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ピアボーナスから見えてくる新しい働き方、報酬の形「Fringe81」編
J-WAVE
2018.07.11 00:00
J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で様々な企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。

6月18日~6月21日の放送では、インターネット関連事業を行うFringe81が開発した新しいボーナスの仕組み「Unipos」についてご紹介しました。

仕事の成果に対して、社員同士が、ボーナスを送りあうというピアボーナス(成果給)の仕組みを簡単に実現するサービス「Unipos」。
社員は、会社から月4000円分の権利を支給され、その中から、素晴らしい活躍をした仲間や協力してくれた同僚、他部署のスタッフなどに、10円から100円という少額のボーナスを称賛の言葉や感謝の気持ちと共に贈れるというシステム。ネット上の掲示板のような形で、その活躍へのほめ言葉や感謝の言葉を書き込むため、その投稿に共感した他の社員も「いいね」のような「拍手」機能を通して、便乗して追加ボーナスを贈れるようになっています。
Fringe81代表取締役CEOの田中弦さんにお話を伺ったところ、もともとは、どんどん社員が増えていく中で、それぞれがどんな仕事をしているか把握するために作ったというこのシステムですが、あえて報酬を「お金」にすることで、より送り合いやすく、喜びも大きいものになっているそう。
給料日や給与明細が楽しくなる、そんな仕組みで、また、人と人とを繋ぎ、社内のコミュニケーションも良くなり、お給料もちょっと増えるという嬉しい事づくしの制度になっているようです。
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2日目は、このUniposで得られたもの、またその特徴について伺いました。
「ありがとう」の気持ちや、「すごい!」と言った賞賛の言葉と共に、平均、月3000円程度のボーナスが得られるというUniposですが、この「3000円」は単なる「3000円」ではなく、100人程度の人から寄せられたボーナスによって構成されていて、嬉しさの価値は、実際の金額の何倍にもなるというもの。貰っていかに嬉しいか、また、金銭をいかに気持ち良くやりとりするかにこだわったというシステムで、導入後は、経営陣もより社内のことを知ることができ、社内の雰囲気も変わっていくといいます。現在、100社以上の企業で採用されているUnipos。導入により離職率の低下も期待されるということですが、あくまでも「お互いをもっと知り会うためのツール」であり、この「社内を繋ぐツール」で、「より良い会社作りに繋げて欲しい」とFringe81代表取締役社長の田中さんもお話されていました。
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3日目は、実際にUniposを利用している社員の方の声をご紹介しました。
面識のない社員や、他部署の社員からも、ボーナスをもらえるというこのシステム。
Unipos株式会社で広報を担当されている柳川小春さんも、実際に指導をしていたインターンの学生からUniposをもらった時は、本当に嬉しく、自信にもつながったそう。
また、広報の仕事の面でも社内の仕事内容や成果を随時知ることができたり、社員165名のパーソナリティーが、より身近に感じられるようになったりと大助かりのようですが、他にも、他の社員の活躍を知ることで、刺激を受けたり、励みになったり、実際の金額以上の価値が生まれているようです。
そして、最終日の4日目は、Uniposを通して考える、新しい働き方や報酬のあり方についてご紹介しました。
これまでボーナスといえば、上司の査定などにより決まるものであり、感謝の気持ちなどは、一対一で贈りあうものだったところ、社員全員の前で褒められたり、感謝されたり・・・またその成果を更に他の社員も褒め称えたり・・・現在、100社以上で採用されているというこの「Unipos」ですが、ホテル業界や医療系など、職種が多岐にわたる分野での導入が進んでいるようです。

年功序列、成果制度と給与や報酬の体系にも変化が生まれる中、時短やリモートワークなど、働き方も多種多様となり、「企業」としての団結が薄れていく風潮にあるという現代。
ですが、テクノロジーの進化によって、より手軽に、社員同士が誉めあい、報酬を贈りあうことができるUniposのようなツールを使えば、団結心が高まり、企業としてのパワーアップにも繋がるといいます。

そんなお話から導き出す「WORK SHIFTのヒント」は…『“社員同士が誉めあうことで、やりがいも企業力もパワーアップ”』

利益の分配の仕方も働き方も自由になっていく中で試される「企業のあり方」。
ですが、「こんな時代だからこそ、会社やチームで働く事の良さを感じられるはず」と語る代表取締役の田中さん。テクノロジーの力を借りて、より手軽に褒めあうシステムを作り上げる事で、ポジティブな気持ちに溢れた、より良い会社作りに繋がっているようです。

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