Insta360上場、技術革新とグローバルな信頼を原動力に新たな成長

Insta360 Japan株式会社
上場を機に、グローバル展開と製品革新をさらに加速

360度カメラ市場で世界シェアトップを誇る Insta360は、2025年6月12日ハイテク企業向け「STAR Market」（証券コード：688775.SH）への上場を果たしました。

今回の上場は、同社のこれまでの成長を証明するマイルストーンであり、今後さらなるグローバル展開と革新的な製品開発の加速を象徴するものです。Insta360は2015年の創業以来、360度カメラやアクションカメラ、AIウェブカメラ、プロフェッショナル向けVR機器など、幅広い製品ラインアップを展開。世界200以上の国・地域で利用されており、AppleやBest Buy、B&Hなどのグローバルパートナーによる販売ネットワークを築いています。
革新性が支える成長の原動力
Insta360の成長を支えているのは、社内開発にこだわったテクノロジーとR&Dへの積極投資です。従業員の半数以上が研究開発職に従事し、世界中で900件以上の特許を保有。AI手ブレ補正、360度ステッチング、画像処理技術など、独自の技術により他社との差別化を実現しています。「私たちは、ユーザーに使っていることを意識させず、創造に集中できる“透明なツール”を目指してきました。上場により、開発をさらに加速し、世界中のクリエイターや企業にこれまでにない撮影体験を届けていきます」と、創業者であるJK Liuは語っています。

創業者・JK Liu について

Insta360は、2015年に劉靖康（Jingkang Liu／JK Liu）によって設立されました。幼少期からテクノロジーに強い関心を抱き、「人々の創造を支える映像体験の革新」を志してInsta360を起業。360度カメラおよびアクションカメラ分野において、同社を世界有数のブランドに成長させてきました。Liuは、米Forbes誌の「30 Under 30（30歳未満の注目起業家）」に選出されるなど、イノベーションと起業家精神において高く評価されており、現在も製品の完成度を追求するプロダクト主導のリーダーとして開発現場を牽引しています。また、日本市場に対しても深い関心と理解を持ち、自らInsta360日本公式YouTubeチャンネルに出演し、日本のユーザーからの質問や要望に日本語で回答するシリーズ「教えてJK」などを行うなど、ユーザーとの距離の近さも特徴です。こうした姿勢は、多くの日本のファンやクリエイターからの信頼にもつながっています。


コンシューマーから産業用途まで対応する製品エコシステム
XシリーズやAce Proといった受賞歴のある製品だけでなく、Insta360はプロフェッショナル市場でも急成長しています。Pro/Titanシリーズは高品質なVR制作に、ConnectシリーズはAI搭載ビデオ会議ソリューションとして教育・不動産・企業間連携の分野で活用されています。共同創業者でグローバルマーケティング最高責任者のMax Richterは「Insta360は、“誰もが創造力を発揮できる世界”の実現を目指しています。今回の上場により、より多くのツールやフォーマット、グローバルパートナーシップに投資することが可能になります」と語っています。

今後の展望
今回の上場により、Insta360は約19.38億元の資金調達を見込んでおり、これは過去17ヶ月のSTAR Marketにおける、最大規模の資金調達となります。調達した資金は、次世代スマートキャプチャー技術やAIアルゴリズム、業界特化型ソリューションの研究開発に活用予定です。また、今後もパートナー・クリエイターとの連携を強化しながら、グローバルでのブランドプレゼンスを一層高めていく方針です。

Insta360について

2015年に創業したInsta360は、全天球VRカメラで世界シェアNo.1を誇る、業界のリーディングカンパニー。「未来のカメラマン」（Future Camera Man）というビジョンを持ち、イメージングアルゴリズム、AI、機械制御、音響、光学の研究を推し進め、人々が自分の人生をより良く記録・共有しやすい世界の実現を目指します。




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