紀州漆器の美を世界へ── 山家漆器店

2025.05.28 10:00
株式会社山家漆器店
株式会社山家漆器店、新ブランド「SHIKI-ORIORI しきおりおり」シリーズのミラノデザインウィーク2025出展報告と大阪・関西万博から販売開始のお知らせ。
和歌山県海南市に拠点を置く株式会社山家漆器店(代表:山家優一)は、イタリア・ミラノで開催された「ミラノデザインウィーク2025」において、2025年4月8日から12日まで、新ブランド「SHIKI-ORIORI しきおりおり」を交えたコラボレーションイベント
として出展いたしました。
また、2025年6月16日から18日に開催される大阪・関西万博内の「日本工芸産地博覧会2025」にて、同ブランドの販売を開始いたします。さらに、自社オンラインショップでも「SHIKI-ORIORIしきおりおり」シリーズの販売を開始いたします。
和歌山の四季を象徴する「白」をテーマに、伝統的な技術と現代的なデザインを融合させたブランド「SHIKI-ORIORI しきおりおり」
「SHIKI-ORIORI しきおりおり」は、和歌山県海南市の山家漆器店が手がけるプロダクトブランド(デザイン : 田口裕介)です。紀州漆器の伝統技術と現代的なデザインを融合させ、和歌山の四季を象徴する「白」をテーマにした製品を展開する。和歌山県は、日本で最も多くのお盆を生産する地域であり、そのルーツは供え物を運ぶ道具として始まり、やがて食事やおもてなしのシーンへと広がりました。「しきおりおり」は、お盆にまつわる文化的背景を踏まえ、伝統的な技法と現代的な感性を融合させたプロダクトを通じて、日本の美意識を国内外に発信していきます。
このコンセプトを世界に伝えるスタートの第一歩として、私たちはイタリア・ミラノデザインウィークでのイベントを企画しました。
さざなみ Bon¥16,500 / Dai ¥16,500 / Oshiki¥16,500
ゆきはだ Bon¥17,600円/ Dai ¥16,500 / Oshiki¥16,500 / Meimei-zara ¥ 9,900
ミラノデザインウィーク2025での展示報告
ミラノデザインウィーク2025では、ミシュランガイド掲載のミラノ・トルトーナ地区の懐石料理店「
」とのコラボレーションにより、紀州漆器の魅力を世界に発信しました。期間中は、挾間敏シェフによる完全予約制の特別ディナーメニューとともに、漆器の美しさを体験いただきました。
モノがあふれるこの世界で、ヒトは本当に何を求めているのか--。
今回のプロダクトローンチイベントの主題として、食というコミュニケーションを通じ、深く感情や時間を共有しながら、これからの「モノ」と「ヒト」の関係について対話することを大切にしたい。
料理がテーブルに置かれた瞬間、口にしたあとの笑顔、そしてシェフとの会話。そのひとつひとつに、答えが静かに表れているように感じています。

Direction / Design / Movie :
Branding photo / Movie shooting :
Model :
Decoration frame :
Special menu photo :
Flower :
漆器の繊細な質感と、挾間シェフの料理による季節の旬の食材を活かした目でも舌でも味わう洗練された調和が、お召し上がりいただいたお客様や来場者から高い評価をいただきました。

特に、「紀州蒔地」や「根来塗り」を駆使した紀州漆器の伝統的な技法と、白を基調とした現代的なデザインの融合は注目を集めました。

山家漆器店の定番商品も含めて、ランチメニューやコースメニューに使用いただいてます。
Milano Design Week 2025
[ 四季折々 SHIKI-ORIORI / Seasonal Beauty ] by Yamaga Shikki
日程 : 2025年4月8日(火)~4月12日(土)
住所 : Ristorante HAZAMA Via Savona 41, 20144 Milan Italy
時間 : ランチ / 12:00 - 15:00_ディナー / 19:30 - 23:00 19:30~又は21:00~の2部制
シェフ挾間敏氏
Ristorante HAZAMA / Via Savona 41, 20144 Milan Italy

