児童養護施設、遺児、困窮家庭の子どもたちに『心にあかりが 灯る絵本』を届けたい!

2025.01.30 23:53
児童養護施設などの子どもたちの多くは、辛い経験があり精神面での支えが必要です。絵本には想像力・表現力・自己投影力を育み情緒を安定させる力があります。『思いやり』をテーマにした絵本を届けて、子どもたちの生きる力とコンパスとなり、一人ひとりが輝く未来を切り拓けるきっかけになることを願っています。思いやりを分かち合うやさしい世界で、子どもたちがキラキラと輝く未来を願って…
僕はこれまでに、児童養護施設や母子生活支援施設などで自分を表現するワークショップを行ったり遺児の子たちへ絵本のクリスマスプレゼントなどを届けてきました。
子どもたちからはピュアな笑顔が見れる反面、将来への不安や親に頼れない心細さを抱えている様子が垣間見れることもありました。
2010年、長男が2才のとき、この子を幸せにしたいという想いだけで会社を辞め独立し、それと同時に、子どもたちに向けたボランティア活動も始めました。
児童養護施設や母子生活支援施設の子どもたちと絵本の世界に自己投影し自分を表現するワーク
自分の仕事も収入もままならない中で、子どもたちへの活動を夢中にした理由は、長男をふくめて周りの子どもたちが今よりも、もっとやさしく夢が持てる世界になって欲しいと強く強く願っていたからです。
この活動を続けて数年経った頃、気づいたことは「子どもが笑顔になるにカギは親だ」ということでした。そこから親子へ向けた活動に展開、同時に親と距離のある子どもへの関わりも増えていきました。
音楽や朗読、表現を通して物語の世界を子どもたちに体験してもらうワークショップ
子どもたちが抱える問題や親子へ向けた社会活動を行って15年になりますが、いじめ、DV、犯罪の低年齢化、生き方や価値観が多様化する今、子どもたち一人ひとりが自分らしく輝いて生きて行くカギは-
「自分の考えや気持ちをデザインする力」「相手の気持ちを想像し、思いやりを表現する力」だと感じています。
このような経験を経て、今回子どもたちに届けたい絵本は、長いあいだ日本人が大切に伝えてきた精神性や道徳をベースに、小さな子どもでも楽しみなが『自分の気持ちをデザインし、相手に思いやりを表現する』きっかけになるような、おはなしにしました。
この絵本を届けて、子どもたちの生きる力とコンパスになるきっかけになればと願っています。
子どもたちが描いた作品の展示会を開催し、成功体験や自信につながる機会をつくっています

五感で感じて心に残る!いつでも子どもたちのそばに寄り添う絵本
2013年からオリジナル絵本のアニメーションに合わせて、音楽や舞台表現で子どもたちが五感で感じるライブ上演活動を行ってきました。
1作目の絵本は、いじめをテーマに「僕の人生の主人公は僕」というおはなしを、様々な場所で上演してきました。上演中、涙する親御さんも多く、たくさんの親子に体験していただきました。
ライブ絵本上演を経て丸10年たった2024年。
2作目となるおはなし『ハレとアメのきらきらあつめっこ』の上演を開始し、学校や親子イベント、こども施設などで7上演を経て2,000人以上の親子に体験していただいています。
舞台朗読、音楽、歌手のライブを通して五感で感じてもらうライブ絵本上演
ライブ上演活動では、子どもたちに直接届けることができますが、上映する場所や回数に限りがあります。
そこで今回、いつでも子どもたちのそばに絵本やキャラクターが寄り添い、一人ひとりが自分の中にある『やさしい心と目の前にあるたくさんのキラキラ』を思い出し、自分らしく輝く毎日を切り拓くきっかけになってもらえればと、絵本化を考えました。
さらにその絵本は、書店で間接的に届けるのではなく、できる限り子どもたち一人ひとりに僕自身で届けたいと思いました。
特に施設にいる子どもたちにはワークショップはできますが、ライブ上演が難しい場合もあります。
絵本にすることで、児童養護施設などの多くの子どもたちの心に、いつでも寄り添う存在になってもらえたらと考えています。
たくさんの子どもたちと一緒に体験してきたライブ絵本上演

絵本『ハレとアメのきらきらあつめっこ』とは…
誰の心にも住んでいる「ハレ」と「アメ」という対象的なキャラクターの面白おかしいやり取りを通して、「自分の中にあるやさしい気持ち」に気づき、それを「人に思いやりとして表現する」
誰もが持つあたたかい気持ちを、頭で理解するのではなく、みずからの心で感じることをねらいにした物語です。
物語を体験した後は、子どもたちと一緒にキラキラについて考えたり意見を出し合う時間をつくっています


