YSL BEAUTY グローバル メイクアップ アーティストにサム・ヴィッサーが就任

2025.03.04 10:00
日本ロレアル株式会社
YSL BEAUTY USHERS IN A DISRUPTIVE NEW CHAPTER OF MAKEUP ARTISTRY
INTRODUCING SAM VISSER AS THE NEW GLOBAL MAKEUP ARTIST

YSL BEAUTY グローバル メイクアップ アーティストにサム・ヴィッサーが就任

YSL BEAUTYは、新グローバル メイクアップ アーティストにサム・ヴィッサーを迎えることを発表します。既存の美の概念を超越した発信で、様々なカルチャーと共鳴し、次世代につながる価値、真のインクルーシビティを実現する、新たなメイクアップアーティストリーの時代を切り開きます。


“サムをYSL BEAUTYの新しいグローバル メイクアップ アーティストに迎えることができ、大変嬉しく思います。サムの鋭いビジョン、Z世代との繋がり、そして規定概念にとらわれない大胆なアプローチは、YSL BEAUTYの価値観を完璧に体現しており、ブランドの未来を輝かせる力となるでしょう”
- イヴ・サンローラン・ボーテ インターナショナル ジェネラル マネージャー ステファン・ベジー 


“YSL BEAUTYには、自由、反骨心、ルールに捉われることのない、確固たる強さとパワーを感じます。だからこそ、グローバル メイクアップ アーティストとしてYSL BEAUTYに仲間入りすることは最高の名誉です。子供の頃、美の世界への憧憬を抱いたきっかけが、YSL BEAUTYでした。
長い道のりを経て、今、原点に戻ってきたように感じています。
私に美への扉を開けてくれたYSL BEAUTYに、今度は私が恩返しする番です”
- サム・ヴィッサー
同世代のメイクアップアーティストの中でも卓越した存在であるサム・ヴィッサーは、
ハリウッドスターやメディアから絶大な支持を集め、美の革新者としての地位を確立しています。

ロサンゼルス生まれの彼は、幼少期からメイクアップに魅せられ、学生時代には数々の有名な撮影現場でアシスタントを務め、経験を積みました。以来、過去の世代のグラマラスな輝きと大胆な実験性に富んだクリエイションを融合させ、唯一無二の美的感覚を磨き上げてきました。

デジタルと現実世界をつなぐサムのビジョンは、70~80 年代のアイコニックなスタイルと未来的な要素を融合させ、メイクアップを究極の自己表現へと昇華させます。

これまでにも、Inez and Vinoodh, Carlijn Jacobs, Harley Weir, Bryce Anderson, Hugo Comte, Charlotte Wales, Ethan James Green, Guido Paulo, Sharna Osborne and Nadia Lee Cohenなど、著名なクリエイターたちとコラボレーションしてきた経験を持ち、「The Face」「i-D」「VOGUE」「Pop」「W Magazine」「Re-Edition」など、数々のハイファッション誌でその才能を発揮してきました。


-MAKEUP BRINGS FREEDOM OF SELF-EXPRESSION
A GAME-CHANGING NEW PARTNERSHIP

大胆、エッジィ、クチュール、自信。
ムッシュ イヴ・サンローランのDNAを受け継ぎ、サム・ヴィッサーは、YSL BEAUTYで大胆で遊び心溢れる感性を活かしてメイクアップが叶える自由な自己表現を体現していきます。

-WHERE HERITAGE MEETS MODERNITY
SAM’S UNIQUE VISION FOR YSL BEAUTY

サム・ヴィッサーとYSL BEAUTYとの出会いは12歳。
母親へのプレゼント用にルージュ ヴォリュプテ シャインを購入したのが始まりです。
現在、彼はブランドの伝統を尊重しながら、ポップカルチャー、魅力的な未来主義、映画のノスタルジアにインスピレーションを得て、伝統とモダンを融合した、時代を超越したメイクアップの美学を進化させようとしています。そして、ムッシュ イヴ・サンローランの象徴的な 70~80 年代のルックを再考しながら、ジェンダーの壁を超えた、全く新しい美のビジョンを提案します。

彼のルールはただ一つ、“ルールを作らない”こと。
常識を覆す、革新的なメイクアップでブランドの新しい未来を描きます。


-FROM MAKEUP ARTIST TO CULTURAL AGENT

サム・ヴィッサーにとって、グローバル メイクアップ アーティスト就任は変革の時であり、
常に美の基準に挑戦することで、真の文化的アイコンとなりうるでしょう。
今後、彼が主催する限定オンライン イベントでは、彼のクリエイティブプロセス、テクニック、
文化的なインスピレーションについて学ぶことができます。
さらに、世界中でマスタークラスを開催する他、YSL BEAUTY アンバサダーやセレブリティとのコラボレーションで、忘れられないレッド カーペットの瞬間を演出します。
<SAM VISSER MASTER INTERVIEW>

