ロボットが耕作した米で作った米粉『雷粉』を発売

2024.12.24 11:00
tmsuk
日本の農業を持続可能に!宮崎県延岡市で省力化農業を実践。ふるさと納税の返礼品にも。

株式会社テムザック(本店:京都府京都市、代表取締役社長:川久保 勇次、以下「テムザック」)は、宮崎県延岡市において、ロボット技術を用いた省力化農業 「WORKROID農業」を実践しております。この度、収穫した”ロボット耕作米”を米粉に加工し、「雷粉(らいこ)」の名称で販売を開始しました。また、延岡市のふるさと納税返礼品にも採用されることになりました。
▼WORKROID農業2024 紹介動画:
 雷粉は、「耕作放棄地拡大を食い止めたい」という思いでスタートした”WORKROID農業”によって生まれた米粉です。耕作放棄が懸念される小規模圃場や不整形地において、ロボットを用いて手間を最小限にすることで、稲作を維持する仕組みづくりを進めています。

 また、「米」の消費量は年々減少している一方、「米粉」はパン・ケーキ・麺類など小麦粉の代用品として多用途に使える上に、健康志向の高まり、輸入小麦の価格高騰などを受けて近年需要が増加傾向にあります。テムザックは、今後も省力化農業の推進に取り組み、ロボット稲作という新しい省力化農業を確立させると同時に、米粉の魅力を発信することで、米粉の需要拡大・食料安全保障への貢献、持続可能な農業の実現を目指してまいります。


■雷粉(らいこ)について
 宮崎県延岡市で収穫された「ミズホチカラ」をこだわりの製法で米粉にしました。粒が細かく、粒の傷つきが少ないお米の粉のため、小麦粉のように使いやすく、様々な用途でご使用いただけます。
・ お菓子に 
ケーキやマフィンなどのお菓子はふっくらと膨らみ、クッキーはサクサクとした食感が楽しめます。

・ お料理に 
揚げ衣にすると油切れが良く、さっくりとヘルシーに仕上がります。またシチューなどのとろみ付けに使用すると、まろやかでお米のやわらかな甘みが感じられます。パンやピザ生地にも適しており、ふんわりもっちりとした食感をお楽しみいただけます。

◆Instagram 
 で米粉レシピ配信中
・雷粉 命名の由来
 電気で動くロボット「雷鳥シリーズ」を用いて耕作した米であるということに加え、日本には古来より「稲と雷とが交わることで稲穂が実る」という考え方があったことから、五穀豊穣の願いも込め「雷粉」と名付けました。

・取扱場所
【株式会社テムザック】
・内容量 :20kg・10kg・500g
・価格 :お問合せください

▶お問合せはこちら 
          TEL:075-748-0856 

【延岡市 ふるさと納税返礼品】
・寄付金額 :9,000円
・内容量   :1.5kg(500g×3袋) 

▶詳細はこちら  
※各ポータルサイトからお申込みください


■ロボット耕作米について
 日本では、耕作放棄地が増えていることで、国内で生産される米の量が減少しています。テムザックは、こうした耕作放棄地を減らそうと”WORKROID農業”という省力化農業に取り組んでいます。耕作放棄地増加の要因として、農業は重労働が多く担い手が減少しているという点がある為、ロボットを活用して負担を軽減し、田んぼを守ることを目指しています。こうして生産された米を”ロボット耕作米”と呼んでいます。

■テムザックの省力化農業「WORKROID農業」の取り組みについて 
 米は日本の数少ない食料自給品目ですが、農業従事者の最も多い割合を占めているのは75歳以上(2020年時点)。高齢化・担い手不足、そして耕作放棄地の拡大に歯止めがかからない状況の中、省力化・省人化に向けた技術革新が必須となっています。

 テムザックは、宮崎県延岡市および北浦農業公社との連携協定(2022年12月締結)に基づき、2023年春から、ロボット技術を活用した “WORKROID農業” を開始し、米粉用稲作の省力化に取り組んでいます。プロジェクト2年目となる2024年は「徹底した省力化の実現」をコンセプトに、多機能型農業ロボット「雷鳥2号」(耕起アタッチメント搭載)で耕起を実施、「雷鳥1号」(播種対応モデル)による直播を実施するなど、農業ワークロイド「雷鳥シリーズ」の開発・投入を順次進めてきました。収穫した米は製粉し、「米粉」にして流通させることで、付加価値創出・収益化を目指しています。
雷鳥1号(播種対応モデル)
雷鳥2号(耕起アタッチメント搭載)


▼雷鳥シリーズ関連 プレスリリース
2024年4月4日 雷鳥2号(耕起アタッチメント搭載)発表
2024年4月17日 雷鳥1号(播種対応モデル)発表 
▼雷粉関連 プレスリリース
2023年12月20日 『雷粉』の名称で全国の飲食店などに提供
2024年02月08日 雷粉商品化第1弾 料理&スイーツ 「Le Nature」で販売 
2024年04月24日 雷粉商品化第2弾 イタリア料理「ナガグツ食堂」 
2024年07月12日 雷粉商品化第3弾 クッキー「イグレック」 
2024年07月30日 雷粉商品化第4弾 ブラウニー「MUNI COFFEE&BAKE」
2024年08月09日 雷粉商品化第5弾 ピザ「ビッグベアーズピザ」
▼WORKROID農業関連
プレスリリースに掲載されている情報は、リリース日現在の情報です。今後予告なしに変更する場合がございます。



■会社概要
株式会社テムザック 
人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカーです。医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット”WORKROID”(ワークロイド) を開発しつづけています。

代表取締役社長:川久保 勇次(かわくぼ ゆうじ)
本店所在地 :〒602-8482 京都市上京区浄福寺通上立売上る大黒町689番地1

▼会社の歴史動画
受託開発、製品詳細、導入、採用、取材等についてのご相談、ご質問がありましたら、こちらのフォームよりお気軽にお問合せ下さい

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