ブシュロン 2025年 ハイジュエリーコレクション “IMPERMANENCE” を発表

2025.07.08 11:56
ブシュロン
(C)BOUCHERON


【BOUCHERON 公式サイト・特設ページ”IMPERMANENCE”】
 ブシュロンは、新作ハイジュエリーコレクション 「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」を発表いたします。メゾンは毎年2回にわたり、1月と7月に異なるコンセプトのハイジュエリーコレクションを発表しています。7月に発表される「カルト ブランシュ」コレクションでは、フランス語で「白紙委任」を表す通り、クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌが自由にテーマを選び、全ての制約から解き放たれ、その着想や夢を具現化するためにクリエイティビティとイノベーションを駆使します。この革新的なコレクションは、従来のハイジュエリーの慣習や定義を押し広げ、新境地を拓いてきたメゾンの精神を継承し、体現するものです。

 今年、ブシュロンは2つのハイジュエリーコレクションを通じて、自然への賛美を表現します。1月、メゾンは「ヒストリー オブ スタイル」コレクション「UMTAMED NATURE (手つかずの自然)」を発表し、創業者フレデリック・ブシュロンの自然観にオマージュを捧げました。そして7月、クリエイティブディレクターであるクレール・ショワンヌの視点から自然を再解釈した「カルト ブランシュ」コレクションを発表します。

 新作のテーマである「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」は、移ろいゆく一瞬の美しさ、儚さを意味します。このコレクションは、時の流れとともに刻一刻と変化する自然の本質的な美を改めて深く見つめ、その尊さを守り抜く意識を呼び起こすために制作されました。2018年発表の「Fleur Eternelle(フルール エターナル)」で掲げたビジョン「儚いものに永遠を与える」というクレールのクリエイティブな視点や夢を本作でも引き継いでいます。
この新作の着想源となったのは、日本の文化、華道の「生け花(いけばな)」と「侘び寂び(わびさび)」の思想でした。植物と昆虫から成る6つのコンポジション作品で構成されたコレクションは、「光」を軸として、流転する生命の一瞬を捉えています。

 コレクションのはじまりである、コンポジション No.6は最も明るく、軽やかな光を宿します。やがて光が徐々に翳りを帯びていき、最後のコンポジション No.1では深い暗闇の世界を描き出します。この光の変遷は、誕生から終焉へ向かいゆく自然の循環を象徴し、守るべき自然の儚さを私たちに思い起こさせます。延べ18,000時間以上に及ぶアトリエの緻密な制作を経て創り上げられた、6つのコンポジション作品は、身に纏うアートピースという側面を持つ、類まれな22点のハイジュエリー作品で構成されています。常に自由な創造性を追求する「カルト ブランシュ」コレクションにおいて、本作もまた、造形・素材・技法といったあらゆる側面において、ハイジュエリーの限界を超える挑戦と可能性を押し広げる革新を続けています。

 「新作 “カルト ブランシュ” コレクションで、私は自然の美しさが色褪せる前に、その一瞬を捉え、ハイジュエリー作品に閉じ込めたいと考えました。6つのコンポジション作品は、自然界における植物などの生命のサイクルを象徴し、光から闇へと変化するその移ろいのプロセスは、自然がいかに儚く、尊い存在であるかを伝えます。全22点のハイジュエリーピースで構成されたコレクションは、私が永遠に結晶化させたいという願いを託した“かけがえのない一瞬”へのオマージュです。」
- クレール・ショワンヌ

侘び寂び(わびさび)
 侘び寂びとは、日本独自の美意識と哲学を表す奥深い概念であり、儚さ、不完全さ、そして成長を経て朽ちてゆくという、自然の循環に宿る美を称えるものです。控えめな慎ましさ、風化、未完成といった要素の中にある深い価値を見出し、絶えず変化し続け、移ろいゆく生命の本質と自然の摂理を受け入れ、そこに豊かな美を見出そうとする精神を育むものです。


生け花(いけばな)
 「花に命を与える」ことを意味する生け花は日本の伝統的な芸術であり、簡素、非対称のバランス、余白を通じて調和を生み出します。侘び寂びの精神と深く結びつくこの芸術は、花が咲き誇る満開の瞬間だけでなく、蕾がふくらみ、やがて枯れていく過程までの全てを等しく尊びます。「今、この瞬間の美」を慈しむことに重きを置き、繊細なまなざしが宿っています。
(C)BOUCHERON

COMPOSITION N°6
チューリップ(ブローチ)
ユーカリ(ブローチ ・ヘアジュエリーのマルチウェア作品)
トンボ(イヤリング)
(C)BOUCHERON

COMPOSITION N°5
アザミ(大:ブローチ・クロスボディのマルチウェア作品 / 小:リング )
カブトムシ(ブローチ)
(C)BOUCHERON

COMPOSITION N°4
シクラメン (大:ブレスレット /小: ブローチ)
オーツムギ(ヘアジュエリー)
毛虫(ブローチ)
蝶(ヘアジュエリー)
(C)BOUCHERON

COMPOSITION N°3
アイリス(ブローチ)
藤(ブローチ・ヘアジュエリーのマルチウェア作品)
クワガタムシ(ブローチ)
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COMPOSITION N°2
マグノリア(ネックレス・ティアラのマルチウェア作品)
ナナフシ(ブローチ)
(C)BOUCHERON

COMPOSITION N°1
ポピー(ブローチ・ヘアジュエリーのマルチウェア作品)
スイートピー(ブローチ)
蝶(ブローチ)
ブシュロン公式サイト
〈ブシュロンについて〉
1858年にフレデリック・ブシュロンが創業し、自由な精神とスタイルが継承されてきたブシュロン。パリ・ヴァンドーム広場にブティックを構えた最初のハイジュエラーとして、ブシュロンはジュエリーとウォッチの分野において、メゾンの地位を確立してきました。自由で大胆な精神を持つブシュロンの唯一無二のスタイルは、世代を超えて受け継がれ、160年以上の歴史を誇ります。現在、ブシュロンは世界各国で90以上のブティックを展開し、国際的なラグジュアリーグループであるケリングに属しています 。

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