都市の暮らしと自然をつなぐ新ブランド「YOEN」誕生。現代における“庭づくり”を提案する、オリジナルプロダクトを販売開始

2025.04.15 14:30
株式会社維苑
2025年冬開業予定の大型植物苑プロジェクトも始動
株式会社維苑は、都市と自然をつなぐ新しい庭づくりを提案するブランド「YOEN」(ヨウエン)をローンチし、4月15日(火)より持続可能な自然素材や環境負荷の少ないリサイクルマテリアルを活用する4種のプロダクトラインを販売開始します。プロダクトは、公式オンラインストアの他、インテリアショップなどで販売予定です。また、当社はこれまで植栽を基点とした空間プロデュース事業も行ってきました。その一環として2025年冬、千葉県にある約4500平米のハーブガーデンをリニューアルするプロジェクトの監修も手がけます。

■YOENのコンセプトおよび事業内容
「YOEN」は、現代の暮らしに「庭」を取り入れ、都市と自然をつなぐことを目的としたブランドです。商業施設やオフィス、集合住宅などにおける空間プロデュースと、持続可能な自然由来素材と手仕事にフォーカスしたプロダクトの販売の、2つの事業を展開します。「庭」は、単に植物が配置された場ではなく、人と自然の関係性を創造する場。「YOEN」はその概念を常にアップデートしながら、持続可能な未来のための「場づくり」と「ものづくり」を行っていきます。
■新ブランド「YOEN」プロダクトラインナップについて
YOENが大切にしているのは、つくることではなく、つなぐことです。背景となる自然素材と私たちの暮らしを繋ぎ、今ある資源を無理なく循環させることで双方の暮らしを豊かにしたいと思っています。伝統的な技術や技法、手仕事の魅力を活かしたものづくりを行い、4種のプロダクトラインを展開します。
1. Sustainable materials series自然と暮らしが切り離されることなく、循環を前提としたものづくりを行うインドネシアから学び、植物素材を取り入れることを普遍的にするためのプロジェクトです。
バリ島のライフスタイルブランド "TAGA"と共にラタンやラバーウッド、チークなど、間伐が必要な植物や廃棄木材、伐採後の木の根などを利活用して新しい価値を生み出します。温かみのある素材、質感、色合いで植物と日常を柔らかく調和します。
2. Traditional technique seriesインドネシア東部にあるスンバ島で古くから伝わる金属織の美しい文化と技術を残し、発展させていくためのプロジェクトです。スンバ島に世代を超えて受け継がれる金属織の技術を伝える “MANAMU” とのコラボレーションで実現した製品です。
バリ在住のスンバ島出身の職人たちがひとつひとつ丁寧に手作りで編み上げます。植物が最も必要とする空気の流れを表現し、人も植物も心地よい風を感じられる空間をつくります。
3. Tosa washi series平安時代から続く「浜田和紙」と協業し、土佐楮の山々や植物の恵みを活かす伝統技術を現代の暮らしに残し活かす「和紙」でつくる庭、「紙庭(シテイ)」プロジェクト。
清流・仁淀川流域で生産される希少な土佐楮を原料とした和紙の鉢カバーは、折りたたみができるため、都市生活のコンパクトな居住スペースでも、収納や移動が簡単になり柔軟に庭を取り入れることができます。
4. Loss green PANECO project植物の剪定ゴミである「ロスグリーン」と廃棄衣料の繊維、さらに製材工場で発生するおが屑を原料とした木粉を組み合わせ、美しく再資源化した循環型リサイクル素材として活用。国内最大の観葉植物のリースサービスを展開するユニバーサル園芸社と、 設立から300年以上の歴史をもつ繊維商社のモリリン、そしてYOENが協業する取り組みです。
植物そのものを素材としていることから1点ずつ仕上がりに個性が生まれ、時間の経過とともに風合いの変化も楽しめます。
プロダクトの詳細は、下記リンクよりご覧いただけます。
■「YOEN」が監修を手がける「大多喜有用植物苑」について
プロダクトの開発・販売に加え、「YOEN」では空間プロデュースをもう一つの事業の軸としています。今年YOENが監修を手がけるのは、2025年冬に開業予定の約4500平米の施設「大多喜有用植物苑」。前身のハーブガーデンをリニューアルし、日本をはじめとするアジアの有用植物(ハーブ)とその活用文化に触れる庭として生まれ変わります。

大多喜有用植物苑は、四季や旬を楽しめる室内外の庭や、有用植物を生活に取り入れるためのショップや開発拠点としてのラボ、植物を五感で分かち合う食堂などのコンテンツで構成される予定です。

食堂はRaw Sugar Roastの小田政志氏がコンセプト監修し、フードメニューはMARUTAの元ヘッドシェフ・石松一樹氏が担当する予定です。ラボでは植物の蒸留、発酵、抽出を行い、飲食部門のメニューに活かすほか、それらを活用したオリジナルプロダクトの開発をクラフトジン「HOLON」の堀江麗氏が担います。その他、野草やハーブ、蒸留アドバイザーなど、様々な分野のプロフェッショナルとともに、施設を作り上げていきます。詳細は順次公開予定です。
■大多喜有用植物苑 プロジェクト概要
開業:2025年冬
住所:〒298-0201 千葉県夷隅郡大多喜町小土呂2423
ガラス温室敷地面積:約4500平米

■YOEN代表 森田紗都姫よりコメント
この度新しく立ち上げた「YOEN」は、自然と都市の暮らしの関係性に意識を向け、庭の役割や意義について考えるブランドです。暮らし方が自然と都市に分かれ、心身や自然環境の健やかさを損ないがちになる現代。「身土不二」という言葉があるように、人間の身体と暮らす土地は一体で、切っても切れない関係にあると考え、自分たちの足元にある身近な植物や自然から学び、日々の生活に持ち帰られるような知恵やアイテムを提案したいと考えました。

都心でもなく、大自然でもない、その中間に位置する郊外という大きな庭で、都市の暮らしと自然、人と自然の橋渡しになることを目指します。

オフィシャル画像は以下からダウンロードをお願いいたします。
■株式会社維苑について
創業:2023年6月
住所:〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町5−11
代表:森田紗都姫
業務内容:造園事業、プロダクト事業
問い合わせ先:info@yoen.co.jp

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