ヒグマとの共存を考える新プロジェクト「クマ活さんぽ」がスタート世界自然遺産・知床のまちを歩きながら、ゴミを拾ってクマ対策!

2025.07.17 10:33
北こぶしリゾート
ヒグマとの共存を目指す活動「クマ活」は、世界自然遺産 知床で2020年から草刈りなどを中心に活動。2025年夏、ヒグマと人との共存をさんぽしながら体感できる新プロジェクト「クマ活さんぽ」が始動します。
世界自然遺産 知床でホテルを運営する北こぶしリゾート(代表:桑島大介)は、創業60周年を迎えた2020年に「知床を、つづけていく。」というコンセプトのもと、公益財団法人 知床財団と連携しヒグマとの共存を目指す「クマ活」をスタート。2020年5月に最初の活動として、ヒグマの市街地侵入を防ぐための草刈りを行い、その後も継続的に実施。これまでに25回・延べ700名以上が参加し、地域住民や宿泊客、観光客、学生、企業関係者など、多様な立場の人々が知床の自然と向き合う機会を共有してきました。



 ドネーション活動も行っており、ホテル館内にある募金箱やオリジナルグッズの一部売り上げなどから集められた活動資金を地域のヒグマ対策のために寄付。ヒグマ対策用ゴミステーション「とれんベア」の設置を推進しており、2025年には3基目の設置を予定しています。
 普及啓発活動では、「クマ活講座」などの普及啓発イベント開催の他、地元学校や大学の講義登壇や実習対応、札幌で行われるイベントへの登壇なども行っており、より多くの方にヒグマの生態や知床におけるヒグマ問題の現状、クマ活の活動に関しての認知向上に努めています。
 これまでの活動は、
からご覧いただけます。
ヒグマの市街地侵入を防ぐ「草刈り」
クマ問題やクマ活の認知向上をはかる「普及啓発活動」
ドネーションによって設置された「とれんベア」



新プロジェクト「クマ活さんぽ」--知床の「まち」に出会う体験
 2025年。北こぶしリゾートは創業65周年、知床は世界自然遺産登録20周年を迎える節目の年に、新たな挑戦として「クマ活さんぽ」をスタートします。「クマ活さんぽ」は、ウトロをさんぽしながらゴミ拾いを行う“まち歩き型”のヒグマ共存体験プログラムです。道端などに落ちているゴミを拾うことは、街の景観を良くするだけではなく、ヒグマを人里に誘引しない、街に入ってしまったヒグマを滞留させないための「クマ対策」でもあります。そして、参加者は街を歩く中で、地元の人と出会い、景色を発見し、ヒグマと人がともに生きる地域のあり方を体感することができます。
 このプロジェクトは、8月上旬から北こぶしリゾート系列ホテルにご宿泊のお客様が参加可能となる予定です。北こぶし知床ホテル&リゾート・KIKI知床ナチュラルリゾートに用意されている専用のクマ活バッグや軍手、地図を手に取るだけで参加できる、「さんぽ」にいくように気軽に参加できるコンテンツとして計画しております。
クマ活さんぽ専用バッグ
バッグを手にさんぽ。
道中でいろんな出会いがあるかも。
たのしくさんぽして、ゴミ拾い!
不定期にイベント開催を企画中。


 この新企画は、地域の有志団体「知床ゴミ拾いプロジェクト」とのコラボレーションにより実現しました。知床を訪れる人々が、“通りすがり”ではなく“関わる人”としてこの町とつながる、そんなきっかけになればと考えています。
8月上旬には「クマ活」のWEBサイトがリニューアル。クマ活さんぽの専用ページが公開予定。
8月2日(土)にキックオフイベント開催!
 「クマ活さんぽ」の開始にあたり、2025年8月2日(土)に知床ウトロエリアにて「知床ゴミ拾いプロジェクト」との合同企画のキックオフイベントを開催いたします。当日は、ヒグマの研究者である酪農学園大学 佐藤喜和教授によるヒグマに関する特別レクチャーも実施いたします。

■イベント内容
日時:2025年8月2日(土)9:00~12:00
場所:知床ウトロエリア
内容詳細:
・知床ゴミ拾いプロジェクトプレゼンツ みんなで町を歩きながら、楽しくゴミ拾い!
・ヒグマの研究者(酪農学園大学 佐藤喜和教授)による特別レクチャー

※本イベントは知床国立公園60周年 世界遺産20周年記念事業として開催いたします。

詳細・お申し込みは、北こぶしリゾートnoteにてご確認ください。
「クマ活」はこれからも、知床をつづけていく
 日本の中でも最大の陸上哺乳類であるヒグマは、北海道・知床という土地を象徴する野生動物です。そのヒグマと人とがともに暮らすことは、簡単なことではありません。しかし、「関わり続けること」「知ろうとすること」「一緒に手を動かすこと」には、たしかな力があります。「クマ活さんぽ」は、そんな“持続可能な関係性の第一歩”として、私たち北こぶしリゾートが地域とともに育てていくプロジェクトです。
■公益財団法人 知床財団
知床財団は、1988年に設立されて以来30年以上にわたって環境教育や普及啓発、野生生物の保護管理・調査研究、森づくりなどを行ってきた公益財団法人。スタッフは現在約40名と少ないながら、世界自然遺産である知床の大自然を「知り・守り・伝える」ため、知床自然センター・知床羅臼ビジターセンター・知床五湖フィールドハウス・ルサフィールドハウスを拠点に、多くの企業や賛助会員、ボランティアの方々に支えられながら活動しています。
■知床ゴミ拾いプロジェクト
「ゴミ拾いをしなくていい知床」を目指して、地域住民の女性2名が立ち上げ、活動を開始。知床ウトロでのゴミ拾いをはじめワークショップやゴミ処理場見学会などいろいろな活動を実施中。月に一度のゴミ拾いは、ウトロの街の中、観光スポット、道路沿い、海岸など様々な場所で行い、時には羅臼や網走に出張も。活動を開始した2020年からこれまでに、50回以上ゴミ拾いを実施し、延べ1000人以上の方が参加。
北こぶしリゾート
世界自然遺産 知床を楽しむ拠点として、「北こぶし知床ホテル&リゾート」「KIKI知床ナチュラルリゾート」「知床夕陽のあたる家ONSEN HOSTEL」を運営。宿泊業の他、アーティストとのコラボ事業やヒグマとの共存を目指す「クマ活」での地域貢献活動、「SNCC」による知床の食や調理人の働き方の魅力発信、デンマークのショコラトリー「ピーターバイヤー」のチョコレート輸入・販売など多岐にわたるアクションを起こしている。

【お問い合わせ先】
北こぶしリゾート 経営戦略室 広報担当
担当:村上・高橋・三浦
電話:0152-24-2021
メール:kouhou@shiretoko.co.jp

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