J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で様々な企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。
7月23日・月曜日~26日・木曜日の放送では、株式会社ビザスクが提案する新しい働き方、そして自社のユニークな福利厚生制度をご紹介しました。
日本最大のスポットコンサル業務を展開するビザスク。副業元年とも言われる今年、様々な形で働き方のバリエーションが増える中、スポットコンサルは、効率的に情報を入手したい利用者、そして、余った時間を有効に使いたい登録者と、両者にとって効率的に仕事を進めるための手段となっています。そんな新しい働き方を提案する事業内容と共に、自社の働き方も、新しい会社の形を体現しているビザスク。もともと、代表取締役の端羽英子さんは、子育てと仕事の両立を図るために起業されたそうで、設立当初から社内では、フレキシブルな働き方が定着してたんだそう。
社員それぞれのライフスタイルも大切にする働き方やそれぞれが生き生き働ける環境を模索するところに「ビザスクらしさ」があるようです。
2日目の放送では、株式会社ビザスクのユニークな福利厚生制度に注目。その制度とは・・・「家事代行制度」。月に2回家事代行サービスが会社負担で受けられるというもので、既婚者から独身の社員まで、社員誰もが利用できるという制度。もともとは、仕事に集中してもらうために、家事のストレスを少しでも軽減できたら・・・という発想からスタートしたそうですが、ライフスタイルを充実させるためにも役立っているそうです。
掃除だけでなく、料理の作り置きをしてもらったり、一週間分の洗濯をお願いしたり、また、ホームパーティーの料理をお願いするケースなどもあるそうですが、仕事意欲の高い社員が、更に仕事に集中できる環境作りを実現する福利厚生制度となっているようです。
3日目の放送では、株式会社ビザスクの勤務時間に注目しました。
「働き方改革」という言葉が浸透する以前から自由な働き方を導入しているビザスクでは、勤務時間は、エンジニア職は、裁量労働制で出社時間は自由。また、ビジネス職の社員は、10時から19時の時間管理型ではあるものの、子供が病気の時などは、リモートワークを取り入れたり、自分のライフスタイルに合わせて勤務時間をシフトしたりと臨機応変に対応されているそうですが、そんな中で、社員同士の助け合いの気持ちや感謝の気持ちも生まれ、団結心も高まっていると言います。
そんなフレキシブルな働き方を体現するビザスクですが、やはり、集まって話し合うことで生まれるものも大事にされているそうで、一年に一回、全社員参加の合宿を実施。その中で、社員側から生まれた会社の理念とも言うべき、新しい「VALUE(バリュー)」は・・・「自由を自覚しているか!」。「自由」と「好き勝手」を勘違いせず、自由に甘んじない姿勢で取り組む意欲が芽生えているようです。
最終日の放送では、株式会社ビザスクの人事を担当されている山本彰人さんに、福利厚生制度のあり方について、また導入のポイントなどを伺いました。
福利厚生はその会社の社風を表す一つの手段でもあると共に、社員を大切に思う気持ちを伝える手段にもなっていると語る山本さんですが、ビザスクが考える福利厚生制度のポイントは、「誰もが利用できる制度であること」また、導入のポイントは、「会社の思いを伝えること」「とりあえず導入してみるという姿勢」でした。実際に、家事代行制度もとりあえず3か月の試行期間として導入したところ、定着したということですが、ダメだったら変える、そんな勇気も必要だとお話されていました。
最後に、4日間に渡ってご紹介してきた株式会社ビザスクの取り組みから番組が導き出した「WORK SHIFT」のヒントは、『フレキシブルなマインドで、誰もが輝ける職場づくり』でした。
福利厚生も働き方も、それぞれが輝ける場や時間を創出する手段。そのためには、場面場面で合理的に、フレキシブルに対応する、そんな姿勢が重要になってくるのかもしれません。