焼き菓子とジェラート専門店mUniを今年7月東京都西荻窪で開業します。フランス産の発酵バター、北海道浜中町の牛乳などのこだわりの材料を使い、本格的な機材で「心の温度と口角が上がるお菓子」を作り、多くの幸せを届けます。-目次-
①はじめに(自己紹介、経歴)
②このプロジェクトで実現したいこと
③僕が歩んできたこれまで
④mUniが目指すもの-店名に込めた3つの想い-
⑤多くの″U″を増やすための4つのこだわり
⑥資金の使い道
⑦リターンについて
⑧最後に①はじめに(自己紹介、経歴)
数あるクラウドファンディングの中から、目に留めていただきありがとうございます。
はじめまして。
mUni(ムニ)の染谷悠太(そめやゆうた)と申します。
製菓の世界に飛び込み8年間。
パティスリー(フランス菓子店)、焼き菓子・ジェラート専門店で
パティシエとして修行に励んできました。
「オーナーシェフの染谷です。よろしくお願いいたします。」
Instagram:
【経歴】
・2015〜2017年 大学卒業後、大手酒類・食品卸会社に就職
・2017〜2018年 製菓学校に入学(1年制)
・2018〜2022年 フランス菓子店勤務(千葉県)
・2022〜2025年 焼き菓子・ ジェラート専門店勤務(京都府)
・2025 mUni開業
【受賞歴】
①第64回 西日本洋菓子コンテスト ブーシェ・シュクレ部門(焼き菓子)優良賞
作品名「II Lemone イル リモーネ」:
→レモンのクッキーの中にレモン風味のマシュマロ、トンカ豆のガナッシュクリーム
➁ 2024 ジャパンケーキショー東京 ギフト菓子部門 銀賞
作品名「森からの贈り物」:
→薪型クッキーの中にキャラメルりんごジャムとマカダミアナッツ入りのキャラメル
※製造過程➁このプロジェクトで実現したいこと
追い求める理想を100点のカタチにしたく、今回のクラウドファンディングに挑戦しました。
西荻窪には、個性的で魅力的なお店が多く、どのお店もこだわりや想いが溢れています。
そんな素敵な街にこれまで積み上げてきた技術や経験を還元し、
今度は自分が地域をより盛り上げる一助になれたらと思い、挑戦を決意しました。
「心の温度と口角が上がるお菓子」を届け、ここにしかない美味しさと幸せを届ける存在になりたいと考えました。
さらに、お菓子作りに全く縁がなく、不器用だった自分が諦めずに夢を追い続け、
このプロジェクトを進めていることを通じて、「夢は叶う」ということを証明したいと思っています。
1人でも多くの方にその想いが届き、心に響けば嬉しいです。③僕が歩んできたこれまで
1、野球に青春を捧げた12年間、野球からお菓子の道へ
ー本当にやりたいことを見つけた瞬間ー
小学5年生から12年間続けた野球。
大学では体育会系硬式野球部所属に所属し青春を野球に捧げてきました。
しかし選手としては芽が出ず、大学卒業後の進路に本気で悩むことに。
「野球以外にやりたいことってなんだろう」
そんな思いを常に抱えながら、就職活動を始めました。
そんな中、ふと気づいたのが、「食べること」と「誰かを笑顔にすること」が好きだという自身の想い。
「美味しいものを食べたとき、人は自然に笑顔になる」
自分の直感に近い想いを大切にしたいと考え、食品業界に就職。
酒類・食品卸会社で2年間、会社員(営業職も経験)として働きながら幅広い商品を販売してきました。
上司、先輩、同期にも恵まれ、仕事のやりがいは大きなものでしたが、
次第に「自分が手掛けた商品で直接、人を笑顔にしたい」という想いが強くなり、
食べ物の中でも特に笑顔がそばにあると考えた“お菓子”の世界に飛び込むことを決意。
一念発起してパティシエの道を志し、ゼロから新たな挑戦が始まりました。
社会人直前(内定者研修時)
2、パティシエの世界へ
25歳で専門学校入学。
6歳も年下の同級生たちはすでに有名な洋菓子店を知り尽くしている人、
小さい頃からお菓子作りをしている人。 そんな同級生たちが、たくさんいました。
一方、自分はというと、知識ゼロ、技術ゼロの完全な初心者。
入学までお菓子を一度も作ったことがない上に
手先も不器用で何度練習しても技能テストで不合格になることも。
