YADOKARI株式会社(神奈川県横浜市、代表取締役 上杉勢太・さわだいっせい、 以下YADOKARI)は、ハウス(上物)部分の造りやすさにこだわった、木造トレーラーハウス対応シャーシの販売を開始します。
シャーシとは、トレーラーハウスを製作するためのベースとなる車台です。従来のコンテナロックシャーシでは、木造でトレーラーハウスを造ることや、ハウス部分の着脱に課題がありました。近年、日本でもトレーラーハウスを活用した暮らしや事業の実例が増えてきました。今後も、これまでの常識に捉われない新しい空間の選択肢として、さらなるトレーラーハウスの普及とそれに伴うオリジナルデザインへのニーズが高まることが予想されます。そこで、これまでに培ってきたノウハウを詰め込み、上物のつくりやすさを重視した木造対応型シャーシの開発を行いました。
※YADOKARIが販売するシャーシは全て車検付きのため、確認申請が不要で、車両としてご希望の場所に設置が可能です。設置の可否は、事前に管轄する自治体にご相談ください。
■木造トレーラーハウス対応シャーシ「YNR」シリーズとは?
特徴
- 木造でトレーラーハウスを造りやすい構造
- シャーシと上物の着脱が容易なツイストロック式
- 従来のシャーシよりも高さと幅を抑えたコンパクトなサイズ
- 本体重量を軽減し、2,850kgまで積載可能
1. 木造でトレーラーハウスを製作しやすい構造
通常トレーラーハウスのシャーシ部分は鉄骨で構成されており、木造で上物を製作する場合、シャーシと上物の接続には工夫が必要となります。今回のプロダクトは、土台部分を木造で造ることができる為、木造建築に近い工法で上物を製作することが出来ます。また、着脱をしやすくする鉄骨土台フレームもオプションとして開発致しました。
2. シャーシとハウス部分の着脱が容易なコンテナロック式
シャーシ部分とオプションの鉄骨土台フレーム部分の接続は、トレーラーハウスでよく使われるコンテナロック式となっており、手動で容易に上物とシャーシを固定をすることが出来ます。
シャーシは通常1年に1回の車検更新が必要となるため、専用のジャッキを使い手動で容易に着脱ができることは大きなメリットとなります。
3. 従来のシャーシよりも高さと幅を抑えたコンパクトなサイズ
現在流通している一般的なトレーラーハウス用のシャーシの高さは、800mmほどの製品が多いですが、弊社で新しく開発をした本商品は、高さを約130mm低くすることが出来ました。
トレーラーハウスは高さの上限があるため、シャーシ部を低くすることにより、内部空間を広く使うことが出来ます。
また、シャーシ本体の幅が2,160mmと、従来のシャーシより300mmほど細くなっているため、細い道路でも運搬がしやすくなっています。
4. 本体重量を軽減し、2,850kgまで積載可能
シャーシ本体の鉄骨使用量を可能な限り削減し、本体重量を約300kg軽量化することが出来ました。
トレーラーハウスの総重量は3,500kgと上限が決まっているため、シャーシ本体の重量を下げることにより、積載量を従来のプロダクト(旧YC-1号)の2,500kgから2,850kgまで上げることが可能です。(YNR600の数値となります。※オプションの鉄骨土台フレーム重量を除く)
■販売価格
YNR600:1,120,000円(税前)
鉄骨土台フレーム(オプション):350,000円(税前)
YNR720:1,220,000円(税前)
鉄骨土台フレーム(オプション):390,000円(税前)
YNR900:1,680,000円(税前)
鉄骨土台フレーム(オプション):480,000円(税前)
※別途費用:ジャッキ、車検費用、配送設置費、登録時諸税
■商品概要まとめ
商品名:YNR600
サイズ:W2,160mm×L7,015mm(荷台長6,015mm)×H676mm
標準仕上げ:サビどめ塗装(黒)
上物固定方法:コンテナロック式(4箇所)
最大積載量:2,850kg
車輌重量:640kg
車検:取得済み
商品名:YNR720
サイズ:W2,160mm×L8,380mm(荷台長7,280mm)×H676mm
標準仕上げ:サビどめ塗装(黒)
上物固定方法:コンテナロック式(4箇所)
最大積載量:2,780kg
車輌重量:710kg
車検:取得済み
商品名:YNR900
サイズ:W2,160mm×L10,100mm(荷台長9,100mm)×H676mm
標準仕上げ:サビどめ塗装(黒)
上物固定方法:コンテナロック式(4箇所)
最大積載量:2,690kg
車輌重量:800kg
車検:取得済み
参考)YNR600の寸法となります。
■商品ページはこちら
YNR600:
■シャーシのご見学会のご案内
【日時】 2025年2月17日(月)
11:00~、12:00~、13:00~、14:00~、15:00~(各回3組様)
【場所】 Tinys Lab Hiratsuka
【住所】 神奈川県平塚市馬入2186付近
■会社概要
■YADOKARI メッセージ
YADOKARIは、2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、暮らしを根本から問い直す活動を始めました。この活動において、「お金・場所・時間に縛られない自由な生き方の実現」をテーマに、ミニマリズムや多拠点居住、シェアリング、そしてコミュニティや人との繋がりを重視した新しいライフスタイルを提案し、その思想や価値観の象徴として「タイニーハウス」の普及に力を注いできました。特に移動式トレーラーハウスの製造・販売・プロデュースを通じて、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいます。
事業性・社会性・哲学性を共存させ、ビジョン「世界を変える、暮らしを創る」の実現を目指す「YADOKARI」。可動産・トレーラーハウスの企画・販売・製造・リユースマッチングや可動産を活用した事業企画・プロデュース、メディアPR・ブランドサポートを通じて、遊休地活用、地方創生、災害支援、コミュニティ形成などの社会課題解決に取り組む。
また、トレーラーハウスを活用したビレッジの企画・運営、暮らしを啓くコミュニティメディア「YADOKARI.net」の運営、トレーラーハウスの販売・リセールプラットフォーム「TINY HOUSE ORCHESTRA」の運営も行う。著書に『ニッポンの新しい小屋暮らし』(光文社)、『アイム・ミニマリスト』(三栄書房)、『未来住まい方会議』(三輪舎)、『月極本』などがあり、これらは日本のみならず、中国や韓国などアジア圏でも多数出版されている。
会社名:YADOKARI株式会社
代表者:代表取締役 上杉勢太・さわだいっせい
設立日:2013年11月1日
所在地:神奈川県横浜市保土ヶ谷区星川1-1-1 星天qlay
事業内容:
・可動産エリアイノベーション事業
・可動産の企画・販売・製造・リユース
・可動産のフィールド開発プロデュース・オペレーション
会社サイト:
▼本件に関するお問い合わせ・取材依頼
YADOKARI株式会社 広報宛 メールアドレス:pr@yadokari.net