飲食・小売業のバラバラ各社POSレジデータを自動で収集、単一フォーマットに集約統合し、お使いのシステムに連携します。「TEAL GATEWAY」

2025.05.21 22:30
TEAL-TECH
POSレジとお使いの集計システム間のデータ連携だけに特化したサービスの提供を開始します。飲食企業、売上管理システム企業、飲食業界システムベンダー企業の皆さまにお使いいただけるサービスです。

「店舗やシステムごとにデータが散在し、有効活用できていない…」これは、飲食・小売業界に共通する長年の課題です。この課題に対し、株式会社ティールテクノロジーズ(本社:東京都、代表取締役:斉田教継)は、あらゆるデータを自動で集め、使える形に整える画期的なデータ統合プラットフォーム「TEAL GATEWAY」を提供開始。

これまで多くの企業が諦めていた、異なるメーカーのPOSレジや多様な業務システム間のデータ連携を、専門知識なしで実現します。本リリースでは、TEAL GATEWAYが「何をするシステム」で、それがいかに企業のデータ活用と経営判断を劇的に変えるのか、その核心に迫ります。
POSレジのRAWデータ(商品販売全記録、全伝票)から集計し、統一フォーマットで集計したデータを、今お使いの各集計システムのデータベースに提供するだけのデータゲートウェイサービスです。
1. 「TEAL GATEWAY」とは? ~あなたの会社のデータを「使える資産」に変える魔法の箱~
TEAL GATEWAYは、飲食・小売企業内に散在する様々なデータを、手間なく自動で収集・整理し、経営判断や詳細な分析に活用できる「統合データ」へと変換するクラウドサービスです。具体的には、主に以下の機能を提供します。

1. あらゆる業務システムからデータを自動収集:店舗で日々利用されているPOSレジ、オーダーエントリーシステム(OES)、勤怠管理システム、仕入システムなど、メーカーや種類が異なる複数のシステムから、必要なデータを自動的に集めます 。手作業でのデータ入力や抽出はもう不要です。

2. 「方言」だらけのデータを「共通語」に翻訳・標準化:システムごとに異なるデータの形式、項目名、定義(例えば「売上」の計上タイミングや「客数」のカウント方法など )を、TEAL GATEWAYが独自の技術で「解釈」し、「翻訳」。業界標準、あるいは企業独自の統一された基準に基づいた「共通言語」のデータに変換・標準化します 。

3. ミクロな注文データまで、一つにまとめて「超」整理:日々の合計数値だけでなく、顧客の「いつ、誰が、何を、いくつ注文したか」といった一件ごとの詳細な注文データ(トランザクションデータ/OESデータ)まで、異なるシステムから集めて統合。 これまで見えなかった顧客の行動やついで買いの傾向などを分析可能にします。

4. 整理されたデータを、あなたの見たい形で活用可能に:統合・標準化されたデータは、TEAL BI(姉妹品の分析ツール)での高度な分析はもちろん、お客様が既にお使いのBIツールやデータ分析環境、あるいは基幹システムに直接連携・提供することも可能です 。まさにお客様の「データ司令塔」として機能します。

つまりTEAL GATEWAYは、これまで「点」としてバラバラだった社内の全データを、自動で「線」でつなぎ合わせ、経営判断やマーケティング施策にすぐに使える「面」としての価値ある情報へと進化させる、飲食・小売業界のための「データ統合・整備専門工場」です。
2. なぜ、この「当たり前のようでできなかった事」が「すごい」のか? ~TEAL GATEWAYの革新性~
「データを集めて整理する」、言葉にすれば簡単ですが、飲食・小売業界の複雑なシステム環境において、これを実現することは極めて困難でした。TEAL GATEWAYの革新性は、この困難を乗り越える独自の技術とアプローチにあります。

革新性1.:業界の常識を覆す、驚異の「データ解釈・翻訳力」前述の通り、TEAL GATEWAYの核心は、各システム固有のデータ形式や定義(まさに「方言」)を正確に「解釈」し、標準化された「共通言語」に変換する技術です 。これは、長年の飲食業界での現場経験と、無数のシステム運用から得た知見の蓄積に基づく、ティールテクノロジーズの排他的なノウハウ。一般的なデータ統合ツールでは対応できない、この「人間系の知恵」とも言える解釈能力こそが、TEAL GATEWAYを唯一無二の存在にしています。

革新性2.:経営判断の精度を飛躍させる「OESデータ」の統合力多くの既存システムが日次の売上合計といった「まとめ情報」しか扱えないのに対し、TEAL GATEWAYは、顧客の注文一つひとつを記録した「トランザクションデータ(OESデータ)」レベルでの統合が可能です 。これにより、「どのメニューが一緒に注文されやすいか」「特定のプロモーションがどの商品の販売に貢献したか」など、より深く、具体的な分析が可能になり、戦略の精度が格段に向上します。

革新性3.:企業のIT環境や成長フェーズに合わせた「柔軟な連携・導入」TEAL GATEWAYは、お客様の既存のIT環境や事業規模、将来の展望に合わせて、最適な形でデータ連携や導入プランを提案します。現在お使いの分析ツールをそのまま活用したい、新しいクラウド環境にデータを集約したい、まずは一部門・一部店舗からスモールスタートしたい、といった様々なニーズに柔軟に対応できる設計となっています。
3. TEAL GATEWAYが解決する、飲食・小売業界の「見えざるデータ迷宮」
これまで多くの企業が、以下のような「データ迷宮」に迷い込み、貴重な時間と機会を失ってきました。
データのサイロ化:システムごとにデータが孤立し、全社横断的な状況把握が不可能 。
非効率な手作業:異なるシステム間のデータ集計やレポート作成に、人手と膨大な時間を浪費 。
不正確な経営判断:断片的な情報や勘に頼った意思決定による、機会損失や経営リスクの増大 。
変化への対応遅れ:市場や顧客のニーズ変化をデータで迅速に捉えられず、対応が後手に回る。