人生で初めて作ったショートケーキは、今でも思い出したくないほどの出来栄えでした。
参考:パティシエ4年目時そんな中でも諦めず、練習を重ね、卒業後は千葉県のパティスリー(フランス菓子店)に就職しました。
3、不器用さと心の弱さと向き合う現場での日々
本当の試練は、ここからでした。
毎日ミスをして、先輩とシェフに叱られ続ける日々。
精神的にも体力的にも、限界ギリギリの中で、心の弱さからミスをごまかしてしまう時期もありました。
「いつこの日々は報われるのだろうか」
「本当にパティシエの道を選んでよかったのか」
毎日、答えのない自問自答を繰り返し、出口のないトンネルを歩いている感覚でした。
そんな日々の中でも、自分なりに練習を重ね、先輩方やシェフの指導もあり、
少しずつ少しずつ、できることが1つ、また1つと増えていきました。
このパティスリーで積み重ねた経験は、今の私を支える「パティシエとしての礎」となっています。
そして、次に修行先として選んだ京都のお店。
ここで出会ったシェフの一言が、僕の夢を現実的な目標へと変えてくれました。
「独立はいつかじゃあかん、3年後やな。」
この言葉を聞いた瞬間、それまで「いつか」とぼんやり思っていた独立の夢が、一気に加速。
コンクールへの挑戦、魅せ方への意識、枠にとらわれないお菓子作り。
そして、人を感動させるお菓子を生み出す難しさを、改めて深く学んだ日々でした。④mUniが目指すもの-店名に込めた3つの想い-
"牟尼"の姿勢で菓子を作り、唯一"無二"の存在に。
美味しいお菓子を食べると思わず上がる口角"U"を増やすこと。
「心の温度と口角を上げるお菓子」、これがmUniのコンセプトです。
1、"牟尼"(ムニ)=仙人のようにお菓子を極めて
牟尼とは、深い修行を積む仙人という意味があります。
菓子作りも、終わりのない探求の世界。 知識を深め、素材と向き合い、美味しさを追求する。
そんな職人として在り続ける――
2、唯一 "無二" なお菓子屋を目指して
焼き菓子とジェラート。
そのどちらの専門店だからこそできる価値や美味しさを提供する、
唯一無二の存在を目指す――
3、 笑顔で上がった口角 "U" を増やしたい
「美味しいお菓子を口にした瞬間、自然とこぼれる笑顔。
そのとき、ふわっと上がる口角――
その幸せな瞬間を『U』の形に込め、大文字にしました。
-ロゴのふくろうに込めた想い-
フクロウは「福来郎」「不苦労」といった縁起の良い語呂合わせで知られ、幸せの象徴とされる動物。
お菓子で幸せを届けたい、という想いにぴったりだと考え、ロゴに選びました。
また、自分の出身地である千葉県の千葉駅前に「フクロウ交番」という特徴的な交番があります。
原点を忘れず歩み続けたいという想いも、このロゴに込めています。⑤多くの"U"を増やすための4つのこだわり
1. 材料へのこだわり
焼き菓子において大切な材料と考える「バター」と「小麦粉」。
バターは、フランス ノルマンディー地方の発酵バターと北海道産バターを、
小麦粉は、北海道産とフランス産を作るお菓子に合わせて使用します。
ジェラートには、北海道・釧路地区の浜中町で育った新鮮な牛乳を使用。
その他にも、
・京都 石挽き宇治抹茶
・2年に1度しか収穫されないシチリア島ブロンテ産ピスタチオ
・瀬戸内海 岩城島のレモン
など香りや後味、余韻が素晴らしいと感じた素材を使用します。
素材にこだわるからこそ生まれる、確かな美味しさがmUniにはあります。
岩城島のレモンを使ったレモンケーキ。 よりブラッシュアップして販売予定
フランス・北海道産 2種のバターで作る厚焼きクッキー
2. 機材へのこだわり
焼き菓子を焼き上げるのは、
フランス Pavailler社製の2種類のオーブンを組み合わせたコンビネーションオーブン。
・密閉性が高く熱風で焼き上げるコンベクションオーブン
・遠赤外線効果と蓄熱性に優れた石窯のデッキオーブン
これらを焼き菓子に合わせて使い分け、理想的な焼き上がりを実現します。
また今後の商品拡充も見据え、生菓子用の生地の焼成にも適した機材を選定しました。
ジェラートは、本場イタリア BRAVO社製のジェラートマシン「トリティコ」で製造。
数社のマシンで実際に仕込んだジェラートを食べて比較した中で
