが、究極の悲惨な状態から踏み出そうとするとき、その最初の一歩が出る方向や大きさは、個々の経験や環境などその人を取り巻く全ての要素で規定され、その人をしぜんに押し出すのではないかと思うのです。
さまざまな処からやって来た紙が私の手の中で撚られ、その紙撚（こより）が手を離れ、互いに繋がり周囲に依存しながら自立します。新たな場を得て「おのずから」形が出来てゆきます。今回の場で「おのずから」どうなるのか、私も楽しみです。
福島県三春町
石田 智子
神戸アート＆ミュージックについて
神戸アート＆ミュージックは、神戸を中心とする兵庫県〜阪神間の方々に極上の芸術を届け、楽しんでもらいたいそんな思いから2017年1月に設立しました。 同年2017年から、2018年、2019年まで、The TRIO in Kobe「真夏の夜のJAZZ」を開催いたしました。歴史に名を刻む “ジャズ・ベースの王者” ロン・カーター、今最も売れっ子の “リズムの申し子” ルイス・ナッシュ、そして、日本を代表する名ギタリスト、山口 武。３人の超一流プレイヤーが織りなすライヴは、多くのジャズファンを魅了しました。
2020年以降コロナ禍のため活動を休止しておりましたが、旧知の現代美術作家、石田智子の作品を神戸から紹介したいと活動を開始いたしました。
KIITOについて
会場となるデザイン・クリエイティブセンター神戸（愛称：KIITO／キイト）は、デザインを人々の生活に採り入れ、より豊かに生きることを提案し、神戸だけでなく世界中をつなぐ、デザインの拠点となることを目指して開館した施設です。年間を通して、デザインやアートにまつわるゼミ、レクチャー、展示、イベントなどが開催されています。
ゴシックを基調とした地上4階建ての建物は、1927年に建築された神戸市立生糸検査所（旧館）をリノベーションしたもので、近代日本の産業や文化を輸出し一時代を築いた当時の趣が感じられる空間です。
一般の美術館とは違ったオープンなスペースで、石田智子の新たな試みが、どのような作品となって生まれるのか楽しみです。
資金の使い道
会場利用費、作家とスタッフの交通費・滞在費、案内DM・リターン品制作費、CAMPFIRE手数料など
リターンについて
特別内覧会ご招待、作品の写真をデザインした限定品カレンダー・ポストカードなど、このプロジェクトでしか手に入らない体験と限定品をご用意しました。
10,000円コース：作家に会える！開催日前日（2023年2月3日午後予定）特別内覧会ご招待＋限定カレンダー＋限定ポストカードセット
特別内覧会では、最終仕上げの工程をご覧いただけます。また、作家からお話を直接聞くことができます。
限定カレンダー＋限定ポストカードセットもお届けします。
3,000円コース：石田智子の作品をデザインした限定カレンダー
2022年12月〜2024年1月までの7枚綴、A4サイズで、壁にかけやすい穴あき冊子型カレンダーです。
2,000円コース：石田智子の作品をデザインした限定ポストカード（5枚セット）
実施スケジュール
2022年11月初旬 クラウドファンディングスタート
2022年12月20日 クラウドファンディング終了
2022年12月1日から 順次リターン発送
2023年1月28日～3日 会場設営、作品制作
2023年2月4日～12日 展覧会開催
最後に
この度のプロジェクトにて、多くの皆様にお会いできることを楽しみにしています。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