Ristorante HAZAMA / 挾間敏
イタリア・ミシュランガイド掲載の日本料理店HAZAMAシェフ、挾間敏(はざまさとし)。日本料理「なだ万」で修行後に渡伊。約10年に渡り、オステリアからリストランテまで幅広く、研鑽を積み、2020年に Ristorante HAZAMAをオープン。日本料理の基本である「五法」生を活かす・焼く・揚げる・煮る・蒸すに忠実に、季節の地元食材と地中海の魚を用い、イタリアでしか味わうことのできないKaiseki料理を追求している。
大阪・関西万博での販売開始
2025年6月16日から18日に開催される大阪・関西万博内の「日本工芸産地博覧会2025」にて、「SHIKI-ORIORI しきおりおり」の販売を開始いたします。本イベントでは、全国20社のつくり手が集い、工芸と産地の新しい未来を切り拓く場として、多くの来場者に日本の伝統工芸の魅力を伝えることを目的としています。中川政七商店や能作など、日本を代表するブランドと並び、山家漆器店は紀州漆器の魅力を全国にお届けいたします。

JAPAN CRAFT EXPO 2025 日本工芸産地博覧会
会期:2025年6月16日(月)~6月18日(水) 9:00~21:00 ※最終日のみ17:00終了
場所:大阪・関西万博/EXPOメッセ「WASSE」
入場料:無料 ※別途、大阪・関西万博の入場料が必要です
主催:一般社団法人日本工芸産地協会
自社オンラインショップでの販売開始
2025年春にリニューアルした山家漆器店の自社オンラインショップでも、6月中旬より「SHIKI-ORIORI しきおりおり」シリーズの販売を予定しています。全国のお客様に、紀州漆器の魅力をお届けいたします。
山家漆器店について
山家漆器店は、和歌山県海南市に工房を構え、紀州漆器の産地で多くのつくり手と手を取り合いながらものづくりを行っています。1950年の創業以来、伝統的な技術と現代的な感性を融合させた製品を提供し続けています。
私たちのコーポレートメッセージ「漆器であそぶ 漆器で笑顔になる」は、漆器を使う人、選ぶ人、伝える人が、心の余裕や暮らしを楽しむ要素を持ち、漆器を語り、選び、使うことで、暮らしを豊かにすることを願っています。漆器はもっと自由であるべきだと考え、日常の中で漆器の魅力を再発見していただけるような製品づくりを目指しています。
2023年10月には法人化し、株式会社山家漆器店として新たなスタートを切りました。クリエイティブパートナーとして
氏を迎え、ウェブサイトのリニューアルやコーポレートメッセージの発信を通じ、会社の存在意義を再確認し、未来に向けた宣言としています。
山家漆器店は、これからも400年以上の歴史を誇る紀州漆器の技術を活かし、現代のライフスタイルに合った製品を提供し、地域の伝統産業の振興にも力を入れてまいります。
株式会社山家漆器店 四代目 山家優一
和歌山県海南市・黒江地区を拠点とする紀州漆器の産地は、室町時代から続く長い歴史を持つ。1950年、比較的後発の事業者としてこの地に創業したのが山家漆器店である。山家優一はその四代目にあたり、漆器の伝統を継承しながら、次代への橋渡しを担っている。
漆器には多様な技法や塗り、表現が存在するが、まず「その良さを知ってもらうこと」に重きを置いて活動している。「使ったことがない」「扱いが難しそう」「今も使われているのか?」といった一般の声に触れるたび、漆器の価値が十分に伝わっていない現状を課題ととらえ、国内外に向けて漆器の魅力を丁寧に発信している。
伝統的な技術に加え、時代とともに育まれてきた職人の技や息遣いを、新たなものとのコラボレーションや工夫された見せ方によって引き出し、紀州漆器の未知なる可能性を広げることを目指す。
「漆器であそぶ」。
その言葉を体現するように、漆器と共に歩む日々を通して、漆器文化の継承と再解釈に挑み続けている。
YUSUKE TAGUCHI DESIGN /
田口裕介日本の伝統工芸や、国内外の職人・作家とのコラボレーションを通じて、人や素材の本質を活かした美しさと魅力を追求する商品開発デザイナー。作り手との密なコミュニケーションを通じ、「つくる」「伝える」「売る」の一連のプロセスをクリエイティブを通じて共に考える。
イタリアでの活動をはじめ、ミラノデザインウィークやメゾン・エ・オブジェなどの国際的なデザインイベントに数多く出展。近年は、展示による作品鑑賞やプレゼンテーションを主とするのではなく、暮らしの光景を想像させる企画を提案し、実際に使用・購入、作り手と一般の方々とが直接触れ合う場づくりに注力している。
本プレスリリースに関するお問い合わせは、以下までお願いいたします。
株式会社山家漆器店
山家優一
Email: yamaga-shikki@prinmail.com
Tel: 073-482-2177

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