松竹ブロードキャスティング株式会社
CS衛星劇場では、「終戦80年 映画が伝える戦争の記憶」と題して、戦争にまつわる映画を3ヶ月連続で特集します。
2025年は、第二次世界大戦の終結から80年。CS放送「衛星劇場」では、「終戦80年 映画が伝える戦争の記憶」と題して、戦争にまつわる映画を3ヶ月連続で特集します。
6月は、返還前の沖縄を舞台にした地井武男主演の「劇映画 沖縄」、元沖縄県知事の大田昌秀原作の「沖縄健児隊」、津島恵子出演「ひめゆりの塔」、吉永小百合出演「あゝひめゆりの塔」、台湾と日本の合作ドキュメンタリー「海の彼方」、山本薩夫監督「戦争と人間」3部作の計8作品を放送。7月は、「間諜未だ死せず」、「必勝歌」、「乙女のゐる基地」などを、8月は映画に加え戦争を題材にした舞台も放送予定です。
さらに松竹では「昭和100年」プロジェクトを実施中。昭和の名作映画に関するさまざまな企画を展開中ですので、あわせてご確認ください。
「劇映画 沖縄」(C) 「劇映画 沖縄」製作上映委員会
劇映画 沖縄
[放送日] 6月5日(木)午前8:30~他
1969年
[監督・脚本]武田敦
[音楽]渡辺宙明
[出演]佐々木愛、地井武男、加藤嘉、中村翫右衛門、飯田蝶子、戸浦六宏、富山真沙子、岩崎信忠 他
アメリカの統治下にあった沖縄を舞台に、そこに暮らす人達の闘いを描く。「第一部 一坪たりともわたすまい」「第二部 怒りの島」の二部で構成されている。
「沖縄健児隊」(C)1953松竹株式会社
沖縄健児隊
[放送日] 6月5日(木)午後0:00~他
1953年
[監督]岩間鶴夫
[原作]大田昌秀、外間守善
[脚本]沢村勉
[出演]大木実、石浜朗、田浦正巳、水原真知子、紙京子
「鉄血勤皇師範隊」なる名称の下に、東西諸島軍最高司令官の直属部隊として日本と運命を共にした沖縄師範学校職員と、生徒たちの悲劇を描いた作品。原作は元沖縄県知事の大田昌秀。
「ひめゆりの塔」(C)東映
ひめゆりの塔
[放送日] 6月5日(木)深夜0:00~他
1953年
[監督]今井正
[脚本]水木洋子
[出演]津島恵子、岡田英次、信欣三、石島房太郎、殿山泰司、香川京子
太平洋戦争で国内唯一の地上戦場となった沖縄を舞台に、勤労奉仕で最前線へと駆り出された女学生たちの悲劇的な運命を描き、反戦平和への祈りを込めた名作。
「あゝひめゆりの塔」(C)1968年日活株式会社
あゝひめゆりの塔
[放送日] 6月12日(木)深夜0:15~他
1968年
[監督]舛田利雄
[脚本]八木保太郎、若井基成、石森史郎
[音楽]真鍋理一郎
[出演]吉永小百合、浜田光夫、和泉雅子、二谷英明、乙羽信子、高品格、藤竜也、渡哲也 他
太平洋戦争が生んだ数多くの悲劇の中でも、最も痛ましい沖縄に散った殉国の女子学徒“ひめゆり部隊”の物語。吉永小百合が沖縄師範女子部の生徒を演じている。
「海の彼方」(C) 2016 Moolin Films, Ltd.
