万年筆インク「初夏~朝日に照らされて~」発売!

2025.02.05 10:00
株式会社 オカモトヤ
「北海道中富良野町の美しい景色を世界に伝えたい」子ども達の手で万年筆インクを開発

株式会社オカモトヤ(東京都港区虎ノ門2-6-1虎ノ門ステーションタワー9階、代表取締役社長:鈴木美樹子)は、SDGs活動の一環として実施している北海道中富良野町立中富良野小学校との取り組みで、総合学習授業の時間を利用し、万年筆インクの商品開発をしました。このインク作りを通して、
子ども達は色彩の楽しさだけでなく、商品化のプロセスやストーリーテリングの重要性も学びました。
プロジェクトは単なる授業の枠を超え、地域を発信する新しい試みとして実施し、
2025年2月18日より中富良野小学校にて発売、2026年7月に開催されるラベンダー祭りでも販売を予定しています。
このインクが多くの人々の手に渡り、中富良野の美しさが広がることを願っています。
中富良野町小学校の目の前にある北星山から朝の風景

-制作の背景

オカモトヤはSDGs活動の一環として、中富良野小学校への総合授業に協力を実施してきました。創業当初からの事業である文房具を使った授業の中で万年筆インクに触れる機会がありました。デジタル化が進み、手書きの機会が減ってきた子ども達は、初めて触れるインクの魅力に驚きと興味、好奇心が高まり、「卒業制作として、インクを使って販売してみたい!」そんな子ども達の声からインクプロジェクトの企画が始まりました。このプロジェクトは子ども達の創造力を推進させるだけでなく、企業との関係構築や事業運営の実際を学ぶ機会となることを目的とし、総合学習専科の渡邊雄大先生により、子ども達の深い学びに繋がる要素として授業構築され、2024年5月から2025年2月までの半年以上に渡る授業として実施されることになりました。
-プロジェクトの内容
1.写真・現地調査・インタビュー
地元風景画像や地域の方へのインタビューを中心教材に、中富良野町の強みを知る。
2.商品作りの授業
商品製作に必要なコンセプトやストーリーを考え、商品の方向性を決める。
3.色づくり体験・デザインの授業
調色という技法を学び、制作する色を決める。グループに分かれ、パッケージや販促物の制作を実施する。
4.まとめ
販売会を開催し、商品化されたインクを販売する。

-授業の様子

子ども達が「自分たちの手で地域の魅力を表現する」というテーマで、もの作りを学びの場として企画されました。中富良野町ならではの風景や季節感、子どもたち自身が感じる地域への思いと、意味が込められたオリジナルインクを制作していきました。地元の自然や歴史を次世代へ伝えたいという子ども達の思いを元に、講師には、万年筆とインクの専門家や地域のクリエイターを招き、もの作り、色、デザインについて学びました。その後、子どもたちは「中富良野の美しさを色で表現する」という課題に挑戦。町を象徴するラベンダー畑や十勝岳の山並み、四季折々の自然をイメージしながら、それぞれが色の組み合わせを考えました。授業は、実際にインクを混ぜて色を作り出す実験的なプロセスとともに進行、自分の理想の色合いを探し求めました。「もっと青紫を濃くしたい!」「朝日の赤を表現したい!」といった声が飛び交い、教室は創造的なエネルギーに包まれました。試行錯誤の末に完成したインクに子ども達の目線ならではの名前がつけられました。
パッケージデザインを考える子ども達
オカモトヤ社員による授業
調色で色を作る授業
グループ毎に話し合いながら色作り進める子ども達

-子ども達の感想
学生:インク作りでは、中々良いと思える色が作れなくて大変だった。仲間とコミュニケーションをとって何度も作り直すことで、良い色にすることができた。

学生:オリジナルインクの名前にこだわった。ただのラベンダー色ではなく、「雲海ラベンダー」など様々なアイデアを出すことで納得できる名前を付けることができた。

学生:商品を作る時には、ストーリーとかコンセプトを決めることで良い商品になることを知った。
自分たちは、中富良野の良さを伝えたいという思いをインク作りで確認することができた。

学生:インクを作って売って終わりではなく、インクを買ってくれた人がどのように使ってもらうかを考えることが重要だと学んだ。「初夏」に興味をもってくれた人たちが実際に中富良野に来てくれたら嬉しい。

-製品の特徴
中富良野町は北海道のほぼ真ん中にある、自然がいっぱいの小さな町です。ラベンダーが有名で、夏にはたくさんの観光客が訪れます。この時期には、学校の目の前にある北星山のラベンダーがとても綺麗に咲き、子ども 達の自慢の場所でもあります。特に朝日が差してくる時間の光景は、観光客の方もまだ知らない、地元の人の特権とでも言うべきこの景色です。この景色を万年筆インクという色を通して多くの人に知ってもらいたい、そんな想いを 乗せた インクを制作しました。
「初夏~朝日に照らされて~」は夏の朝のすがすがしい空気と朝日に照らせれて輝くラベンダーを感じる色のインクです。
子ども達が考えたパッケージ
箱の上には手書きの文字
インクの実際の色

名称:「初夏~朝日に照らされて~」(万年筆インク)
価格:¥2,000 (税込) 18ml
販売開始日:2025 年 2 月 18 日 (水)
色:子ども達自ら調色した世界でただ一つの色
パッケージ:オリジナルデザイン、箱の上部には手書きの文字が入ります。

-北海道中富良野小学校について
北海道のほぼ中心である中富良野町に位置しており、開校121 周年を迎える公立小学校 。
「Let’s challenge ~進んで学び 思いやりのある 元気な子~ 」 を目標に取り組む学校です 。
同校は総合的な学習の時間に力を入れています。

創立:1901 年 11 月 17 日
全校生徒:166 名
所在:北海道空知郡中富良野町
企業名:株式会社オカモトヤ
代表者:代表取締役 鈴木美樹子
本社所在地:東京都港区 虎ノ門 2 6 1
虎ノ門ステーションタワー 9 階
設立:1912 年 6 月2日
事業内容:オフィス構築業務 ・ ICT 構築 ・ 保守サービス業務 ・ 印刷事業 ・
文具 事務用品販売
コーポレートサイト:
https :://www okamotoya com/

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