J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で様々な企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。
5月7日・月曜日~5月10日・木曜日の放送では、WebマーケティングのコンサルティングからWebプロモーションの新しい形のソリューション「wonder」などを提供するヴァンテージマネジメント株式会社の働き方を紹介しました。
今年1月にヴァンテージマネジメントは働き方の指針の1つとして「wonderful宣言」を発表しました。「働くのが好き」という志を優先し、「残業禁止」といったルールを会社が定めるのではなく、人生を含めてWONDERFULな働き方を社員・スタッフ それぞれが考えて実践していくことを目指しているそうです。このwonderful宣言では、リモートワークなど、さまざまな働き方を認めているそうですが、初日の放送では「インプットデー」という制度に注目しました。お話を伺ったwonderカスタマーサクセスチーム :臼井貴紀さんによると、この「インプットデー」は、1か月に1回、就業時間中に「何をしてもOK」という自由時間を認める制度で、それぞれが自分に必要な知識を学んだり、イベントに出かけたりできる、というもの。仕事とプライベートを分けて考えるだけではなく、仕事もプライベートも“共に楽しむ”というスタンスが、こうした制度の誕生につながっているようです。
2日目の放送では、ヴァンテージマネジメントにある豊富な「制度」に注目しました。
その数、なんと約40。社員をサポートするということが、本質的な目的ではあるものの、ヴァンテージマネジメント:Web&AIパートナーカンパニー・チーフで人事部門も担当されている 赤羽隼弥さんによると、豊富で、ユニークな制度を設けることで、会社に興味をもってくれる「人材」を増やしていきたい、ということも狙いなんだそう。その制度の1つが「お昼寝」。社内には男女別々に設けられたベッドが完備してあり、ちょっと疲れた時、お昼ご飯の後など、自由に仮眠をとることが認められており、実際にマネージャークラスの立場の方も、こうした制度を実践することで、若手の社員も制度を使いやすい雰囲気が広がっているそうです。長い方では2時間程度、お昼寝をする方もいるんだとか。
3日目の放送では、約40ある豊富な制度を「知識」と「金銭」をテーマにご紹介しました。
まずは「知識」。ヴァンテージマネジメントには、社内図書館が設置してあり、約700冊の本を自由に借りることができるようになっています。こうした本は、会社の代表から社員それぞれが提供しているそうで、会社の仲間がどんな本を読んでいるかを共有することで、考え方を合わせることができるようになったり、コミュニケーションのきっかけにもなっているそうです。「金銭」面でのサポートも豊富で、自転車通勤の社員への“チャリ通手当”や、月1回、1500円までランチ代を会社が負担したり、また、出産など家族が増えた場合の手当も拡充しているそうです。
社員の家族構成など、それぞれが暮らす環境へ配慮することで、これからの将来に対する不安を会社がサポートして解決していく制度を整えているそうです。
最終日の放送では、こうした豊富な制度が、どんな成果を会社にもたらしているのか?に注目してお届けしました。
人事部門も担当されている赤羽さんによると、こうした充実した制度が、=(イコール)企業の魅力の1つとなり、新しい人材を獲得する際に会社を知ってもらうきっかけにもつながっているそうです。会社をマネジメントする立場にあるヴァンテージマネジメント・経営企画室 兼、Web & AIパートナーカンパニー 、プロダクトマネージャーの左京知久さんは、会社のビジョンとして「優秀な人材が集まるプラットフォーム」を挙げており、こうした制度が「その受け皿になる」とお話してくださいました。
4日間にわたってヴァンテージマネジメントの「働き方」を紹介してきましたが、今週のお話から導き出す導き出した「WORK SHIFT」のヒントは『“社員の充実が、新規人材の獲得にもつながる!”』でした。
約40に及ぶ「会社の制度」は、現社員のサポートであるのはもちろんのこと、これから「人材獲得」において、会社をPRするストロングポイントに繋がっているようです。もちろん、形式だけでの「制度」ではなく、その制度が円滑に実践・実行できるのも重要で、そのためには、年次・肩書に関係なく制度を実践、実行できる環境を整えることも大切なようです。