-SAM VISSER’S RELATIONSHIP WITH YSL BEAUTY

■YSLウーマンを3つの単語で表現してください。
「強さ、自信、個性」

■ムッシュ イヴ・サンローランの人生、パーソナリティ、デザイン哲学に関して、ご自身と最も共鳴する部分はどこですか?
「彼と私には、自分の好きなことを追求したいという強い願望が早い時期からあった、という共通点があります。美しいものを広めるようにと、神様から呼びかけられたように思いました。彼は、アーティストとして自らの芸術をあふれるインスピレーションとアイデアで新たな次元に昇華させました。
一方、私は物心ついたときにはこの道を歩み始めていました。これまでに赴いた場所、出会った人、そして得た経験がすべて次のクリエイションの糧になります。この世界には、説明はできないけれど、そこにいると自分の中から何かが引き出されるような場所があります。ムッシュ イヴ・サンローランにとって、マラケシュがそういう場所だったのでしょう。私にとっては、都会から遠く離れた、澄んだ青い海とヤシの木がある熱帯の地です」

■ムッシュ イヴ・サンローランの革新的なファッションアプローチは、ご自身の美の理想像にどのような影響を与えましたか?
「ムッシュ イヴ・サンローランのファッションに対するアプローチは、私がメイクアップについて考えるときの視点に強い影響を及ぼしています。鮮やかな色彩、他にはない質感に始まり、ブラックの生地を使ったシンプルでありながら強い印象を与えるシルエットまで、その傑出した才能すべてから
刺激を受けています。また、単純さと複雑さ、白と黒の対比、世界を旅することからインスピレーションを得ています。そのほかにもたくさんありますが、それらすべてがメイクアップで色やデザインを決めるときの情報源になります。彼は、ユニークで大胆かつパワフルな視点から、自分が考えるファッションをどう身に纏わせるかを提案し続けました。彼が仕立てた服を着た人は自信で満たされます。私がメイクアップと向き合うときも、これと同じです。私がメイクアップをした人には、ありのままの自分や自分らしいスタイルを感じてほしいと願っています。彼は、男性の装いを女性に取り入れ、ファッションの可能性の中でジェンダーレスゲームを展開した人物でもあります。私は若い頃からずっと、さまざまな形で男性メイクから刺激を受けてきましたが、それは必ずしも男性を女性らしく見せるのではなく、男性の中に存在する女性の部分を際立たせる一つの手段だと考えています」

■ムッシュ イヴ・サンローランのファッションの伝統について、ご自身のメイクアップのインスピレーションやビジョンに影響を与えた要素があれば具体的に教えてください。
「80年代に作られたカードケースをお財布として使っています。表はゴールドとブラック、中央にコバルトブルーの帯、小さなゴールドのYSLロゴ。シックで大胆なデザインが、いつ見ても素敵だなと思います。コバルトブルーは私にとっていろいろな意味を持つ色です。このカードケースを持っていると
いつも、彼と自分との結びつきを感じます」

■ラグジュアリーマーケットへの関心が絶えない理由は何だと思いますか?
「ラグジュアリーマーケットは、他では味わえない独自の体験を提供するという意味で、今なお重要な役割を果たしています。クオリティの高いものを使うことは目に見える喜びをもたらし、メイクアップのような毎日のルーティンを、より有意義で美的な喜びをもたらす儀式へと昇華させるからです」

■YSL BEAUTYは他の高級コスメブランドとどのように差別化していると思いますか?
YSL BEAUTYは、品質、誠実さ、伝統を尊重したラグジュアリーの体現者であり、ムッシュ イヴ・サンローランのファッションに対するアプローチに根差したイメージやメッセージ、製品を提案し続けています。 ブランドとしてのアイデンティティとパワーも強く感じます。自由、反骨精神、今ある美の基準に同調するだけではないという感覚です」

■YSL BEAUTYで、今気に入っている製品を教えてください。それはなぜですか?
気に入っているのはラディアント タッチ。肌がみずみずしく明るくなり、それでいてメイクした感が出ないのがいいですね。 もう一つ、YSL ラブシャインのシグネチャーカラー、#44 ヌード ラヴァリエールは自然な艶を加え、単独で使っても、リップスティックの上に重ねても、美しい唇に仕上がります」