最もなめらかな口当たりを生むと感じたこの機材を選びました。
これらの機材で作る焼き菓子やジェラートは、他では味わえない特別な美味しさがあると考えています。
「トリティコ」で作る
口溶けなめらかなミルクジェラート
3. 包材へのこだわり
お菓子にとって、パッケージはその美味しさや魅力をさらに引き立てる大切な要素です。
ロゴに描かれているフクロウをあしらったパッケージの数々は、
デザイナーさんと何度も意見を重ね、細部に至るまで丁寧に作り上げました。
ただ美味しさを包み込むだけではなく、手に取った瞬間からワクワクしてもらえるように。
そんな想いを込めて、デザインにもとことんこだわっています。
ギフト箱に描かれたデザインイメージ
これまでお世話になった恩師たちの名前に
ゆかりのある動物や木々を組み込んだデザインにしました。
4、お菓子作りへのこだわり
どれほど上質な材料や機材にこだわっても最後においしさを決めるのは、作り手の心だと考えています。
僕が作りたいのは「想いが込もったお菓子」です。
これまでのパティシエのキャリアの大半を過ごした「焼き場」では、
焼き色、香ばしさ、食感。すべてを引き出す"火の入れ方"を学びました。
温度と時間はあくまで目安です。その日の気温や生地の状態などの細かい変化を見極める。
僕の火入れの考え方は「美味しそうに焼く」。
シンプルですが、「どう美味しく食べてもらいたいか」を想像しながら火入れをする。
パティスリーでの修行時代に学んだ大切な哲学です。
しっかり焼きこんだ
フロランタン
京都での修行では、
香り高くなめらかなジェラートに出会い、コンクールへの挑戦を通じて、
お菓子の「魅せ方」や「伝え方」の重要性にも気づかされました。
見た目、言葉、物語。お菓子は味だけではなく、心にも響くものではないといけないと考えています。
気温や湿度、素材のごく小さな変化を感じ取りながら、その日一番の仕上がりを探る。
そんな日々の中で、私は職人としての感覚を磨いてきました。
深く考えずとも、思わず「おいしい」と笑顔がこぼれる。
そんなお菓子をmUniでは作りたいと思っています。
初めて挑戦したコンクールの作品⑥資金の使い道
mUniのオープンに伴う開業資金は約3050万円を見込んでいます。
内訳は以下の通りです:
店舗契約金:185万円
内外装工事費:約1200万円
厨房機器:約1100万円
器具・備品類:約150万円
運転資金(空家賃、材料・包材の仕入れ等):約415万円
融資も決まり、大方順調に計画が進んでいました。
しかし、選び抜いた機材の搬入の関係で計画段階時に比べて予想以上に工期が延びることに。
通常、厨房と販売エリアを同時進行で進める工事が一般的ですが、
mUniは小さな店舗であるため、機材搬入後に販売エリアの工事を行う2期工事にせざるを得ない状況です。
これにより、想定外の空家賃が発生することになってしまいました。
さらに、様々な情勢による物価上昇で厨房器具や包材、資材の価格が計画当初よりも予想以上に値上がり。
材料、包材等の仕入れに充てる運転資金が計画時よりも想定以上に増加する状況です。
今回のクラウドファンディングでの資金は、
主に器具・備品類の購入、運転資金に充てさせていただく予定です。⑥リターンについて
ぜひこの機会に店舗に足に運んでいただきたい!という想いから、
ご来店に適した商品券、割引券、パフェ会招待をご用意させていただきました。
また来店が難しい遠方の方にもmUniらしい包材に詰めた焼き菓子のリターンをご用意させていただきました。
リターン早見一覧
『ご来店可能な方におすすめ』
A,¥ 5,000 商品券(¥1,000分×6枚)有効期限:ご来店日より1年間
B,¥10,000 商品券(¥1,000分×12枚)有効期限:ご来店日より1年間
C,¥10,000 VIP 常時10%offチケット+グッズ 有効期限:ご来店日より1年間
D,¥30,000 VIP 常時15%offチケット+グッズ 有効期限:ご来店日より1年間
E,¥50,000 VIP 常時20%offチケット+グッズ 有効期限:ご来店日より1年間
F,¥30,000 パフェ会ご招待
※一般のお客様に先駆けてご指定日時にパフェをお召し上がりいただきます。
