過去と現在をつなぐ奇跡と感動の実話!『80年越しの帰還兵 沖縄・遺骨収集の現場から』(著者:浜田哲二 浜田律子)本日発売!

2025.06.18 12:07
株式会社新潮社
かつての激戦地に埋もれていた骨片が、家族の待つ故郷へ――人の想いは時を超える。『ずっと、ずっと帰りを待っていました 「沖縄戦」指揮官と遺族の往復書簡』著者が綴る、心震わす「奇跡」の実話。

沖縄県・糸満市の白い原野に散らばる無数の人骨。執拗な爆撃で指の爪の大きさにまで砕かれた骨片のひとつひとつが、かけがえのない人生を宿している。
「この破片は人だ。そこには人生と未来があったはず。大切な家族があり、奥さんや子供が帰りを心待ちにしていたかもしれない。この人はいったいどんな人生を送ったのか。どんな夢や希望を持っていたのか――それを猛烈に知りたいと思う。そして魂を根底から揺り動かされるように、帰郷させてあげたいと願う」(著者)。

忘れ去られた骨片の身元を特定できた瞬間、時を超えた人間ドラマの扉が開く。戦場で重傷を負った少年を抱え走った兵士がいた。相撲大会の出場記念メダルで望郷の念を慰めた兵士がいた。「命の恩人」への想いを貫いた女性がいた。家族に胸中を明かさぬまま「心の夫」の帰還を待ちわびた女性がいた。私生活をなげうって戦場跡を掘り起こし続ける元軍国少年がいた――。
NHK、朝日新聞など各メディアが大注目の夫婦が掘り起こす驚きと感動の物語『80年越しの帰還兵 沖縄・遺骨収集の現場から』を6月18日、新潮社から発売いたします。

【目次】
1.戦場に眠る招き猫
2.菩薩は洞窟壕で微笑む
3.無邪気な鉄人
4.詐欺師たちとの戦い
5.ある軍国少年の物語
6.「ミノルタ・ベスト」の点と線をむすぶ
7.佐岩さん、あなたは誰ですか
8.相撲大会のメダルに刻まれた望郷
9.命の恩人と「心の夫」
10.錆びついた軍刀の謎を追って
11.なぜ戦場に女性と子供がいたのか
12.そこに眠るのは「日本人」だけではない
■書籍内容紹介
忘れ去られた骨片の身元を特定できた瞬間、時を超えた人間ドラマの扉が開く。感動実話。
白い原野に散らばる無数の人骨。執拗な爆撃で指の爪の大きさにまで砕かれた骨片のひとつひとつが、かけがえのない人生を宿している。戦場で重傷の少年を抱えて走った兵士。相撲大会の出場記念メダルで望郷の念を慰めた兵士──かつての激戦地から家族の待つ故郷へ、あらゆる手段を尽くす夫婦が綴る、心震わす「奇跡」の物語。


■著者紹介
浜田哲二(はまだ・てつじ)
1962年、高知県出身。元朝日新聞社カメラマン。2010年に会社を早期退職後、青森県の世界自然遺産・白神山地の麓にある深浦町へ移住し、フリーランスで活動中。沖縄県で20年以上、戦没者の遺骨収集と遺留品や遺族の手紙返還を続けている。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。本作が『ずっと、ずっと帰りを待っていました 「沖縄戦」指揮官と遺族の往復書簡』に続く2冊目の著作となる。

浜田律子(はまだ・りつこ)
1964年、岡山県出身。元読売新聞大阪本社記者。1993年、結婚を機に退職後、主婦業と並行してフリーランスで環境雑誌などに原稿を執筆。夫・哲二と共に沖縄県で遺骨収集と遺留品や遺族の手紙返還を続けている。本作が『ずっと、ずっと帰りを待っていました 「沖縄戦」指揮官と遺族の往復書簡』に続く2冊目の著作となる。


■書籍データ
【タイトル】80年越しの帰還兵 沖縄・遺骨収集の現場から
【著者名】浜田哲二 浜田律子
【発売日】2025年6月18日
【造本】ソフトカバー
【定価】1,760円(税込)
【ISBN】978-4-10-355552-0
【URL】

あわせて読みたい

ROIROM本多大夢&浜川路己“運命のふたり”が語る、再出発への決意「音楽はもちろん美にも磨きをかけたい!」
美的.com
浜田ブリトニー、長女の卒園写真を公開「あっという間に成長しましたっ」「マヂで私よりしっかりしてる」
All About
花束を選ぶようにその日の気分で“色”を選べる楽しさを詰め込んだ“レインボーグミ”新登場
PR TIMES Topics
「女子がパン食い競争に出ちゃダメ?」『あんぱん』が疑問を投げかけた“男と女の固定観念”
エンタメNEXT
米に攻撃されれば核武装も イラン最高指導者の顧問
AFPBB News オススメ
希少なきのこと玉緑茶を独自ブレンドした龍舞茶発売
PR TIMES Topics
【名字365】浜田・濱田の由来と、漢字の使い分けの理由は?
家庭画報
「平和の礎」の全刻銘者を紙面に掲載 沖縄タイムス 沖縄戦の戦没者24万2567人を13日連続で 不戦の決意 新たに
PR TIMES
マリンスタイルをテーマにしたクラシカルな雰囲気のローファー発売
PR TIMES Topics
「伝えつづける、求めつづける、平和。」戦後80年、童心社はこれからを生きる子どもたちに向け、新たな作品を刊行します。
PR TIMES
県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦から80年。ふたたび沖縄が“要塞化”される今、「自分の街が戦場になる」とはどういうことか考える
集英社オンライン
【椿屋珈琲】こだわり派のお父さんに贈りたい特別なコーヒーを期間限定販売
PR TIMES Topics
フジテレビ問題が指し示す「男性中心企業の危うさ」とは? 3年前に刊行された浜田敬子『男性中心企業の終焉』(文春新書)が話題に!
PR TIMES
ウクライナ戦線に現れた中国人傭兵、その衝撃と中国の複雑な立場
radiko news
キャンディのラッピングをイメージした新作コレクションを発売
PR TIMES Topics
「戦没者のおかげで今の日本がある」という欺瞞。戦争責任は行政・教育・メディアを含め、「軍官民」すべてにある
集英社オンライン
くら寿司、“浜田のくちびる”また登場! 今度は「ナンでやねん!」とツッコミたくなる仕上がり<取材レポ>
クランクイン!トレンド
【エムズ】ニコアンドとコラボ!ユニフォームの新常識を提案
PR TIMES Topics
平和を未来へつなぐ書籍。『2045年のあなたへ』を沖縄県内全ての高校へ届けたい
CAMPFIRE
【浜田敬子コラム】その働き方、人の時間を奪ってない?
Esquire
幅広いシーンで活躍するミリタリーデザインの最新アイテム新登場
PR TIMES Topics