「JTB BÓKUN」と「Payn」が連携開始

株式会社JTB
～体験アクティビティ業界の請求業務負担を大幅に軽減～

　株式会社 JTB（本社：東京都品川区、代表取締役 社長執行役員：山北栄二郎、以下「JTB」）が運営する体験アクティビティ予約管理システム「JTB BÓKUN」と、Payn株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役 CEO：山下恭平、以下「Payn」）が提供するキャンセル料の請求・回収業務を自動化する「Payn」が6月18日よりシステム連携を開始したことをお知らせします。

■連携の背景と目的
　JTBとPaynは、これまでも観光業界のキャンセル課題の解決に向け、さまざまなシステムで連携してきました。観光業界、特に体験アクティビティを提供する事業者様においては、予約の無断キャンセル（いわゆる「ノーショー」）が課題となっています。これにより、機会損失だけでなく、キャンセル料の請求・回収にかかる業務負担や、未回収リスクも発生しています。JTB は、これらの課題解決を支援するため、キャンセル料請求・回収業務を自動化する「Payn」との連携を決定しました。

■連携の内容
　今回のシステム連携により、「JTB BÓKUN」に登録された予約データが API 経由で「Payn」に自動で取り込まれます。これにより、キャンセル料請求時の情報手入力が不要となり、請求書の作成、メッセージ送信、請求リマインド、回収といった一連の業務を自動化することが可能になります。本機能は、「JTB BÓKUN」と「Payn」のアカウント開設後、利用申請をいただくことで本連携機能をご利用いただけます。

■これまでの JTB グループとPaynの連携
●JTBが提供する「JTBデータコネクトHUB」と連携
JTBデータコネクトHUBと「Payn」が連携し、シームレスなキャンセル料の請求・回収体験を実現しています。

●JTBビジネスイノベーターズ（JBI）による包括的な決済ソリューションの提案
JBIが提供する決済サービス『JTB Book＆Pay』等に加え、「Payn」を含め包括的な決済ソリューションを提案していきます。

■Payn 独自の特許技術を活用

　本連携についてはPaynが2023年10月に取得した「様々な媒体から予約データを取得し、シームレスにキャンセル料を請求することが可能になる技術」の特許を活用した連携となっております。宿泊業界や飲食業界など、さまざまな業界で顧客管理、予約管理を提供しているシステムとの連携を積極的に行い、キャンセル料請求業務の負荷を軽減します。

■『JTB BÓKUN』について （

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　『JTB BÓKUN』とは、ガイドツアーや体験アクティビティを運営する事業者、DMO、観光協会などの観光関連事業者向けの予約管理システムです。JTBは2021年2月よりトリップアドバイザーのシステム「Bokun」のライセンスを受け、日本国内において『JTB BÓKUN』を営業展開し、既に1,400社以上のツアー＆アクティビティ事業者に導入されています。『JTB BÓKUN』は、自社サイトでの体験型商品やツアーのオンライン販売、予約、決済を24時間可能にし、またツアー＆アクティビティ分野における海外OTA（例えば、viator やGetYourGuide 等）での販売における予約在庫の一元管理を実現します。さらには、販売データや顧客データの蓄積・分析によるデータマーケティングの推進により、観光地や観光関連事業者のデジタル化を促進し、持続可能な地域社会の実現に貢献します。

■『Payn』について(

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　『Payn』は、宿泊施設、飲食店、観光事業や体験施設など、キャンセルポリシーを設ける事業者向けに、キャンセル料の請求および回収業務を自動化する請求ツール「Payn」を提供しています。これらの予約が発生する業界では、予約したお客様が来ない無断キャンセル（いわゆる「ノーショー」）や、キャンセル料請求に伴う業務負担、さらに請求しても支払われない未回収リスクなど、キャンセルに起因する多くの課題が存在しています。こうした業界課題を解決すべく、当社は2022年3月に創業し、同年10月に「Payn」をリリースしました。現在では、宿泊施設、飲食店、観光事業や体験施設を中心に、全国の様々な事業者に導入いただいております。
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