「第17回 日本美容医療学会 研究会」開催報告 ー最新の美容医療技術と研究成果が一堂に集結ー

2025.02.14 17:30
JAPSA
業界の最前線を知る貴重な機会として、最新技術の紹介と専門家の意見交換が行われました

一般社団法人日本美容医療学会(事務局:東京都港区、代表理事:寺西 宏王)は2025年1月24日(金)、大阪市北区にて「美容外科手術で未来を創る」をテーマに「第17回 日本美容医療学会 研究会」を開催いたしました。今回も多くの美容外科医や形成外科医、再生医療の専門家などが集まり、美容医療分野の最新技術や研究成果が発表されました。
なお、3ヶ月に一度のペースで行われる本会は、今回より名称が「日本美容医療学会」から「日本美容医療学会 研究会」へと変更になっております。

■第17回 日本美容医療学会 研究会
開催当日の様子

今回の学会研究会には日本全国から計51名の医師が参加し、11の演題が発表されました。
当日は医療現場における新しいアプローチや治療法について活発な議論が交わされ、特に注目されたのはJAPSA一番の特徴である「Live surgery」。基礎的な施術から高難易度施術まで、安全かつ効率的な手術手技を習得できる場に、参加者から高い関心が寄せられました。
【講師】
寺西 宏王代表理事 (TCB東京中央美容外科 理事長)
荻野 晶弘先生 (東邦大学医療センター大森病院 形成外科学講座 主任教授)
清水 史明先生 (大分大学医学部附属病院 形成外科 教授)
瀬崎 伸一先生 (小倉記念病院形成外科 部長)
高見 昌司先生 (心斎橋Aiクリニック/JBCクリニック 院長)
村田 将光先生 (博多もへじのクリニック 院長)
田中 宏典先生 (ゆめビューティークリニック 院長)

【主な講演・発表内容】
▼一般演題
・「男のヒアルロン酸注入合併症に対する考察」
 藤田 律先生(公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院 神経・感覚運動器研究部 客員研究員)
・「美容医療における再生医療」
 木内 玲子氏(リジェネクリニック)
・「二重埋没法における術式による長期的安定性の比較解析-1,000例を対象とした4年間の後ろ向きコホート研究」
 奥村 公貴先生(TCB東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 部長)
・その他7演題
▼ランチョンセミナー
・「CO2マイクロサブシジョン注入機<トライフィルプロ>によるニキビ跡治療及び、肌育治療」
 川崎 加織先生(医療法人ミント会 理事長/皮フ科かわさきかおりクリニック 院長)
 共催:メトラス株式会社
▼Live surgery
JAPSAの一番の目玉であるLive surgeryでは、多くの症例実績を誇る美容外科医と形成外科医を招聘いたしました。
ライブ手術を見ながら、参加者たちが細部の手技まで確認し疑問点を質問できるように、手術室と本学会会場のモニター・音声をつなげて実施しました。乳頭再建術や鼻先延長術、ヒアルロン酸注入の手術をリアルタイムで供覧しながら、寺西代表理事らが手術のポイントと注意すべき点を詳しく説明しました。
私のこだわりの手術手技
術者たちがマーキング・施術しながら、施術の基本から応用・こだわりに関する部分まで、包み隠さずライブで解説するパートです。今回も3名の医師が自身のオペ技術を披露し、手術のポイントや注意すべき点を詳しく解説しました。 手術をリアルタイムで供覧しながら、参加者と施術者間で積極的な意見交換が行われ、手術手技や新たな知見を共有できる場となっています。

・「乳輪・乳頭縮小後扁平乳頭に対する乳頭再建術」
 高見 昌司先生(心斎橋Aiクリニック/JBCクリニック 院長)
・「理想を叶えるMISKO ~日本の匠 Dr.TAKAHIKOのこだわり~」
 田村 貴彦先生(TCB東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 主任)
・「俺のヒアルロン酸注入~ヒアルロン酸が織りなす、美のハーモニー」
 田村 太一先生(TCB東京中央美容外科)


第7回 二重埋没グランプリ
若手美容外科医を対象とした、重瞼術技術を競い合うコンテストのパートです。経結膜法による埋没式重瞼術の手技を競い合い、知見の共有も行うことで、手術手技レベルの底上げを目的としています。

・審査員賞:第1位 鈴木 陽子先生(TCB東京中央美容外科)
・オーディエンス賞:第1位 田村 太一先生(TCB東京中央美容外科)


【参加者の反応】
参加者からは「最新技術や研究成果を直接学べる貴重な機会であり、実際の施術に役立つ知識が得られた。」などの声が上がり、今後の美容医療分野の発展に向けての意欲が高まった様子が伺えました。

【代表理事のコメント】
17回目となる本学会研究会は、美容医療分野の最前線を紹介し、自由診療と保険診療の垣根を超えて、専門家や医師同士が知識を共有する場となりました。今後も学会として、美容業界の進展と技術の向上に貢献し、より多くの人々に安全で効果的な知識や技術を提供できるよう努めてまいります。

【次回開催予定】
次回の日本美容医療学会 研究会は2025年4月25日(金)に予定しており、更なる技術革新と研究成果を発表する場として期待されています。
申込みは下記から受け付けています。
日々進歩する美容医療の技術に対応し患者様一人ひとりに適切な施術を行うためには、現場の最前線で施術を行う美容外科医が新しい知見を積極的に学び、ともに成長できる環境が求められます。本学会を通じて豊富な症例を共有し知見を深めるとともに、細かな手術手技まで追求し、美容医療の先にある笑顔と幸せに貢献できるよう尽力してまいります。
■一般社団法人日本美容医療学会(JAPSA) 概要
JAPSAは、美容医療業界をリードする医師の育成、全国の美容外科医の技術向上に取り組んでいます。美容医療の最新情報や、手術手技の知見を共有する学会を開催し、美容医療のさらなる発展に尽力しています。

名称:一般社団法人日本美容医療学会(JAPSA)
代表理事:寺西 宏王
所在地:〒105-0003
東京都港区西新橋3-16-11 8F
オフィシャルサイト:
■お問い合わせ先
日本美容医療学会 事務局
(担当者)児玉・伊藤
(電話番号)03-5843-7539
(E-mail)stas@japsa.or.jp

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