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試行錯誤を積極的に!誰もが声を発せる、活気ある会社の作り方
J-WAVE
2019.09.19 00:00
J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で様々な企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。

8月12日・月曜日~15日・木曜日の放送では、システム開発やビッグデータの分析、IoTシステムの開発などを手掛ける、アクロクエストテクノロジー株式会社の取り組みについてご紹介しました。

神奈川県横浜市に拠点を置くアクロクエストテクノロジーは、社員80人という規模ながら、福利厚生制度など200以上の取り組みを導入し、そのユニークな発想で組織にまつわる数々の賞を受賞。そして、その制度はすべて皆で決めるという形が取られています。「MA」(Meeting of All Staff)と呼ばれる月例の全体会議では、全社員が参加して、経営陣も社員も同じようにプレゼンを行い、提案、全員の賛成が得られない限り、採用されないという仕組み。また、導入後も3か月で存続するかを皆で審議するというもの。

時代と共に制度もどんどん変化しているというアクロクエストテクノロジーですが、こういった仕組みを導入したきっかけは、社長が以前にいた会社で意見を言って直訴したところ、即クビになったという経験からなんだとか。社員全員が意見できる会社を作り、風通しのよい職場こそがその人の能力を発揮できると考えたことからなんだそうです。
社長自らの経験から、固定概念にとらわれない自由な会社づくりを目指したアクロクエストテクノロジー、MA導入の27年前には、意見が出てこない、上司の意見に従ってしまう、などの問題もあったそうですが、徹底した社員教育により、今では自由に意見を言うアクロクエストの目玉制度の一つとなり、こういった制度を理由に入社を希望する学生も増えているそうです。
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2日目の放送では、そんなアクロクエストテクノロジーの制度を支える仕組みにフォーカス。制度の運営・管理をするために設けられているのが「フィクサー・グループ」という役割。実際にその制度が使われているのか、運営が滞っていないかなどチェックしながら制度を進めていくというフィクサーたちですが、エンジニアの中でもそういった作業が得意な社員が自発的に役割を担っています。様々な社員たちの特性を見ながら、一人一人にあった役割を配分してアクティビティなどを運営することで社員もやりがいを感じ、会社としても経営効率が良いのだとか。

それぞれが得意な分野で活躍する働き方・・・そんな実質的な考え方が根付いているようですが、この会社の社内制度の中でも最も注目されているのが、社員の給与を社員全員が査定するという「ハッピー査定360」という制度。
それぞれの特性を見たり、査定の中で話したりすることで、新しい能力が見えてきたり・・・。上司の評価だけでなく部下や新人など、全員から評価が得られるというこの公平なシステムは、成績だけでなく、仕事へのスタンスや人間力なども、みんなで査定することで給与という数字の前にその人の能力や成長を正しく評価する仕組みとなり、仕事のやりがいにつながっているようです。
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3日目の放送では、アクロクエストテクノロジーの社風についてとりあげました。
新人は、基本7時に退社で残業なし、配偶者誕生日休暇など、様々な福利厚生制度が設けられているというアクロクエストテクノロジーですが、仕事がハードなイメージのIT、エンジニア業界において、それを実現できているのは、社員同士が支えあう意識が確立されているから。新卒採用率が85%というこの会社では、内定が決まった時点から研修を行い、足を引っ張り合うのではなく助け合い、とことん話し合うという姿勢で、お互い愛情を持って仕事をするマインドセットが確立されているようです。

「ちょっとウエットで、本質主義」というアクロクエストテクノロジー、他にも誕生日の社員に他の社員が1人ずつ、一輪の花をプレゼントするという「花一輪」という制度があったり、シェアハウス型の寮が複数あり、寮に入らない社員も通勤15分圏内に住んでいたりと、家族的な部分もしっかり残りつつ、本質を極める、新たな会社の形が作られているようです。
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最終日の放送では、社員の意識の作り方、また今後の展望について伺いました。
「中小企業にとって、社員教育はファーストプライオリティ」として、内定時から社風や会社の価値観を教える社員教育を行なっているというアクロクエストテクノロジーでは、単なる自営業者の集まりではなく、会社全体でものごとを考える意識が高まり、自然と同じ方向性を見るようになるといいます。
意見があれば全員が、皆の意見を聞きながら試行錯誤しながら作り上げる会社づくり。今回お話を伺った取締役副社長の新免玲子さんは、今後は更に心にうったえかける仕組みを作っていきたいとお話されていました。

最後に、4日間に渡ってご紹介してきたアクロクエストテクノロジー株式会社の取り組みから
番組が導き出した「WORK SHIFT」のヒントは、『試行錯誤に躊躇せず、社員と一緒に攻めの姿勢で!』でした。

誰もが声を発せる場を作り、どんなアイデアでも全員で提案し、全員で決めていく。そういったチームワークの姿勢から、一体感が生まれ、業務、そして制度共に、最先端の攻めの取り組みが実現されているようです。

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