-SAM VISSER’S VISION FOR YSL BEAUTY

■ご自身のメイクアップ哲学を教えてください。
「私のメイクアップ哲学は、一人一人の本質をメイクアップに注ぎ込むことです。私のスタイルであるフューチャリスティック・グラマーを加えながら、個性を際立たせます。私にとってメイクアップとは、深い自己表現の手段であり、誰もが内側に秘めている自信を引き出す強力なツールです」

■YSL BEAUTYは女性に自信をもたらすランドとして知られています。そのレガシーを踏まえ、現在のYSL BEAUTYのメイクアップをどう思いますか?
「私がメイクアップにおいて一番大切にすることは個性ですが、YSL BEAUTYのレガシーはそうした私の哲学と一致しています。私が考えるメイクアップの目的は、その人本来の美しさを際立たせること。メイクアップは、個性を強調し、最高の自分を実感させるものであるべきだと考えています」


■YSL BEAUTYの伝統を守りつつ、ブランドのメイクアップ美学をどのように進化させようと考えていますか?
「YSL BEAUTYのメイクアップは常に思い切った自信を体現してきました。私は、そうした品格ある伝統を尊重しながら、ポップカルチャーやグラマラスなフューチャリズム、シネマティックノスタルジアといったコンテンポラリーな影響を取り入れることによって、進化を図りたいと考えています。モダンなレンズを通してクラシックな製品に現代的な新しい解釈を加えることによって、現代のオーディエンスに響くと同時に、時代を超越したムッシュ イヴ・サンローランの洗練されたスタイルを称えるメイクアップ美学を提案していきたいです」

■今、一番注目している美容トレンドは何ですか?YSL BEAUTYの美学にどのように取り入れることができると思いますか?
「今は、ムッシュ イヴ・サンローランが70年代から80年代にかけてその名を轟かせた華やかな美しさや大胆なルックのリバイバルに注目しています。そして、ジェンダーのレンズ通して新しい化粧品に対する見方や製品を提案したいです。私が考える未来は、あらゆる美のかたちが正しいと受け入れられ、
一人ひとりが自由に自己表現できる世界です。ですから、ごく自然なメイクアップから最高にグラマラスでゴージャスなルックまで幅広いニーズに応えるアイテムやカラーを取り揃えることが重要です」

■製品開発、トレンド、ブランドアイデンティティの観点から、YSL BEAUTYのメイクアップの将来をどう考えますか?
「YSL BEAUTYのメイクアップは、これまで受け継いできた独自の伝統を軸に、そこから派生した驚くほど未来志向の製品だと考えています。YSL BEAUTYだけに留まることなく、製品コンセプト、フォーミュラ、カラー、テクスチャー、パッケージについても他の追随を許さない、業界全体のアイコンになる製品の開発に力が注がれています。トレンドを追うのではなく、生み出すのです。
ブランドとビジュアルアイデンティティについても、ブランドのDNAを忠実に守りつつも、 見ている人がもっと見たいと思うような記憶に残る印象的なイメージを発信し、21世紀のカルチャーを次の段階に押し上げていると思います。キャンペーンにおいては、メイクアップの力を証明する魅力的なアンバサダーを起用し、ファッション誌のカバーを思わせる仕上がりです。イメージが大きく膨らみ、記憶に刻まれます」

■YSL BEAUTYのメイクアップを通じてどのようなコアバリューを発信したいですか?
「強いインパクト、挑戦、自信、個性、大胆さ、成長、直感、革新」

■YSL BEAUTYが一人ひとりの自己表現を後押ししていることをどう思いますか?
「私たちが製品開発やイメージ、コンテンツ、テクニックの伝授を考えるとき、そこには個々のスタイルや視点に合わせるという前提が必要です。アイライナーの使い方のように小さなメッセージもあれば、自己解放のような大きなメッセージを伝えるべきときもあります」

■ YSL BEAUTYのメイクアップユーザーにどのようなメッセージを発信したいですか?
「ルールは一切ないということ。臆することなく、思うままに楽しむこと」

-SAM VISSER’S APPROACH TO MAKEUP ARTISTRY

■メイクアップアーティストとしての楽しさを教えてください。
「毎日が、クリエイティビティを表現し、さまざまなルックを探究する新しい機会です。人とつながり、その人ならではのアイデアを知ることができます。誰かと協力しなければできない仕事であること、そして誰かに美しさを実感してもらえる喜び。とてもやりがいを感じます。」