『ハレとアメのきらきらあつめっこ』、音楽や朗読で子どもたちが五感で感じるライブ上演活動「ライブ絵本」の様子をダイジェストでご覧ください。
《ライブ絵本PV》




出版しないで配布する3つの理由
僕は絵本の商業出版もさせていただいておりますが、なぜ今回の絵本は出版社を通して流通させないかの理由を3つに絞ってご説明させていただきます。


【1】子どもたち一人ひとりと直接関わりながら、『こころの体験』を届けていきたい
今回の絵本のライブ上演やワークショップなどを通して、子どもたちと直接コミュニケーションを取り、心やからだで感じる時間と空間の体験を届けたいと考えています。
特に物語を体験したあと、子どもたちと共に取るコミュニケーションの時間は、ただ絵本を読んでもらうのとはまったく違う『体験』ができると信じているからです。


【2】子どもたちからもらった『ピュアなままのテーマとおはなし』を届けたい
商業出版では、販売数を目標に絵本の内容やテーマも調整していくことがあります。
今回の絵本は、僕が15年間色々な状況の子どもたちや親御さんと関わりうまれた作品です。
そのため、一人でも多くの子どもの心に触れられるか、その子たちが「自分の考えや気持ちをデザインするきっかけ」や「思いやりを表現するきっかけ」になれるかを目標にしています。
さらに、僕の15年間の経験で感じたことは、編集者さんや出版社さんとは言語化して共有できない部分もあります。
このように商業出版とは目的が異なるため、ご賛同いただける方たちの協力を得ながら『ピュアなままのテーマとおはなし』で届けたいと考えているからです。


【3】同じような活動をしている方に、絵本を自由に活用してもらいたい
商業出版した絵本は、読み聞かせ会などをする際には都度、出版社の許諾を得る必要があります。
絵本で子どもたちの心を豊かにしたいと活動している多くの方が、上記のような理由で絵本をうまく活用できていないことをよく聞いています。僕の商業出版している絵本も然りです。
今回の絵本は、絵本を通じて子どもたちへの社会活動をしている方に、スムーズに自由に活用いただきたいとも考えています。
同じ想いを持つ人たちが、制約に縛られず絵本を活用できれば、さらに子どもたちが自分らしく輝き豊かな未来を切り拓くチャンスが広がるはずです。



ハートリボン協会を通じて子どもたちに届けます
ご支援から出来上がった絵本は、僕からはこれまで関わらせていただいた施設や子どもたち(以下)に届けさせていただきます。


【絵本の届け先】
・児童養護施設、母子生活支援施設、遺児
・ワークショップなどに参加してくれた子どもたち
・小学校や図書館
・絵本を通して社会活動をしている方や団体


さらに、一般社団法人ハートリボン協会を通じて、多くの児童養護施設や生活に困窮する子どもたちに届けていただきます。
ハートリボン協会は、ひとり一人が違って当たり前、その違いを認め助け合い理解する、人を思いやる、そんな気持ちを子どもたちに伝え、一人でも多くの子どもたちを救い笑顔にしたい。
このような想いのもと、ハートリボン運動やみんな食堂(子ども食堂)を通して活動しているボランティア団体です。
ハートリボン協会とは、いじめをなくすハートリボン運動発足時に遡ります。
事務総長の平野準さんと子どもへの想いに意気投合し、田中理事長と3人で多くの人にこの運動を知ってもらうため活動を始めました。
理事長と事務総長が最前線で周知活動をする中、僕は主にビジュアル面の担当をさせていただき、ハートリボン運動のロゴマークや「きみのうれしいが ぼくのうれしい」というキャッチコピー、子どもたちへ配布する絵ポエム日めくりカレンダーの制作などをさせていただきました。
そして、2018年にハートリボン運動初のイベント「きみのうれしいがぼくのうれしいvol1」の開催も実現し、ここでもライブ絵本上演を行い、現在も続けています。
また、ハートリボン協会は日頃より困窮家庭や児童養護施設への食事提供や、クリスマスケーキ、おせち料理の寄付、ハウスクリーニングの提供などを行っており、今回僕と一緒になって、絵本を届けてくれることになりました。

