不動産業界のイメージを変える!女性が生き生き働ける場づくり

2019.06.19 00:00
J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で様々な企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。

5月27日〜5月30日の放送では、ケイアイスター不動産株式会社についてご紹介しました。

1990年の創業。
関東を中心に、不動産の販売を行っているケイアイスター不動産株式会社。「女性活躍推進」「働き方改革」に、創業当時から取り組み、「不動産業」という、男性の比率が多い職種でありながら、女性活躍推進に優れた企業として、経済産業省、東京証券取引所から、「なでしこ銘柄」に選定。さらに、外国人実習生の積極的な採用を行うなど、先進的な取り組みを進めています。

初日、月曜日は、ケイアイスター不動産が取り組む「女性活躍推進」に注目!
執行役員の千田悠可さんに伺いました。各部署の女性を集めた、女性活躍推進チーム「K女未来プロジェクト」の発足。中間管理職向けの「ダイバーシティ・マネージメント研修」の実施。「女性向けセミナー」の開催など、様々なアクションを起こしているケイアイスター不動産。「ダイバーシティ・マネージメント研修」では、中間管理職と、若手・女性社員とのコミュニケーション・ギャップを解決。さらに、建設現場の「女性監督用作業着」を作成するなど、女性が活躍できる環境を生み出しています。

そして、「働き方改革」の取り組みについて伺ったところ、妊娠、育児、介護と、仕事の両立を考える社員のために、「時短勤務制度」「時差勤務制度」、特定の部門に限り「在宅勤務制度」を取り入れているそう。「時短勤務制度」と「時差勤務制度」は、お子さんが小学校を卒業するまで利用することが出来るそうです。
その結果、産休・育休からの復職率「100%」。制度の充実、そして、復職し、働いている先輩達の存在も大きいようです。
2日目は、ケイアイスター不動産が、企業の枠を超えて開催している、働く女性を応援するコミュニティー「ふどうさん女子」の取り組みに注目!
取締役の真杉恵美さんにお話を伺ったところ、男性のイメージが強い不動産業界を、女性にも身近に感じて欲しいとスタートした「ふどうさん女子」。不動産や住まいに関わること、女性の働き方などをテーマに、月一回、銀座でイベントを開催。「新生活に女子が試してみたいサブスク」「5分で人を呼べる部屋づくり」「リノベーションの魅力にせまる! 20代から考える、あなたに合ったおうち探し」など、毎回、様々なテーマを設け、女性の目線で学び、共有できる場になっているそう。

イベントに参加されているのは、不動産業界で働いている女性が多いそうですが、金融関係や、製造業、サービス業で働く女性も参加されているそうです。不動産の企業だからこそ、住宅の購入などを含んだ人生計画のアドバイスなど、より具体的な内容が好評のようです。何より、こうしたコミュニティーの存在自体が、女性にとっての大きな安心感。より良い「働き方」へと繋がっているようです。
3日目は、数年前からスタートしたのが、「外国人実習生」の積極的な採用に注目!
取締役の真杉恵美さんによると、職人不足の解消を目指し「外国人実習生」の積極的な採用をスタート。基礎工事、大工、内装、設備、建築に関わる職人の育成を行っています。技術向上のため、群馬県・伊勢崎市に研修施設を構え、「外国人実習生」の皆さんが、若き職人として、日々、職人を目指し、技術の習得に励んでいるそうです。
また、運転免許、日本語検定などの、積極的な資格取得を推進した結果、国土交通省から「2018年度 優秀外国人建設就労者表彰」にも選ばれています。

「外国人実習生」を積極的に受け入れたことで、企業、そして不動産の現場に生まれた“変化”について伺ったところ、研修施設での、異文化交流や、取引先の企業もいる現場では、技術を教えたり、会話をしたりと、積極的なコミュニケーションの場が生まれたそう。「技術」を伝えるだけではなく、相手の「文化」に触れ、理解し合う、こうした「コミュニケーションの場」が、「外国人実習生」にとっても一番の自信につながるのではないでしょうか。
最終日は、さらなるケイアイスター不動産株式会社の取り組みに注目!
まず伺ったのが、「ペーパーレス化」と「IT化」。まだまだ“アナログ”な部分、作業が多いという不動産業界ですが、こうした取り組みを積極的に進めることで、仕事を効率的に。結果、子育てをしている女性社員も、働きやすい環境に。
さらに、先進的な「改革」を進めてきた中で生まれた「変化」について伺うと、取引会社、お客様など、社外の方から「女性活躍が進んでいる企業」との評価をいただくようになったこと。また、女性社員のキャリアアップに対する意識の変化や、経営層のダイバーシティ概念の浸透、男女関係なく、個人を評価していく職場環境が生まれてきたそうです。

これまでのお話から導き出す「WORK SHIFTのヒント」は・・・『働き方改革は、社内から“業界”、そして“社会”へと広がっていく!』

様々な取り組みを実践し、社内だけでなく、社外へと発信をしている、ケイアイスター不動産株式会社。不動産業界、そして他の業界からも注目を集める企業として、より良い「働き方」の輪を広げています。