【7/19(土)】印象派の巨匠たちが競演:ルノワール、ピサロ、ブーダン 珠玉の名品が揃うオークション開催

2025.07.07 11:00
株式会社毎日オークション
ルノワールから草間彌生、ウォーホルまで 19~20世紀の名画と現代アートが交差する一日

株式会社毎日オークション(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡澤利栄)は2025年7月19日(土)にマイナビPLACE | 歌舞伎座タワーにてメインセールオークションを開催いたします。浮世絵、日本画、洋画、現代アートといった幅広いジャンルから珠玉の名品が一堂に会します。
第821回 メインセールオークション
19~20世紀初頭のフランス美術優品群
本オークションでは、フランス印象派の代表画家ルノワールの傑作「泉をくむ裸婦」が出品される機会に恵まれました。また同じく印象派を代表する画家であり、田園や都市の四季の移ろいで一世を風靡したカミーユ・ピサロの名作「オニーの村」、大気や光の表情を巧みにとらえた表現で《空の王者》と称され、印象派の先駆者としても評価されるブーダンのヴェニス風景など、フランス印象派の優品の数々が出品されます。
歴史や神話といった主題から絵画を解放し、ありのままの自然の美しさを謳う表現へ昇華した印象派の作品たちは、画面全体が陽光の輝きに溢れるようで、現代に生きる私たちにも清新な感動を与えます。革新的であった印象派を先導に、19世紀~20世紀初頭にかけて、フランス美術は絵画表現の新たな地平を切り開きました。
ウジェーヌ・ブーダン
カミーユ・ピサロ
ピエール=オーギュスト・ルノワール
マクシム・モーフラ

ウジェーヌ・ブーダン「ヴェニス、ジュデッカの埠頭」
カミーユ・ピサロ「オニーの村」
ピエール=オーギュスト・ルノワール「花瓶のアネモネ」
マクシム・モーフラ「朝(ベグ=メイユ)」
19世紀フランス美術の精華、ルノワールの傑作「泉をくむ裸婦」
ピエール=オーギュスト・ルノワール

ピエール=オーギュスト・ルノワールの晩年の傑作「泉をくむ裸婦」は、画家が長い画業の果てに到達した《絵画による生命賛歌》の極致と呼べる名品です。陽光に輝く草叢と湧水の瑞々しい描写は、湿潤な空気や若草の香りまで感じさせるかのようで、裸婦の肌は温もりと生命力に満ちています。本作は、日本の洋画界に影響を与えた「泉による女」(大原美術館蔵)と主題・構図が近似しており、私たちの想起する《ルノワールの名品》の典型といえましょう。磁器絵付けの修行から始まった彼の画業は、前衛的な印象派の色彩表現と古典絵画の造形美を融合させ、晩年には裸婦という伝統的主題に収斂しました。曲線を多用した柔らかな筆致と、光を放つような色彩が画面全体に躍動感を与え、描かれたモチーフの全てに生命の力強さが謳われるかのようです。ルノワールの孤高の画境を表す本作は、次代の芸術家たちを奮い立たせた彼の芸術の精髄を堪能できる逸品です。

注目作品
第821回 メインセールオークション 注目作品

川瀬巴水「西伊豆長浜」
オーギュスト・ロダン「永遠の青春」
藤田嗣治「眠る裸婦」
千住博「ウォーターフォール・オン・カラーズ」
アンディ・ウォーホル「ハクトウワシ:『絶滅に瀕する種』より」
草間彌生「かぼちゃ(AAT)」

そのほかにも国内外の注目作品が多数出品予定です。また、下見会期間中はすべての出品作品を展示。
事前の手続きなしで、どなたでもお気軽にご覧いただけます。
▼その他詳細はこちら
オークション開催情報
オークション開催情報
日程:2025年7月19日(土)13:00(12:30受付開始)
下見会:2025年7月17-18日(木-金)10:00-18:00
    2025年7月19日(土)10:00-12:00
会場:マイナビPLACE | 歌舞伎座タワー
( 〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー23F)
参加方法:事前入札(WEB・書面)、当日来場参加、当日電話・オンライン入札を予定
毎日オークションについて
毎日オークション
毎日オークション

毎日オークションは、「私たちは、すべての人と世界をアートでつなぐ「架け橋」となり、文化的で豊かな社会の実現をお手伝いします。」というパーパスのもと、アートオークション事業を通じて、公明正大な取引が保証される二次流通市場の提供や、文化の継承に貢献しています。
創業は1973年。1989年に美術品に特化した公開型オークション事業をスタートし、アート作品をはじめ、西洋装飾美術や日本陶芸・古美術・ジュエリー・時計・酒類など幅広いジャンルを取り扱っています。
年間30回以上のオークション開催、年間出品数3万ロット、日本最大級の取り扱い点数を誇ります。
さらに国内の主要オークション会社におけるシェア率は42.49%(※)に及び、毎日オークションは日本におけるに美術業界のリーディングカンパニーとして、多様なお客様の想いや価値を未来へ繋ぎ続けています。
※2025年3月 『月刊美術』 「2024年美術品競売10社落札総額シェア率」参考
マイナビPLACE | 歌舞伎座タワーについて
マイナビPLACE 歌舞伎座タワー
GINZA KABUKIZA<提供:松竹(株)・(株)歌舞伎座>

「マイナビPLACE | 歌舞伎座タワー」は、日本の文化・芸術の発信地である銀座で最高層のビル、歌舞伎座タワーの高層階フロア(22,23,29F)に会場を有する大型カンファレンス施設です。
22Fには、多くの方々の仕事・人生の可能性を広げ、豊かな未来を共創することを目的としたプラットフォーム「MYNAVI ARTSQUARE(マイナビアートスクエア)」を併設。「アート思考」を入り口に若年層からビジネスパーソンまで参加できるキャリア形成プログラムを提供するほか、現代アートを起点として、多岐にわたる文化が内包されたテーマを持つ作品の展示などを開催しています。
東京メトロ丸ノ内線・銀座線・日比谷線 銀座駅から徒歩4分、東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅と直結し銀座や築地からも徒歩圏でアクセスできる立地にあります。

マイナビPLACE | 歌舞伎座タワー:
MYNAVI ARTSQUARE:

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