一般社団法人ハートリボン協会
協会の活動コンセプトは「子どもたちの笑顔のために」です。「みんな食堂」「子どもフードバンク」運営、いじめをなくす「ハートリボン運動」の推進、いじめ相談等の活動を行なっております。未来を背負う子どもたちのために「命の大切さを伝え、いじめをなくし、思いやりのある社会」の実現を目指しています。
【ハートリボン協会】
絵本の作者 祐彩(ゆうせい)
東京下町生まれ。日大藝術学部卒業。3 児の父。
旧作家名は塚本ユージ、現在は祐彩(ゆうせい)として活動。
2010 年、こどもを幸せにしたい一心で会社をやめ独立。同時に親子へ向けた社会活動を開始。
学校でのワークショップをはじめ、いじめ防止活動などを行う。ライブ絵本活動のほか、不登校の家庭へ絵と詩を贈る活動や、遺児へのクリスマスプレゼント提供するチャリティ活動にも関わる。


《活動》
・一般社団法人ハートリボン協会 大使
・文化庁・文化芸術による子どもの育成事業協力芸術家
・公益信託 あだちくまちづくりトラスト採択事業 「デザイン絵本」にて各学校講演
・若者サポートセンター 講師/ジュニアリーダースーパー研修会講師
・全国からの小中高校生の職場体験受入れ
・東京未来大学 「こども未来祭」にてワークショップ
・あだちドリームプロジェクト 「子どものお仕事体験デザイナー」 講師 etc.
第10回フジテレビKIDS be絵本大賞 大賞絵本や第8回絵本出版賞最優秀賞絵本


《実績》
・NHK おかあさんといっしょ 「あしたのあしたのまたあした」 歌イラスト
・小学校音楽の教科書1~6年生(H27年度~R1年度版)表紙
・ミュージシャン 「やなぎなぎ」 MV 『ユキトキ』
・ASEAN 特別法務大臣会合のロゴデザイン
・江戸川区ふたば小学校 校章デザイン
・府中市市民活動センタープラッツロゴマーク
・テレビ朝日「お願いランキング」 デザイン対決出演・優勝
小学校音楽の教科書1~6年生(H27年度~R1年度版)表紙
資金の使い道(目標金額:150万円)
集まった費用は、以下の内容で使わせていただきます。
・絵本1000冊の印刷製本費用:1,500,000円(税込)[A4変形サイズ/オフセット印刷/フルカラー40ページ/上製本]
・CAMPFIREへの手数料10%:150,000円
・配送・梱包費用:20,000円(税込)[クリックポスト+箱代:200円×100名] ※リターン冊数100部
・挨拶文等印刷費用:1,000円(税込)[A4普通紙]




【合計】 1,671,000円のうち、1,500,000円のご支援をお願いいたします。
※クラウドファンディング起案者手数料は10%となります。
絵本の提供先
・ハートリボン協会を通して全国児童養護施設660箇所へ『660冊』
・ハートリボン協会主催のこども食堂やイベントを通じて困窮家庭へ『140冊』
・祐彩が関る施設や教育機関(児童養護施設、母子生活支援施設、遺児、小学校、図書館等)『100冊』
・クラウドファンディンのリターン『100冊』
【計】1000冊

実施スケジュール
【3月上旬】クラウドファンディング終了
【3月中旬】絵本原稿入稿
【3月22日】 港区赤坂区民ホールにて開催予定のイベント「ハートリボン・きみのうれしいが ぼくのうれしい Vol.6」(15時〜16時30分)のライブ絵本上演に支援者の方を招待
【4月中旬〜下旬】絵本完成予定
【5月〜】絵本順次発送


<募集方式について>
本プロジェクトは All-in 方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リター ンをお届けします。
リターンの内容
◆3,000円
2025年3月22日 「きみのうれしいがぼくのうれしい vol.6」 ライブ絵本上演に1名様ご招待(ご来場できない場合には、後日動画公開)
◆5,000円
2025年3月22日 「きみのうれしいがぼくのうれしい vol.6」 ライブ絵本上演に2名様 ご招待(ご来場できない場合には、後日動画公開)
◆10,000円
絵本1冊提供。2025年3月22日「きみのうれしいがぼくのうれしい vol.6」 ライブ 絵本上演に2名様ご招待(ご来場できない場合には、後日動画公開)
◆30,000円
絵本にお名前 or 企業名の掲載、絵本2冊提供。2025年3月22日 「きみのうれしい がぼくのうれしい vol.6」 ライブ絵本上演に2名様ご招待(ご来場できない場合には、後日動画公開)


<以下、絵本にお名前 or 企業名の掲載のページイメージです>
ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

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