誰もが自由に"描ける"場所を。香川県三豊市に「アートバンク」が2025年7月19日に誕生

2025.07.03 07:00
ローカルアートバンク株式会社
銀行の跡地が、アートを預けて循環させる"新しい文化の拠点"に。
■ プロジェクトの背景と目的
香川県三豊市仁尾町の旧銀行跡地が、”アート”の拠点として生まれ変わります。
アートバンクは、子どもも大人も、誰でも自由に絵を描ける場所です。

絵を描くことに特別な技術は必要ありません。しかしながら大人になると多くの人が"絵を描く"ことから遠ざかってしまいます。その背景には、幼少期に経験した絵を評価されることへの不安や、描く場所そのものの不足があると考えています。
私たちは、音楽やスポーツのように、大人も子どもも、純粋に表現を楽しみ、絵を描くことを日常的に楽しめる社会を目指します。

この場所では、1.描いた作品を預ける。2.暮らしの中で使えるアイテムに変える。3.他の人に貸し出すことができるといった仕組みを整備。
銀行の主要な機能は、お金を預けてもらって再分配することで経済を動かしていくこと。このローカルアートバンクではお金をアートに置き換え、「アートを預け、街中にアートを循環させる銀行」のような場を構想しています。

描くことの楽しさと、地域とのつながりを再発見できるこの新しい文化の拠点となる「アートバンク」に、ぜひお越しください。
Before:旧香川銀行 仁尾支店
After:アートバンク三豊(店内)

■ 香川県三豊市での取り組み
三豊市ではこれまで大手企業に頼らず、地元の事業者を中心に100以上のプロジェクトを推進し、30億円以上の民間投資を通じて地域の活性化に取り組んできました。
そして今、三豊は次なるステージへと進もうとしています。

銀座で創業100年の歴史を持つ画材ブランド「月光荘」とともに、新しいブランドを地域から生み出すという取り組みです。
今回の試みは一般的な大手ブランドの地域参入ではなく、「地域とブランドが対等な立場で組み、新しい価値を共に創造する」ことに本質的な意味があります。

これは、地域側に経営力・運営力・展開力があるからこそ実現できる、新しい地域プロジェクトのあり方であると我々は考えます。

■ 提供するサービス
1DAYスケッチ(大人1000円、子ども500円)
様々な画材を自由に使い、その場で気軽に描くことができるサービス。
サブスクスケッチ(月額3000円)
アートバンクの開館時間中、いつでも自由に描きに来られる月額プラン。
アトリエサービス(月額4500円)
作品や画材を保管し、専用スペースで継続制作ができる本格的なアトリエ利用。
プロダクトサービス
描いた作品を、Tシャツやマグカップ、マスキングテープなどのオリジナルグッズに加工可能。

【創造の原点「未完箱」--地域から集まる、想像力のタネ】
スケッチコーナーに置かれている画材は、地域のご家庭で眠っていたペンや絵の具、企業から出る木片や紙など、地元から寄せられたドネーション品です。
それらを収めているのは、かつてこの地域で使われていたみかん箱。これからは創作のきっかけとなる画材たちが詰め込まれた表現のスタート地点となる「未完箱」として、新たな役割を担います。
未完箱イメージ



■ 発起人とサポートメンバー
本プロジェクトは、100年以上の歴史を持つ銀座の画材専門店「月光荘」と、三豊で活動する若きクリエイターたちのコラボレーションによって生まれました。
【月光荘について】
大正6年(1917年)に創業した月光荘は、日本で初めて純国産絵の具の開発に成功し、オリジナル製品のみを取り扱う世界唯一の画材店です。トレードマークはホルン。
香川県三豊市の地元企業11社の協働により立ち上がったウラシマビレッジプロジェクトにおいて、各部屋のアートワークに使用される絵の具を月光荘が提供したことを契機に、両者のコラボレーションがスタート。
月光荘が長年培ってきた「アートと共にある暮らし」への思想と、三豊市が目指す地域資源を活かした創造的なライフスタイルが共鳴し、地域とアートが有機的につながる新たな取り組みが実現しました。
月光荘WEBページ:
月光荘を象徴するホルンマーク
月光荘画材店(銀座)の昔と今
戦時中の油絵の具
昭和初期の月光荘サロンに集う人々
現在の月光荘サロン(月のはなれ)


・日比康造
1917年創業の月光荘代表。月光荘サロン・月のはなれや、銀座の茶室メゾンゲッコウソウ、絵の具工場に併設されたアートの複合施設、月光荘ファルベを運営。音楽家や作詞家、バイオリン弾きとして、他アーティストとのコラボレーションも多数。雑誌の連載やコラムを担当するなど、文筆家としても活動中。1975年生まれ。東京出身。

・古田秘馬
プロジェクトデザイナー。株式会社umari代表。 東京・丸の内「丸の内朝大学」などの数多くの地域プロデュース・企業ブランディングなどを手がける。農業実験レストラン「六本木農園」や讃岐うどん文化を伝える宿「UDON HOUSE」など都市と地域、日本と海外を繋ぐ仕組みづくりを行う。現在はレストランバスなどを手掛ける高速バスWILLER株式会社やクラウドファンディングサービスCAMPFIRE、再生エネルギーの自然電力株式会社・顧問、医療法人の理事などを兼任。

・今川宗一郎/ 株式会社ウルトラ今川 代表
・藤岡優/ 合同会社Fizm 代表
・島田真吾/ くらしの不動産 代表
・原田佳南子/ 瀬戸内ワークス株式会社 代表

【問合せ先】
ローカルアートバンク株式会社(香川県三豊市仁尾町)
Mail:info@local-artbank.jp
Instagram:
住所:〒769-1407  香川県三豊市仁尾町仁尾丁876-1

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