写真家・⼤辻隆広が静と動で表現する、メルセデスAMG GT 43 4MATIC+の官能美と疾⾛感

今回撮影したメルセデスAMG GT 43 4MATIC+はAMG独自開発によるスポーツカー。ハイパフォーマンスな性能を持ちながら、官能的なデザインと広い室内空間、4ドアの利便性を兼ね備えて使い勝手も追求した、まさに日常を非日常にしてくれる一台だ。
女性の撮影において身体のパーツにグッと寄る美的感性で注目を集めている⼤辻さんがクルマに美しさを感じる瞬間は、自身が運転する際、横を颯爽と通り過ぎる様々なクルマの走る姿。特にボディ全体が見える時だと言う。そこから考えたテーマが“静と動”を軸に撮影すること。
疾走感と美しい流線形のクーペフォルムを表現した“動”の写真。メルセデスのレーシングテクノロジーが惜しみなく注ぎ込まれ、3リッター直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し367馬力・500Nmの出力を持つ力強い走りも見て取れる。
大辻さんは「都内から郊外へ移動する道中、トンネルや自然を背景にして撮影しながら眺めたメルセデスは、パワフルながらも運転者を目的地へ流れるように運ぶ美しいクルマだなと感じました」と語った。

ヘッドライトやリアランプ、ホイールなど、ラグジュアリーが宿るエクステリアの細部に注目した“静”の写真。大辻さんは普段人物撮影で意識している、モデルのチャームポイントを見つけるようにクルマをじっくり観察しながら撮影を行ったと言う。「光が反射して綺麗な角度やセクシーだなと思う箇所を自分なりに捉えてみたんです。このクルマは引いても寄っても美しい流線形のデザインで成り立っていて、デザインの軸が一貫していることに気が付きました」
撮影後は実際に運転も行った大辻さん。スポーティなドライブアクションに最適な新世代のAMGパフォーマンスステアリングホイールを握りながら、確かな操舵性と安定性に感心していた。
「乗り心地もやはり抜群。滑るように道路を走りますね。選んだモードに合わせて走りが変わる『AMGダイナミックセレクト』の機能が新感覚で面白い。職業柄、いつも大量のカメラ機材を愛車で運ぶのですが、このクルマはスタイリッシュな見かけによらず荷台が大きいのが嬉しいポイント。撮影中、エクステリアの至るところにスリーポインテッド・スターのデザインが散りばめられていることに気が付いたのですが、運転してみて、確固たる自信がある証なんだと思いました。今回は、メルセデスの魅力を知るための良い経験になりました」
撮影当初「クルマはあくまで移動手段」と語っていた大辻さんだったが、撮影中はシャッターを切るのに夢中になっていた。メルセデスAMG GT 43 4MATIC+は、パワフルかつ快適な移動とともに、撮影のインスピレーションも運んでくれたようだ。

大辻隆広 ／ Otsuji Takahiro
福井県出身。石黒幸誠氏に師事後、 2007 年独立。雑誌や広告のほか、写真展やプロダクトの製作など、ブランドや企業 とのコラボレーションも度々発信している。
https://www.instagram.com/photsuji/

Mercedes-AMG GT 43 4MATIC+（ISG搭載モデル）
モータースポーツにおける豊かな経験から導き出されるスポーティでパワフルな加速力と高効率性、そして日常使用時の極上の快適性を妥協することなく併せ持つ、AMG独自開発の4ドアクーペ。正確なハンドリングが堪能できるAMG RIDE CONTROL+エアサスペンション、AMGドライブコントロールスイッチを備えた「AMGパフォーマンスステアリング」のほか、音声で操作可能な「MBUX」に手のジェスチャーでさまざまな操作ができる「MBUXインテリア・アシスタント」なども標準装備。