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人に優しく、誇りが持てる組織を目指して・・・「生活協同組合コープみらい」編
J-WAVE
2018.04.04 00:00
J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で仕事との向き合い方、家族との関係など、働き方が問われる現代において、新しい働き方を実践する方々のリアルな声を紹介している「iction! QUOTE OF THE DAY」。
毎回、その実体験から<働き方>のヒントとなる‘QUOTE OF THE DAY’を導き出す5分プログラムです。

3月12日〜3月15日の放送では、「生活協同組合コープみらい」が進める、「人に優しく、誇りが持てる組織を目指して」の取り組みをご紹介しました。1日目にお話をうかがったのは、人事部・次長の中村仁さんです。

「コープみらい」は、千葉県、埼玉県、東京都を事業エリアとする、組合員300万人以上の生活協同組合。
「CO-OPとともに はぐくむ くらしと未来」の理念のもと「食卓を笑顔に、地域を豊かに、誰からも頼られる生協へ。」の実現を目指してさまざまな取り組みを進めています。生活協同組合は、消費者が自らの生活の向上のために出資して組合員となり、商品やサービスを利用し運営する組織ですが、「生活協同組合コープみらい」の特徴は、出資している組合員の方向だけでなく、職員の方向にも向いている組織だということです。「育児支援」に関しては、女性版・男性版にわけた「しおり」を発行。
「産休」「育児休職」「有給休暇」といった制度を職員に周知し、積極的に取得してもらうことに取り組んでいるそうです。
そんな初日のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は『制度自体に意味はない。それを使ってこそ意味がある!』
職員の方々が末永く働きつづけるためには、制度でのバックアップが絶対に必要。しかし、制度の枠組みを作るだけでは意味がありません。女性も組織に受け入れるためには何が必要なんだろう?ということを、しっかりと考え、それを利用していくことで、働きやすい職場になっていくんですね。
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2日目は、「ワークライフバランス推進担当」の上村仁美さんにうかがいました。
「生活協同組合コープみらい」では、育児休職中の職員とその配偶者、育児休職から復職した先輩職員などを対象に「仕事と育児の両立支援セミナー」を開催、交流を深めているそうです。組合員の方も子育て世代が多いので、仕事にも生活にも生かせるようなセミナーを・・・ということから生まれたもので、ご夫婦で一緒に参加する方も多いとか。
ところで、「生活協同組合コープみらい」では、女性は、出産してからお子さんが「3歳を過ぎた5月10日まで」育児休職を取ることができます。「誕生日」ではなく「5月10日まで」としているのは、4月に幼稚園や保育園に入ることを考えてのことだそう。保育園に入れないからと離職することのないように、と考えて制度を作っています。
そんな2日目のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は『育児休職はかけがえのない体験!』
「育児休職は、ブランクでも、負い目を感じるようなものでもない!」と上村さん。ほかではできない体験をすることによって、復職したときに仕事に生かしていけるものを得ることができます。また、組織としても、そういった人材を活用していくことが大事、というわけです。
3日目に注目したのは「交流会」です。「生活協同組合コープみらい」の正規職員は現在3199人で、そのうち女性は801人。事業所が多いので、配属されてしまうと女性同士のふだんの交流はほとんどなくなってしまうそうなんですが、そんな中で、部署や業態の垣根を越えて集まるという「女性正規職員交流会」が開催され、大きな成果をあげています。
「ワークライフバランス推進担当」の上村仁美さんによると、この交流会、もともとはある会合の席でたまたま自己紹介を始めたところ、それだけで3時間ほど盛り上がり、そのことがきっかけとなって始まったとか。「どうせならちゃんと機会を作ろう」ということで開催されることになり、職員同士の横のつながりが大いに深まっています。
そんな3日目のお話から導き出した「QUOTE OF THE DAY」は『悩みや不安は共有しよう!』
ふだんはあまり会わない人たちでも、機会を作って集まり、さまざまなコミュニケーションを取ることでお互いを知ることができ、前向きな交流ができます。それによって自主性が生まれ、働きやすい職場環境へとつながっていくわけです。
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最終日は、実際に育児休職を経験した方の体験談・・・
「生活協同組合コープみらい」が運営する「コープデリ草加センター」の営業担当、佐々木智子さんに伺いました。佐々木さんは2009年に入職し、3年ほどしてから第一子、さらに第二子を出産して育児休職をとったあと、昨年5月に復職しています。休んでいる間も人事の方から電話があり、さらに、交流会で不安を解消!この「交流会」は、不安がいっぱいの育児休職中の方々にとっては、ほんとうに心強い味方になっているようです。
「同じ職場に必ずしも育児休職経験者がいるわけではないので、交流会はこれからももっともっとあればいい!」とおっしゃっていました。
そんな最終日のQUOTE OF THE DAYは「QUOTE OF THE DAY」は『お互いに助け合い、不安はみんなで解消しよう!』
制度だけ作っても、使われなければ意味がない。育児休職~復職へ・・・という制度をうまく生かすためには、当事者の不安をなくし安心感を得られるような工夫が必要です。それがうまくできれば、組織はもっと上手くまわるようになるはずです。

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