株式会社 共立メンテナンス
～学生寮コミュニティを支える新たな挑戦と成長、未来を切り拓く歩み～
全国で約1,300校の学校法人と提携し学生寮を展開する株式会社共立メンテナンス（以下、共立メンテナンス／代表取締役社長：中村 幸治／本社：東京都千代田区）は、全国のドーミーシリーズに暮らす60校62寮の現役RA（レジデント・アシスタント）が、理想の寮の実現に向けて日々取り組んでいる活動について発表する「第10回RAサミット2025」を2025年2月14日(金)に開催しました。
代表寮プレゼン
2015年から始まったRAプログラムは、2024年12月時点で全国62棟の寮に導入され、現在では200名を超えるRAが活動しており、新入寮生のサポートやイベント企画など、寮生の日々の生活を支える役割を担っています。年に一度の活動報告会「RAサミット」は今年で開催10周年を迎えました。今回の活動報告会では、60校62寮が参加し、自身の寮をより良いものにするために取り組んだ1年間の歩みを発表しました。
今回のイベントでは、RAサミット予選会を経て代表に選出された3寮が「代表寮プレゼン」を行いました。「ドーミー井の頭公園」はRA活動のこれまでの軌跡や、独自性を極めた寮内イベントを人気ドキュメンタリー番組風に発表。「Ryukoku Student Home 光輝」は、イベント情報を告知するためにデジタルサイネージを導入したことや、他寮を巻き込んだイベント開催の成功事例について発表。「ドーミー坂戸」は、寮内イベントを昨年の3倍以上開催することで、寮生同士の関係構築やコミュニケーション活性化に注力したことや、今後の活動ビジョンについて発表しました。
さらに昨年実施して大好評だったRA目線で寮生活を語る「ドミトーーク」や、全国のRAたちが1年間の寮生活のハイライトや学びを映像にまとめたショートビデオを公開しました。
共立メンテナンスは、今後もドーミーにお住まいの寮生様がより充実した生活を送れるようRAプログラムの導入を通じて、学生の日々の暮らしをサポートしてまいります。
【各セッション発表概要】
【ゲストプレゼン】「MVVの運用とチームビルディング」
▼発表者：WID早稲田RA
▼内容：10名のRAが同じ目的に向かって活動するためのMVV(Mission Vision Value)を紹介。また今後は異文化に着目したイベントの企画や、更なる寮のコミュニティ醸成を目指すという未来への展望を発表しました。
【ポスターセッション】
▼発表者：明治大学グローバル・ヴィレッジ、ドーミー駒沢、明治学院大学国際学生寮 MISH、RUID朝霞台、RUID志木、ドーミー東広島、KU ROKKO HOUSE、ドーミー高尾
▼内容：計8組のRAたちが各寮で行ってきた取り組みや工夫を自由にポスターにまとめ、それぞれの寮の特色が溢れる発表を行いました。質疑応答では、他寮のRAから取り組みに対するフィードバックや、「どのように寮生を巻き込んだのか」といった質問が飛び交い、発表寮とオーディエンスが直接コミュニケーションが取れる場となりました。
【主催者プレゼン】
▼発表者：共立メンテナンス RA推進チーム
▼内容：共立メンテナンスとRAが歩んできた10年間の軌跡と今後の展望を紹介。
RAプログラムがもたらすメリットを交えながら「ドーミーシリーズ全棟にRAプログラムを導入する」という展望を発表しました。
【代表寮プレゼン】
▼発表寮：ドーミー井の頭公園 (成蹊大学)
▼内容：周辺寮とともに行った5寮合同イベントの紹介をフックに、合同イベントを実行するまでの道のりを交えながら、RA活動のやりがいについて報告しました。
▼発表寮：Ryukoku Student Home 光輝 (龍谷大学)
▼内容：寮の魅力や充実した共用設備をはじめ、周辺施設を分かりやすくした地図の作成などをパネルクイズ形式で報告しました。また今後は新規イベントの参加者を増やすための目標や取り組みについて発表しました。
▼発表寮：ドーミー坂戸 (城西大学)
▼内容：RAが寮に一人しかいない「RAひとり寮」でありながら、それを強みにしてきた背景を報告しました。今後は同じ境遇の「RAひとり寮」との交流を深めながら、地域の方や全国の寮と交流していきたいと目標を発表しました。
【ゲストプレゼン】