■その中で最も難しいことは何ですか?
「個人の好みとクリエイティブな表現とのバランスを調整すること、それぞれの肌のタイプやコンディションに合わせながら理想のルックに仕上げることはときに難しいと感じます」

■ご自身にとって「美」とは何を意味しますか?
「私にとって美とは、自信と自分らしさです。美のトレンドは刻々と変化しますが、自信の本質はタイムレスなものだと思います。」

■その美の考え方を最も体現していると思う人、またはものを教えてください。
「自分の個性を受け入れ、自信を持って振る舞う人はすべて、この美の考え方を体現していると思います。」

■メイクアップのためのスキンケアや肌のお手入れをどう考えていますか?
「スキンケアは美しいメイクアップの基本です。潤いを与え、肌の土台を整えることを大切にします。ローション、セラム、クリーム、リップバームなどを使ったお手入れでメイク前の肌を最適なコンディテョンに整えます」

■挑戦的で斬新、大胆なクリエイションのためにカラーやテクスチャーをどのように駆使しますか?
「メイクアップは自由な探究や創意工夫を可能にします。髪や目の色、肌トーンなどその人の個性をベースにその人に合ったカラーストーリーを創り出すのが好きですね」

■ご自身が提案するルックや美に対する考え方が消費者の心に響く大切さをどのようにお考えですか?
「私自身の美の考え方が皆さんの心に響くことは非常に重要です。私のメイクアップでその人に勇気や自信を与え、私の芸術的視点に共感してもらうことを目指しています」


-YOUR CULTURAL & CREATIVE INSPIRATION

■クリエイティビティを発揮するために好きな場所はありますか?
「ポストモダンまたはアールデコ調の薄暗くて雰囲気のある場所は、インスピレーションを得ることが多いです。黒漆の机と美しい椅子、隣にブラインドを置いて、80年代風の空間にするのが好きです。壁にインスピレーションを刺激するプリント画や画像を壁一面に飾り、メイクアップ、アート、建築の本を幅広く取り揃えるのもアイデアを刺激します。蘭やアンスリウム、プルメリア、リリーなどのエキゾチックな花を空間に置くこともあります」

■カルチャーから最も多くインスピレーションを受けるものは何ですか?
「これと限定するのは難しいですが、視覚や聴覚、そしてソーシャルといったさまざまなメディアに外部環境が組み合わさることによって、私の視点が形成されているように思います。それぞれのエレメントが美への理解や美意識を深めることに役立っています。」

■ご自身の創作活動に影響を与えたアート、建築、映画作品を教えてください。
「幅広いアートジャンルから影響を受けています。例えば、クロード・モネの色使い、エド・ルシェの独特な視点、タマラ・ド・レンピッカのエレガンス、それからトニー・ヴィラモンティスやアントニオ・ロペスなどのイラストレーターも尊敬の対象です。映画ならば、デヴィッド・リンチのシュールな世界観、クエンティン・タランティーノのナラティブなスタイル、ウォン・カーウァイの感情の深さ、アルフレッド・ヒッチコックのサスペンスが素晴らしいと思います。
建築では、フランク・ロイド・ライトの有機的デザイン、ジョン・E・ウルフのハリウッドリージェンシースタイル、 リチャード・ノイトラのモダニズム的アプローチに刺激を受けます。このほかにも私のアート感覚を形作っているインスピレーションはさまざまあり、今挙げたのはその一部に過ぎません」


■リサーチや探求はどのように行いますか?その他、創作の感性を磨くためにやっている習慣や実践していることはありますか?
「リサーチのプロセスはプロジェクトによって異なりますが、探求しようと思うクリエイティブの方向性に合わせて行います。プロジェクトに関する情報を幅広く収集し、テーマと合っているかどうかにかかわらず、インスピレーションの種を幅広く探します。そのうえで自分の信念に従ってアイデアを磨き、撮影やイベントの当日に最も効果的なものを準備します。
そして、好奇心を失わないように心がけています。常に新しい体験や刺激を求め、アイデアの糧にしています」

■美の未来にどのような希望をお持ちですか?
「私が思い描く美の未来は、一人ひとりの個性美が尊重され、祝福される世界です。
誰もが自分らしい美しさを表現し、自信を持って輝けるように、美は進化していくべきだと信じています。」


【お客様のお問い合わせ先】
イヴ・サンローラン・ボーテ
フリーダイヤル:0120-526-333
公式オンライン ブティック:

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