耐火性能が高い「天井点検口」新発売

株式会社ダイケン
～45分と60分の準耐火構造に対応～

建築金物・外装用建材・エクステリアなどの総合メーカー、株式会社ダイケン（本社：大阪市淀川区 社長：藤岡洋一）は、45分と60分の準耐火構造に対応する、耐火・気密タイプの天井点検口「CFP型」を2025年3月31日より発売します。

製品図面や価格、WEBカタログを公開

■45分準耐火用と60分準耐火用をラインアップ

　45分準耐火仕様は、内枠と外枠の間の空間に延焼防止金具を設け、外枠・内枠間の隙間を減らすことにより、点検口内部への炎の侵入を抑制します。60分準耐火仕様は、内枠ボード材受けアングルにより、内枠ボード材の脱落を防ぐことで、耐火性能がさらに向上します。また、気密性能（ JIS A 4706 ） A-４等級相当で、冷暖房効率を向上させるため環境負荷の軽減に貢献します。カラーはホワイト色（粉体塗装）。野縁は、一般的な30mm×40mm（以上）が使用可能。開口部四周に耐火被覆材を施すことで野縁の損傷を軽減します。
※本製品は、試験にて45分と60分準耐火相当の性能を実証した製品であり、準耐火構造認定品ではありません。
※45分準耐火仕様は、特注で気密断熱タイプも製作可能。

■耐火性能について
天井面に本製品を取付けた試験体と無開口の通常天井面の試験体にてそれぞれ天井面を加熱する試験を行いました。結果、試験終了時（45分もしくは60分加熱後）の天井裏温度に大きな差はなく、通常天井面相当の性能を発揮しました。（当社試験値）。また、点検口の融解・脱落も確認されませんでした。

【製品概要】

※価格は税別です。消費税、運賃、工事費は含まれていません。

■今後の方針
　当社は、点検口を1963年より製造・販売しています。天井点検口以外に床点検口や壁点検口、床下収納庫、フロア換気口等、豊富な製品ラインアップで、戸建住宅や集合住宅、公共施設、商業施設などへの販売に力を入れていきます。

天井点検口

床点検口

壁点検口

床下収納庫

フロア換気口

株式会社ダイケンについて

1924年に戸車の製造を以て大阪にて創業。以来、建築金物・内外装建材・エクステリアなど数百種類以上の製品を製造する「建築金物総合メーカー」として、日本の住環境を支えてきた。駐輪場屋根・自転車ラックの製造ではトップメーカーであり、日本で初めて家庭用物置を製造した歴史も持つ。
ビル、集合住宅のあらゆるところにダイケン製品が！製品の幅広さが最大の強み

パーソナルからパブリックスペースまで、あらゆる建築物にダイケン製品が使われています。毎日の暮らしを快適に維持し続けるため、普段あまり気にかけない「問題がなくて当然なもの」に対して、当社は最新の技術とアイデアを活かして、製品の研究・開発に取り組んでいます。

-------------------------------------
会社概要（令和7年3月現在）
〈東証スタンダード（証券コード:5900）〉
・本社：〒532-0033 大阪市淀川区新高2-7-13
・代表取締役社長：藤岡 洋一
・WEBサイト：

・事業：建築金物・内外装建材・エクステリア金物等の製造
・創業：大正13年4月
・資本金：481,524千円