「先生、最後は自宅で死にたいよ」末期がん患者を自ら送り届けた外科部長が若手に明かした"意外な真実"

2025.01.12 09:15
看護師から見た「良い医師」「悪い医師」はどう違うのか。小児外科医の松永正訓さんは、1973年生まれのある一人の看護師に半生を聞いた。その看護師が出会ってきた医師のエピソードを紹介しよう――。※本稿は、松永正訓『看護師の正体 医師に怒り、患者に尽くし、同僚と張り合う』(中公新書ラクレ)の一部を再編集したものです。
※登場人物の名前は仮名です。

■物腰が柔らかく、おっとりとした百合子先生

ある年、…

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