海の彼方
[放送日] 6月2日(月)午前10:30~他
2016年
[監督]黄インイク(黄胤毓)
[撮影]中谷駿吾
[音楽]中堀海都
[ナレーション]玉木慎吾(SEX MACHINEGUNS SHINGO☆)
[出演]玉木玉代、玉木秋雄、登野城美奈子、玉木美枝子、吉原美佐子、玉木茂治、志良堂久美子 他
歴史の影に隠されていた石垣島への台湾移民たちの存在。東アジア過去80年の歴史の変遷を、その歴史に翻弄されながらも生き抜いてきた、ある一家の3世代にわたる軌跡を辿った珠玉のドキュメンタリー。
「戦争と人間 第一部 運命の序曲」(C)1970 日活株式会社
戦争と人間 第一部 運命の序曲
[放送日] 6月1日(日)午前8:30~他
1970年
[監督]山本薩夫
[原作]五味川純平
[脚本]山田信夫
[音楽]佐藤勝
[出演]滝沢修、高橋悦史、浅丘ルリ子、中村勘九郎、高橋英樹、栗原小巻、石原裕次郎
戦争とは、人間とは何であるのかを問う戦争大河超大作。五味川純平の同名大河小説『戦争と人間』の映画化。1931年の満州事変前夜から1939年のノモンハン事件までを背景に、様々の層の人間の生き様から死に様までを描いている。そして、その後の太平洋戦争に至る経緯について丁寧に表現されている。日本の満州侵出、大陸侵出を歴史的検証に基づいて製作された。
第一部:運命の序曲
昭和初期、振興財閥・伍代一族は満州への進出を画策し、軍部との癒着を強めていく。やがて関東軍は張作霖を爆殺し、そして柳条溝事件によって満州事変が勃発する。
「戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河」(C)1971 日活株式会社
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河
[放送日] 6月1日(日)午後0:00~他
1971年
[監督]山本薩夫
[原作]五味川純平
[脚本]山田信夫、武田敦
[音楽]佐藤勝
[出演]滝沢修、高橋悦史、浅丘ルリ子、北大路欣也、山本圭、吉永小百合、佐久間良子
第二部:愛と悲しみの山河
関東軍によって建設された満州国で、伍代財閥は大規模なアヘン密売に手を染めていた。大陸内では抗日パルチザンの戦いが執拗に続けられていき、日本国内では軍部の権力が増大していく。
「戦争と人間 第三部 完結篇」(C)1973 日活株式会社
戦争と人間 第三部 完結篇
[放送日] 6月1日(日)午後3:15~他
1973年
[監督]山本薩夫
[原作]五味川純平
[脚本]山田信夫、武田敦
[音楽]佐藤勝
[出演]滝沢修、高橋英樹、高橋悦史、北大路欣也、山本圭、吉永小百合、浅丘ルリ子、芦田伸介
第三部:完結篇
日本の中国侵略戦争は、昭和12年12月の南京大虐殺をはじめ、数知れぬ惨劇を大陸にもたらしていった。昭和14年5月、満州とモンゴルの国境で日本軍とソ連軍とが激突。世に言うノモンハン事件の始まりである。
7月のラインナップ
「間諜未だ死せず」(C)1942松竹株式会社
間諜未だ死せず
1942年
[監督]吉村公三郎
[脚本]津路嘉郎、木下惠介
[出演]原保美、佐分利信、上原謙、木暮実千代、斎藤達雄、水戸光子、日守新一
出演人員延2万人、松竹大船の俳優陣を総動員し、吉村公三郎が意欲的に演出した防諜思想大作。
「必勝歌」(C)1945松竹株式会社
必勝歌
1945年
[演出]共同監督
[原作]田坂具隆
[脚色]清水宏、岸松雄
[出演]佐野周二、高田浩吉、田中絹代
田坂具隆、清水宏、溝口健二、マキノ正博といった名監督たちによるプロパガンダ映画。
「乙女のゐる基地」(C)1945松竹株式会社
乙女のゐる基地
1945年
[監督]佐々木康
[脚本]津路嘉郎
[出演]水戸光子、佐野周二、笠智衆、原保美、東野英治郎、安部徹、志村喬、葛城文子
終戦の年に唯一制作・上映された映画。
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