TEAL GATEWAYは、この「迷宮」の壁を取り払い、データを戦略的な意思決定に直結させることで、これらの問題を根本から解決します。
4. TEAL GATEWAYがあなたのビジネスにもたらす具体的な変化
迅速な経営判断:全社・全店舗の売上、コスト、KPIなどをリアルタイムで正確に把握。
収益機会の最大化:詳細なデータ分析に基づき、効果的なメニュー開発、販促、価格戦略を実行。
業務効率の大幅向上:データ集計・加工作業の自動化で、企画や分析など高付加価値業務へシフト。
顧客理解の深化:購買データと顧客情報を紐づけ、パーソナライズされた施策展開を支援。
POSレジからのデータの「つなぎ」だけに特化したTEAL GATEWAYとは?
こんなお悩みを解決します。
1. 異なるPOSレジからの統一した集計や分析ができない。
2. POSレジと集計システム上の数字が一致しない。
3. レジ締めミス、開局ミスなどで売上集計が荒れることがある。
4. POSレジごとのデータの表記揺れ(記録の違い)によりうまく分析できない。
5. メニューと伝票分析で、もっと深堀分析をいろいろやりたい。
6. バラバラな勤怠システムのデータも取り込みたい。

1.異なるPOSレジからの統一した集計や分析ができます
これまで多くのPOSレジメーカーのRAWデータ(商品販売全記録、全伝票)を集計し、全POSレジ統一した標準連携規格のフォーマットにデータを統合することに成功しました。異なったPOSレジのデータが一本化できます。
2.POSレジと集計システム上の数字が一致します
POSレジの全記録データから独自に統一データフォーマットに集計した数値が正しくないと意味がありません。商品集計と伝票集計の双方ともPOSレジ上の集計値と毎日検算して、差異がないことを表示しています。
3.レジ締めミス、開局ミスが起きても売上集計は影響ありません。
売上の表示はRAWデータ集計(商品販売全記録、全伝票)から作られているため、日計集計の集計エラーの影響は受けません。前日のレジ締め直後にレジを誤って開局したケースや、営業終了後のレジ締めを忘れ翌日にレジ締めをしたケース、レジ締めをせず2日営業してしまったケースなど、これらのケースでは店舗売上が正しく集計されません。しかしTEAL GATEWAYではRAWデータからの集計値のため、日計集計の影響を受けません。
4. POSレジごとのデータの表記揺れ(記録の違い)はマージ(統合)できます。
POSレジ上に記録された各データの表記揺れは多くの飲食企業で発生しています。例えば、メニュー名、メニューコード、分類名、支払い種別名、金券名、値割引名などバラバラになっていると、うまく集計できず、分析も機能しません。当サービスでは表記揺れをマージ(統合)することができ、データの価値を高めます。さらに、レシピ管理や日次での理論原価の時価管理にはメニュー名とメニューコードのマージ機能は必須です。
5. メニューと伝票で深堀分析をいろいろできる。
当サービスではPOSのRAWデータ集計(商品販売全記録、全伝票)からの集計のため、様々な深堀分析のための元データを提供できます。どのPOSレジからでも共通の統一したフォーマットで提供します。
深堀分析の一例
- 入店時刻、会計時刻別分析(売上&ABC)
- 時間帯別集計が自由に設計可能(全集計項目)
- 時間別滞在人数グループ別客数、皿数、客単価分析
- 併売分析(バスケット分析)
- 客単価分布図分析
- グループ客数の分布図分析
その他、新たな分析軸を追加で抽出できます。

6. バラバラな勤怠システムのデータも統合集計できます
業界内で使われている様々な勤怠システム、シフト作成システムのデータを統一したフォーマットで取り込めます。ヘルプも加味した打刻店舗別の、労働時間集計、人件費集計、さらに作成したシフトから月末までの人件費と時間数を算出して着地見込みのデータも提供可能。
※勤怠とシフトツール側でそのようなデータ出しができることが前提です。
今後の展望:
TEAL GATEWAYは、飲食・小売業特化型BIツール「TEAL BI」とのシームレスな連携により、データの統合整備から高度な分析、具体的な経営改善アクションの提案までを一気通貫で支援する「経営改善プラットフォーム」として、さらなる進化を目指します。ティールテクノロジーズは、企業の規模や業態を問わず、すべての飲食・小売企業がデータという強力な武器を手にし、持続的な成長を遂げられるよう、全力でサポートしてまいります。

株式会社ティールテクノロジーズ:
創業経営者が長年にわたり飲食ビジネスの現場で経営に携わり、業界が抱える「データ活用の難しさ」を誰よりも深く理解していたことから着想されました。現場の課題意識と、それを解決するための高度なデータ技術、そして業界標準化への貢献意識が融合し、TEAL GATEWAYは誕生しました。

本リリースに関するお問い合わせ先:
詳しくはウェブサイトで 
お問い合わせ先:info@teal-tech.jp

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