横浜市のスリーハイ、産学連携で地域と企業をつなぐ実践教育を実施~神奈川大学「マネジメント体験プログラム」に参加

2025.05.16 11:00
株式会社スリーハイ
町工場スリーハイと神奈川大学の学生が連携し、工場や地域交流カフェを活用した“顔の見える関係づくり”を展開。東山田地域の人々や社員に、笑顔と温もりを届ける共創プロジェクトが2025年度も始動。

産業用ヒーターを製造・販売する株式会社スリーハイ(本社:横浜市都筑区、代表取締役:男澤 誠 以下、スリーハイ)は、神奈川大学経営学部マネジメント体験プログラム[ビジネス・地域課題コース]の協力団体として参加することをお知らせします。本取り組みへの参加は、2024年度に引き続き2回目です。
プロジェクトの期間は2025年5月から12月までの8ヶ月間です。スリーハイは「『ステークホルダーエンゲージメント』の企画立案・実行」について、神奈川大学経営学部2年生の学生3名と一緒に考えていきます。
神奈川大学「マネジメント体験プログラム」とは
「マネジメント体験プログラム」とは、神奈川大学経営学部で実施している、創造的ビジネスパーソン育成を目的とした実践型科目です。

学修した知識を社会の諸問題解決に生かしていくスキルを身につけることを目標として、マネジメントに関する諸問題を体験的に学修できるように2つのコース(ベーシックコースとアドバンスコース)が配置されています。スリーハイは、今回このアドバンスコースの協力団体として参加しています。

この授業は企業・NPO等との連携によるプロジェクト型授業(PBL:Project Based Learning、注1)で行われます。学生が数名のグループを組んで、企業・NPO 等から提示されたテーマに沿って、計画の作成、情報収集・整理、企画案作成、実施、評価までの一連を行います。

2025年度は、スリーハイも含めて7団体が参加しています。
※注1 PBLとは
学習者自身が課題解決に取り組むプロセスを通して知識や技術を獲得していく学習方法です。知識を断片として覚えこむのではなく、その活用方法や、相互の関連性まで含めて身につけることができる、学習者が主体的かつ自律的に学習に取り組むことができる、チームワーク等の実践的能力を育むことができる等といった特徴があります。

参考:神奈川大学HP マネジメント体験プログラム
4/22に行われた連携団体プレゼンテーションの様子。経営企画室 室長 徳江彩貴からスリーハイの概要について学生へ説明しました。
課題:学生がゼロから立案・実行する「温かさを伝える」企画
スリーハイのプロジェクトでは、ステークホルダーへ「温かさ」を伝える取り組みの企画立案・実行について、神奈川大学経営学部の2年生の学生3人といっしょに考えていきます。
本課題を設定した背景~スリーハイの地域活動
スリーハイは、これまで10年以上にわたり、地域活動に積極的に取り組んできました。この理由は、スリーハイが工場と住宅が混ざり合う準工業地域に立地していることにあります。「住宅街にある町工場」は、地域との信頼関係がなければ事業を継続できません。信頼関係をつくるために、 私たちの方から工場を開き、顔を合わせながら対話を続けてきました。

具体的な活動として、2013年からは毎年、近隣小学校の生徒たちが地域の町工場を訪ね歩く「こどもまち探検」を開催しています。 地域で暮らす人たちが、スリーハイを「働く場」として選んでくれるようにもなりました。 2017年には、地域に開かれた工場カフェ「DEN」をオープン。地域の多様な人や組織をつなぐ拠点としての役割を担いつつあります。 住民からの信頼を得るために続けてきた地道な活動は、いまやスリーハイの大きな資産となっています。
近隣小学校の生徒たちが地域の町工場を訪ね歩く「こどもまち探検」。述べ1913人の子どもが参加、2024年度は20社の工場が参加する取り組みになりました。
2017年にオープンした工場カフェ「DEN」は、自社工場の一つであると同時に、地域交流拠点ともなっています。
2025年度の取り組みの流れ
今年度も、学生たちは「温かさを伝える」をテーマに、ステークホルダーとスリーハイのつながりを生み出す企画をゼロから考えます。

