『陸将、海将と振り返る 昭和の大戦 - クリティカルシンキング -』2025年5月20日(火)発売

2025.05.20 11:00
株式会社ワニブックス
自衛隊最高幹部が振り返る、大東亜戦争のターニングポイント
株式会社ワニブックス(東京都渋谷区、代表取締役:高橋明男)は、『陸将、海将と振り返る 昭和の大戦 - クリティカルシンキング -』(著:小川清史 伊藤俊幸 桜林美佐)を2025年5月20日(火)に発売しました。


自衛隊最高幹部が振り返る、大東亜戦争のターニングポイント
最新の知見から見た大東亜戦争とはどうだったのか

ベストセラー『参謀の教科書』(双葉社)を著書に持つ、伊藤俊幸・元海将。潜水艦艦長にして米国防衛駐在官、情報官(インテリジェンス)も勤め上げた海将ならではの視点で、戦史を鋭く読み解きます。
『作戦術思考』『心を道具化する技術』(いずれもワニブックス)を著者に持つ、小川清史・元陸将は2016年熊本地震の災害派遣を指揮。レンジャー教官、装備部長、西部方面総監を歴任し、米軍歩兵学校、指揮幕僚大学留学経験もある陸将だからこそ見える分析にも注目です。
司会進行は防衛研究家として名高い桜林美佐氏が担当します。

本書は歴史書というだけではなく、リーダー論、フォロワーシップなど、現代にも通じる組織論などに言及した新しい試みの書籍です。日本にとってあの大戦を考える一つの視点になれば幸いです。
本書で取り上げられる主な論点
■海軍善玉論の大嘘、むしろ被害者は陸軍
■真珠湾はそもそもメインの戦いではなかった
■ミッドウェー作戦は空母殲滅作戦ではなかった
■山本五十六の無理解、南雲の善戦
■インパール作戦の牟田口愚将説という責任のがれ
■米軍は太平洋において、帝国陸海軍が強すぎて手がだせなかった
■忘れられそうな世界最大の海戦レイテ
■懸命に住民を守ろうした沖縄戦の側面


章構成
第0章 敗北ではなかった!?  ノモンハン事件再考
第1章 真珠湾攻撃から学ぶべき本当の教訓
第2章 「陸」から読み解くミッドウェー海戦
第3章 令和から読み解くガダルカナル
第4章 なぜインパール作戦は「史上最悪の作戦」になったのか
第5章 世界最大の海戦・レイテ沖海戦とは何だったのか?
第6章 帝国陸海軍から見た知られざる沖縄戦


【著者プロフィール】
伊藤 俊幸(いとう としゆき)
昭和33年生まれ。愛知県名古屋市出身。防衛大学校第25期生。機械工学専攻。筑波大学大学院修士課程修了、修士(地域研究)。主要職歴(自衛隊) 潜水艦はやしお艦長、在米国防衛駐在官、海幕情報課長、情報本部情報官、海幕指揮通信情報部長、第二術科学校長、統合幕僚学校長を経て、海上自衛隊呉地方総監(最終補職)。退職時の階級は「海将」金沢工業大学大学院(虎ノ門キャンパス)教授(専門:リスクマネジメント、リーダーシップ・フォロワーシップ)。日本戦略研究フォーラム政策提言委員、全国防衛協会連合会常任理事。趣味はゴルフ、ウォーキング、オペラ歌唱。著書に『参謀の教科書 才能はいらない。あなたにもできる会社も上司も動かす仕事術』(双葉社)、『陸・海・空 軍人によるウクライナ侵攻分析 日本の未来のために必要なこと』『陸・海・空 究極のブリーフィング 宇露戦争、台湾、ウサデン、防衛費、安全保障の行方』(いずれも共著、ワニブックス)。

小川 清史(おがわ きよし)
昭和35年生まれ。徳島県出身。防衛大学校第26期生、土木工学専攻・陸上自衛隊幹部学校、第36期指揮幕僚課程。米陸軍歩兵学校および指揮幕僚大学留学。主要職歴(自衛隊)レンジャー教官歴4年間、うち主任教官歴3年間。第8普通科連隊長兼米子駐屯地司令、自衛隊東京地方協力本部長、陸上幕僚監部装備部長、第6師団長、陸上自衛隊幹部学校長、西部方面総監(最終補職)。退職時の階級は「陸将」。現在、一般社団法人 救国シンクタンク 客員研究員。全国防衛協会連合会 常任理事。日課として、毎朝マンデリン(珈琲)をドリップで淹れること。趣味は合氣道、イラスト描き、書道、茶道。
著書に『日本人のための核大事典』『近代戦を決するマルチドメイン作戦』『台湾・尖閣を守る「日米台連携メカニズム」の構築』『有事、国民は避難できるのか』(いずれも共著、国書刊行会)、『陸・海・空 軍人によるウクライナ侵攻分析 日本の未来のために必要なこと』『陸・海・空 究極のブリーフィング 宇露戦争、台湾、ウサデン、防衛費、安全保障の行方』(いずれも共著、ワニブックス)、『組織・チーム・ビジネスを勝ちに導く 「作戦術」思考』『どんな逆境でも、最高のパフォーマンスを発揮する 心を「道具化」する技術』(いずれもワニブックス)など多数。

桜林美佐(さくらばやし みさ)
昭和45年生まれ。東京都出身、日本大学芸術学部卒。防衛・安全保障問題を研究・執筆。2013年防衛研究所 特別課程修了。防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理事。国家基本問題研究所客員研究員。防衛整備基盤協会評議員。趣味は朗読、歌。
著書に『日本に自衛隊にいてよかった ──自衛隊の東日本大震災』(産経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸~星になった小さな自衛隊員~』(並木書房)、『自衛隊と防衛産業』(産経NF文庫)、『陸・海・空 軍人によるウクライナ侵攻分析 日本の未来のために必要なこと』『陸・海・空 究極のブリーフィング 宇露戦争、台湾、ウサデン、防衛費、安全保障の行方』(いずれも共著、ワニブックス)『軍産複合体:自衛隊と防衛産業のリアル』(新潮社)など多数。
【書誌情報】『陸将、海将と振り返る 昭和の大戦 - クリティカルシンキング -』
著者:小川清史  伊藤俊幸 桜林美佐
ワニブックス刊

発売日:2025年5月20日
価格:1,980円(税込)
ISBN:978-4-8470-7555-1

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