※商品券イメージ画像
『遠方の方におすすめ』
G,¥8,000 ふくろうのたまご(ブールドネージュアソート)+グッズ
H,¥10,000 クッキー缶(クラウドファンディング限定の中身)+グッズ
I,¥15,000 焼き菓子詰め合わせ(コンクール受賞作2品含む)+グッズ
『グッズについて』
止まり木でアイスを食べながら羽休めをするふくろうが描かれた
オリジナルデザインのオーガニックコットンで作るキャンバストートバッグ。
内ポケットがあり、スマホなどの小物を入れるのに便利です。
ちょっとしたお買い物などにおすすめなサイズ感になっています。
※バッグは『ナチュラル』、デザイン部分は『黒』で作成いたします。
規格: 本体 約300×200×100㎜、持ち手 約25×290㎜
『パフェ会でのパフェについて』
提供するパフェは、
旬の山梨県産の桃を使用した「ペーシュメルバなパフェ」を予定しております。
パフェ構成(予定):下記のパーツを使用したパフェをご提供いたします。
※細かい構成の変更がある場合がございます。ご了承ください。
・白ワインでコンポートした桃
・桃、ミルク、いちごの3種のジェラート
・カスタードクリーム、バニラ風味の生クリーム、桃のゼリー
・自家製クランブルクッキー、マカダミアナッツ
・フランボワーズソース(別添え)
パフェ会の詳細に関してはリターンの欄をよくお読みいただきますようよろしくお願いいたします。⑦今後のスケジュールについて
・6月中旬ごろ:工事竣工→保健所検査→オープン準備
・7月中旬ごろ:オープンセール予定
※特別価格での販売期間となるため商品券、VIP券のご使用はいただけません。
予めご了承ください。
・7月下旬:通常営業開始予定 ※商品券、VIP券のお渡し開始。
・7月28,29日:パフェ会予定
・8月以降:リターン品(G~I)順次発送⑧最後に
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
僕が作りたいのは、ただ“美味しい”だけのお菓子ではありません。
食べた人の心の温度がふっと上がり、
思わず口角が上がってしまうような想いを込めたお菓子。
焼き菓子とジェラート。
そのどちらも素材や機材にどれだけこだわっても、
最後にその“美味しさ”を決めるのは、作り手の姿勢と想いだと、僕は信じています。
これまでの修行先で数えきれないほど、失敗し、叱られ、悔しさを噛みしめながらも、
立ち止まらずに積み重ねてきた日々。
諦めずに積み重ねた日の支えは、「自分が手掛けた商品で直接、人を笑顔にしたい」
というパティシエを志した時から変わらない、たった一つの想いでした。
今、その夢が、僕の地元・西荻窪でいよいよ形になろうとしています。
そして、このプロジェクトを立ち上げたもう一つの理由。
それは、「夢は叶う」ということを、伝えたいからです。
不器用でも、遅咲きでも、諦めずに一歩ずつ前に進めば、夢はきっとカタチになる。
僕の挑戦が、誰か一人でも「もう少しだけ頑張ってみよう」と思うきっかけになったら、
これほど嬉しいことはありません。
そしてこれは、ゴールではなく次の夢へ進むための第一歩でもあります。
どうか、ご支援していただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
mUni オーナーシェフパティシエ 染谷悠太(そめやゆうた)
【焼き菓子とジェラート専門店 mUni】
東京都杉並区西荻北4-1-20 小林ビル1階 JR中央・総武線西荻窪駅北口より徒歩5分
こだわりの素材で作る焼き菓子とジェラート。そして、それらを組み合わたパフェ。
「心の温度と口角が上がるお菓子」をコンセプトに
枠に捉われないお菓子を提供するお店になる予定です。
店舗オープンの際はぜひ足をお運びいただけますと嬉しいです。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。
※パフェ会以外のスケジュールは工事の進捗状況等で予告なく変更になる場合がございます。
※支援者都合でのキャンセルや返金はお受けできませんので、よくご確認の上ご支援をお願いいたします。