単にイベント実施するだけではなく、日本のものづくり産業を支える工場としての役割や、スリーハイがこれまで大切にしてきた地域との関係性に着目しながら、スリーハイがステークホルダーへ向けて伝えたい想いを形にしていくことが求められます。

本プロジェクトは、まずスリーハイについて学生が理解を深めることからスタートし、企画のターゲット選定・企画立案、企画の実現性の検証、企画の集客、運営準備と当日の運営、振り返りまでの一連の流れを、神奈川大学の学生が行います。

スリーハイの社員は学生をサポートするほか、社内調整等の役割を担います。
プロジェクトの流れ
企画の内容は自由!学生のみなさんの自由な発想に期待。
スリーハイのプロジェクトに参加する学生からの声
●Aさん
私は、スリーハイの本業だけにとどまらない地域の人々とのつながりに重きを置いた活動に関心を持ちました。「まち探検」をはじめとした活動を長きにわたり行うことで地域と良好な関係を築いているのだと感じました。「ステークホルダー」という範囲の広いテーマの中でゼロからイベントの立案・実施を行うことは自由度が高い分難しさもあるはずなので、チームのメンバーと意見を出し合い活動していきたいと思います。

●Bさん
スリーハイのプレゼンテーションを聞いて「全員が仲間」という言葉が心に刺さったし、話を聞いただけでも達成感を1番感じられそうな企画ででワクワクしました。「温かさを伝える」だけしかお題が出されず、1から自分たちで企画ができるところがとても魅力的に感じました。

●Cさん
実施内容は自由!ということに惹かれました。学生自らどのステークホルダーに対して企画をするのか、どのようにして宣伝をするのか、学生同士で考えることが楽しそうだと感じました。ヒーターをさまざまな形で宣伝し、地域の方々に愛される仕事をしたいです。
昨年度の実績~「地域住民」と「スリーハイの従業員」に向けたイベント
昨年度のマネジメント体験プログラムでは、「ステークホルダー・エンゲージメントの企画立案・実行」をテーマとし、学生4人がアイディアを考え、「地域住民」と「スリーハイの従業員」のエンゲージメントを高めるイベントを開催しました。

地域住民向けイベント「パフェス」では、スリーハイの自社製ヒーターで温めたチョコレートを活かしたパフェづくり、廃材を活用した魚釣りコーナー、フォトスポット、スリーハイにまつわるクイズコーナーを学生が企画し、当日は71名(子ども43名、大人28名)が参加しました。
チョコパフェづくりコーナーの様子
廃材を活用した魚釣りコーナーの様子

スリーハイの従業員のエンゲージメントを高めるイベント「ぬくぬくフェス」では、スリーハイの従業員同士のコミュニケーションを活性化させ、チームワークを向上することを目的とし、具体的な企画として1.キャンドルづくりと2.クイズ大会を実施しました。
従業員むけイベントでのキャンドルづくりの様子
従業員むけイベントでのクイズ大会の様子
昨年度の様子はスリーハイ代表・男澤のnoteに記載しています。詳しくはこちらから。
スリーハイ担当者:経営企画室 室長 徳江 彩貴 コメント
経営企画室 室長 徳江 彩貴
スリーハイは、産業用ヒーターの製造を通じて「温かさ」を届ける企業です。

2024年度に引き続き、2025年度も神奈川大学の学生の皆さんと一緒に「誰に、どのような温かさを届けるのか?」を一から考えられることを大変うれしく思います。

地域の方々やスリーハイスタッフとの温かいつながりを生み出すような企画を、今年も共に育んでいければと思います。
株式会社スリーハイについて
株式会社スリーハイは、「ものを想う。ひとを想う。」を企業理念に、産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造、販売をしています。結露・凍結防止、加熱、保温などお客様のご要望にあわせたオーダーメイドの製品をご提案し、国内・海外の企業様の「困った!」を熱のチカラで解決してきました。ヒーターのエキスパートが日本全国の現場に駆け付け、お客様に寄り添うサービスをご提供いたします。



会社名 :株式会社スリーハイ
代表者 :男澤 誠
所在地 :(本社)神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16
    :(札幌営業所)北海道札幌市中央区北4条西4-1-7
設立  :1990年5月24日
事業内容:産業用ヒーター及び温度コントローラ等の製造及び販売

公式サイト:
公式Facebook:
公式Instagram:

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