これまで80年近く開催していた青森市浅虫温泉の花火大会が突然中止となった。地元出身者であり、現在、浅虫の地域振興のために活動している人間として、このまま終わらせたくないと思い、花火大会を今年中に復活させたい。浅虫の火は消さない!花火大会を復活させる!
浅虫を代表するイベントの一つである浅虫温泉花火大会は、74回という歴史を誇り、青森の夏の風物詩として地元民から親しまれてきました。2025年も7月に第75回花火大会が開催されるはずだったのが、6月に急きょ中止となりました。
浅虫を照らす火を消してはならない、絶対に花火大会はやらなければならないと思い、中止となった花火大会を復活させるべく、このプロジェクトを立ち上げました。
目指すは、これまでのように目の前で打ちあがる花火と、美味しいお店が並び地元民と観光客が楽しめる花火大会の開催です。
同時に、これまで運営面で課題があった点を解消し、来年以降も継続できる体制を構築することです。
発起人自己紹介
がっちゃんこの仲間たち。右から2番目奥が井上浅虫まちおこし応援団がっちゃんこ代表の井上丹です。私たちは、観光客と地元住民が、共に楽しめる地域を目指し、浅虫の活動を応援し、浅虫に関わる人と人、組織と組織を、つなぐことを目的として設立した任意団体です。
浅虫出身者である私は、人口が減り旅館が減り寂れていく浅虫に危機感を持ち、黙っていられないという強い使命感から、地元同級生と立ち上がり、地域内外の仲間たちと「あさむしマルシェ」というイベントを毎月開催したり、浅虫のイベントや活動に参加したりと、地域の賑わいづくりに取り組んでいます。
プロジェクト立ち上げの背景
浅虫温泉はかつて、40軒もの宿があり人口も3,000人以上いた賑やかな温泉観光地でした。現在の宿は10軒以下、人口も約1,000人となり高齢化率は50%を超え、私の母校である浅虫小学校、浅虫中学校は廃校となりました。暗くなる一方だったところに、一昨年官民ファンドによりスタートした浅虫温泉街の再生支援を始め、それとは別に近年町内に増えてきた魅力的なお店達、また、つい先月開催された浅虫温泉フェスにより、やっと活性化への道筋が見え始めてきたところでした。
そこに花火大会中止の話題はとてもショックでしたし、周囲から残念がる声を多く聞き、浅虫温泉花火大会は地元民が楽しみにしていたイベントだったと感じました。このままでは浅虫の活性化も鈍化してしまうことや、青森市の活性化への影響ももちろんのこと、市民感情にもたらされた暗雲も晴れないことから、復活させなければならないと感じました。海岸から真上にあがる花火を見上げた迫力は、ずっと記憶に残ります。次の世代にも見てほしいです。
リターンについて
みなさんに花火大会にお越しいただきたいという思いから、リターンは有料観覧席および駐車場をご用意させていただきます。
8,000円 観覧席1席、10,000円 駐車場1台、15,000円 観覧席2席、30,000円 観覧席4席+駐車場1台
遠方の方や当日都合がつかず花火大会に行くことが難しい方には、浅虫ならではの商品をお送りいたします。
3,000円 シンプル応援、5,000円 浅虫オリジナルタオル、6,000円 浅虫オリジナルタオル+入浴券、8,000円 あさむし温泉プリン金治郎びいどろプリン、10,000円 蛍火醸造クラフトビール3本
【企業の方向け】
企業の方は、花火大会当日配布するパンフレットに企業名を掲載させていただくほか(Webサイトにも掲載)、看板の設置、スポンサーアナウンスや観覧席・駐車場をご用意させていただきます。
10,000円パンフレットに企業名
30,000円パンフレットに企業名+有料観覧席2席
50,000円パンフレットに企業名+有料観覧席3席+駐車場1台
100,000円パンフレットに企業名+有料観覧席4席+駐車場1台+看板1枚+スポンサーアナウンス
200,000円パンフレットに企業名+有料観覧席6席+駐車場2台+看板2枚+スポンサーアナウンス
300,000円パンフレットに企業名+有料観覧席8席+駐車場3台+看板3枚+スポンサーアナウンス
浅虫花火大会会場図スケジュール
6月中 クラウドファンディング開始
7月末 クラウドファンディング終了
8月中 リターン発送
9月15日(月・祝) 第75回浅虫温泉花火大会開催予定
花火大会復活に向けた準備とみなさんの期待
花火大会を復活させたいと地域で話したところ、協力者や応援者が多く、やっていけると信じています。そこで、私たち浅虫がっちゃんこが中心となり、もう一度地域一体となれるような実行委員会を組織して、来年以降も継続して実施できる体制の構築を進めています。
夏は間に合いませんが、9月15日(月・祝)の開催を目指して準備しています。いまは9月でも暖かく、夏より日が短いので早く始められます。夏の最後のイベントとして、みなさん楽しんでいただけるような花火大会にします。
今回の花火大会は、みなさんからのご支援が頼りになります。みなさんの浅虫への期待値が、花火の数にも影響していくことをご理解いただけますと幸いです。
なお、雨天時は9月中に延期して実施いたします。ただし、地震等の自然災害により開催が困難となった場合は、翌年以降の延期になる可能性がありますことをご了承くださいますようお願いいたします。
最後に
私たちは、20年後、30年後も浅虫が、浅虫らしい姿で、子や孫の世代まで、地元住民が住み続けたいと思える地域へ。青森県民が行きたくなる浅虫へ。浅虫と関わりを持った人が、ふとした時に、次の休日に、また行こうかな、と思える地域へ。観光客と地元住民が、共に楽しめる地域を目指しています。
浅虫温泉花火大会は、私も子どもの頃からずっと見てきました。真上にあがる花火と、花火によって照らされ見える湯ノ島は、他では見られない貴重なものです。浅虫と言えば花火大会という思い出を話す人も少なくないはずです。毎年見ていた方も、しばらく見ていない人も、これを機に浅虫にお越しいただきたいと思います。
青森県のちょうど真ん中に位置する浅虫温泉は、国道4号線が通り、鉄道も通りアクセスも良く、いつでも気軽に立ち寄れる観光地だと思います。これまでの活動を通じ、少しずつ賑わいができていると感じます。このプロジェクトで関心を持っていただいたみなさんが、今後も気にしていただき、たまに来ていただくことが、地域の活性化につながります。応援よろしくお願いいたします!