台湾から学ぶ、未来の搬送サービス改革プロジェクト

2025.06.11 19:24
救急搬送だけではなくあらゆる患者・利用者の搬送困難を解決し、消防救急車が本来の救命活動に専念できる社会を目指します。台湾の先進的な消防救急システムを学び、日本に最適化した新たな在宅医療搬送モデルを提案。持続可能な医療搬送の未来を共に築きましょう!自己紹介
みなさま、はじめまして。私は今回個人企画としてこのプロジェクトを立ち上げました石本琢郎(いしもとたくろう)と申します。
私は消防救急救命士として8年間勤務し、病院救救急救命士として4年間通算12年間勤務しています。救急隊員時代を含めると18年間救急に携わり、消防時代の出動件数は2500件程度、病院勤務では年間受入件数を入職前後で約2.2倍以上に増やしました。その中で、急を要さない患者が大半で救急車を利用するしか方法がなく、高齢のため救急本来のシステムの知識が乏しかったり、軽症と分かっていても早く受診出来るとわかって確信犯的に要請・利用している患者を目の当たりにしてきました。
病院救急車を購入していただき、特に病院から病院間の搬送については積極的に病院救急車を利用するようにスタッフに周知し、消防救急車を利用することを大幅に減らすことが出来たと自負しています。しかし、救急車自体でなくても搬送可能な患者・利用者がほとんどであることを体感的に得ているため急を要さない患者・利用者全般を搬送出来るシステムがない故、結局は消防救急車に頼らざるを得ない現状です。病院救急車として4年間で360件出動しましたが、緊急搬送は90件と1/4程度でした。消防救急車で搬送された患者、それ以外の患者を含めての件数ですので消防救急車で搬送された患者の8割以上が軽症・中等症であるため、不要な緊急走行による搬送がいかに多いかが明らかであります。しかし十分な対策や合理的なシステムが機能しているとはいえない現状です。

このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、台湾の現地視察で得た知見をもとに、日本に適した新しい医療搬送モデルを提案します。過剰な救急車利用を抑え、必要な支援が必要な人に届く仕組みを設計します。報告書や映像資料としてまとめ、行政や医療関係者と連携するための基盤を整え、持続可能な搬送体制づくりに寄与します。

プロジェクト立ち上げの背景
立ち上げにいたった経緯
消防救急隊の救急救命士、病院勤務の救急救命士の両方を経験したことにより、救急=超急性期患者、それ以外の患者=回復期や慢性期等といった急を要さない患者対応をする中で「医療・介護・福祉」を掛け合わせたハイブリッド搬送を実現すべくこの企画を立ち上げました。
立ち上げへの思い
患者搬送困難ケースは複雑多様化する患者・家族ニーズの中で行政、民間、会社、その他あらゆるハード面がそれぞれ縦割りであるため横断的に活用するシステムがなく、いわゆる縦割りが障害となって「搬送したくても今すぐ出来ない、、搬送できるのに職種間の役割が壁になって融通が効かない、、結局救急車を使う手段しかない現実、、。」といった歯痒い思いをしてきました。 そこで急を要さない患者、利用者搬送に特化した介護タクシー×民間救急車を掛け合わせ搬送システムを構築させたいと強く思っています。また救急救命士である故、いざという時に重症度・緊急度におけるトリアージするスイッチを入れて搬送だけではなく急変や異変を察知しながら活動します。

現在の準備 
支援していただけそうな知人・関係者に口コミでお話をさせていただいています。
県内のモデルケースとなっている方にお会いして具体的な取り組みについてお聞きしています。今後は賛同いただけそうな方にクローズでURLを送る。SNSを活用して不特定多数の方に対しての拡散・周知を考えています。リターンについて
患者搬送のロードマップを作成し現状と改善後の比較表を照らし合わせて見れるよう、今後誰もが直面する超高齢化社会の中での活用モデルを示していきます。
台湾でのお土産を考えています。

スケジュール
6月中旬 周知拡散
7月上旬 クラウドファンディング終了
2026年1月  リターン発送


台湾での視察スケジュール
  日時:2025年8月18日(月)~20日(水)
  場所:台湾高雄市高雄消防局指揮本部・高雄市消防局・高雄医学大学病院救命救急センター他
  内容:高雄市における救急対応・救急隊員教育や活動、災害時の後方支援活動(搬送)等について
  現地学では消防救急指令の在り方や運用について学び搬送適用や搬送手段、救急車出動の基準等を学び今後の参考資料としての知見を得たいと考えています。

最後に
搬送に加えて医療的処置やケアが必要な場合にも応じれるよう看護師とタッグを組み、消防署からの認定も取得し、あらゆる場面で最高の「つなぎ」役となれるようニーズ開拓を目指します!

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