▼発表者：国際教養大学 学生課 住居・活動施設チーム 長野 勇 様
▼内容：テーマは「学修・居住一体型キャンパスにおけるRA 。～RA制度を支える仕組み～」。全30時間のRAトレーニングや学生課との連携体制を整え、生活も学びの一つであり、居住者同士が交流する環境づくりの大切さをプレゼンしていただきました。
▼発表者：早稲田大学 学生部 学生寮担当課長 岡崎 成光 様
▼内容：テーマは「RA活動の価値と効能」。目標行動計画シートや活動レポートを通して活動改善の意識を向上させ、学生寮の教育的価値を高めることで、大学の価値向上へ繋がる、それこそがRA活動の価値と効能であることをプレゼンしていただきました。
【5ミニッツプレゼン】
▼発表寮：武蔵野美術大学第二学生寮、ドーミー西荻窪、ドーミー聖蹟桜ヶ丘、KU I-House、ドーミー南仙台、RUTIL井の頭公園II
▼内容：1年間の活動を5分に凝縮し報告。新入生歓迎会やクリスマスなど季節に合わせたイベントから、地域行事への参加まで、寮生活をより有意義な時間にするための施策を発表しました。ドーミー西荻窪はRAプログラムが今年初めて導入され、これまで希薄だった寮内の交流をより活性化させることを目標に、さまざまな形態の自己紹介シートを作成したことについて報告。活動を通してチェレンジ精神やコミュニケーション能力の向上にも繋がった、と語りました。
【ショートビデオ】
▼内容：全国のRAたちが1年間の寮生活のハイライトや学びを映像にまとめました。狛江インターナショナルハウスは地域のイベントに参加した様子を紹介。親子で楽しみながら、夏の思い出になるような企画を立案し、当日はRAだけではなく、寮生も運営に参加し、地域の方の笑顔から達成感を得たと発表しました。
【ドミトーーク】
▼発表者
狛江インターナショナルハウス、ドーミー聖蹟桜ヶ丘、武蔵野美術大学第二学生寮、ドーミー井の頭公園のRA4名＆アシスタント：RUID朝霞台RA
▼内容：現役RAが寮でのエピソードやRAになったきっかけを赤裸々に語る企画。今回はRAを2年以上、かつ今年で卒業を予定しているRAが発表者となり、「RAを続けてこられた理由」や「RAとして意識していたこと」などをトークテーマとしました。
イベントだけではなく、日常でもコミュニケーションをとることを心がけ、寮生の身近な存在としてRAを頼ってもらいたい、と語りました。また、国際寮では寮生同士の挨拶をどの言語で話すか毎回迷ってしまう、退寮時に卒寮生から「生活用品を大量に譲り受ける」など、寮での『あるある』エピソードも披露し会場に笑いを起こしました。
「第10回RA（レジデント・アシスタント）活動報告会」開催概要
※RA（レジデント・アシスタント）プログラムとは…
「学生寮」を“生活の場”から「多様な経験の場」へとバージョンアップさせる仕組みです。
RAは、寮生の日々の生活サポートや、学生生活をもっと楽しく充実させるためイベントの企画・運営といった寮生同士の交流を促進する役割を担っています。
また、活動は寮内にとどまらず、地域交流や SDGs 活動を通して地域との共生も目指しており、RA卒業生と現役RAのネットワークを構築し、RAが社会と繋がる機会の創出も行っています。
RAプログラム詳細ページ：
＜ドーミーとは＞
共立メンテナンスが1980年より運営する学生寮・社員寮事業。各寮には寮長・寮母が常駐し、管理栄養士が考案したメニューを朝夕まごころ込めて手作りしています。現在、国際交流寮や各種コンセプト寮など幅広いスタイルにも対応し、全国に500棟以上展開しています。ご入居者の快適な生活や健康を見守り、クオリティの高いサービスに努めています。
学生寮：
<共立メンテナンスとは>
共立メンテナンスは1979年に設立し、企業の給食受託業務から事業を開始しました。学生寮・社員寮「ドーミー」を運営する寮事業、ビジネスホテル「ドーミーイン」・リゾートホテル「共立リゾート」を運営するホテル事業、高齢者向け住宅「ドーミーシニア」を運営するシニアライフ事業を展開しています。食・住・癒のサービスを通して社会の発展に貢献してまいります。
■RAプログラム・RAサミット・アーカイブ配信に関するお問い合わせ先
株式会社共立メンテナンスRA推進チーム
TEL:03-5295-7857 EMAIL:ra@dormy.co.jp
