タイヤチェーンのトレンドは“布製”チェーン

オートバックスセブン
コンパクトに備えて安全・安心な冬のカーライフを

　年の瀬もせまり、日本各地で本格的な冬の到来を迎えております。年末年始の帰省やレジャーなど、クルマでお出かけされる方も多いのではないでしょうか。全国に約600店舗のオートバックスをFC展開するオートバックスセブンより、突然の寒波や降雪に慌てないために、事前準備として常備しておきたいタイヤチェーンの情報をご紹介します。

【タイヤチェーンの種類】
　普段、クルマに乗らない方や雪が降らない地域にお住まいの方は、ジャッキでクルマを持ち上げて、重い鎖（チェーン）を巻き付ける大がかりな作業をイメージするかもしれません。しかし、ここ数年で、タイヤチェーンの種類やトレンドは大きく変化しています。

　タイヤチェーンには主に金属チェーン、非金属チェーン、布製チェーンの3種類があります。基本的には駆動輪２本に装着して使用します。

【タイヤチェーンのトレンド】
　チェーンと聞いて一番イメージしやすい金属チェーンは、凍結路でのグリップ力・制動力に優れ、軽トラックやライトバンなどに最適です。
　近年の主流は、ゴムやウレタン素材などの非金属チェーンで、金属チェーンよりも簡単に装着でき、乗り心地も良く人気があります。

　そして近年最もトレンドとなっているのは、布製チェーンです。もともとは緊急対応用に開発され、タイヤに靴下を履かせるというイメージから、別名『タイヤソックス』、『スノーソックス』とも呼ばれています。金属・非金属チェーンよりも軽く、着脱が簡単なのが特徴です。また、柔らかく折りたたみやすいため、コンパクトに収納することが可能です。雪の少ない地域にお住まいの方や、いざというときの備えとして持っておきたい方におすすめです。
　特に2018年のチェーン規制以降、いざというときのための備えとして、手軽に持ち運べて装着が簡単な布製チェーンが注目されています。

チェーン規制とは
2018年より、“大雪特別警報”や“大雪に対する緊急発表”が行われるような異例の降雪時に、道路交通の確保を目的に「チェーン規制」が施行されました。全面通行止めの集中除雪作業の実施前後にチェーン装着車のみ通行可能とし、長時間の立ち往生等を緩和するためのものです。チェーン規制中は、スタッドレスタイヤ装着車や４WD車両でも、タイヤチェーンを装着していない車は通行することはできません。布製チェーンは、装着用タイヤチェーンとして認められています。

【布製チェーンの特徴】
- 軽量でコンパクト
- 最短3分！取り付け簡単
- 金属製チェーンに負けないグリップ力
- 振動・ノイズが少ない
- タイヤと車体のクリアランス（隙間）が狭い車両でも装着可能
- ジャッキアップや特別な工具は不要

　布製チェーンは金属チェーンと異なり、路面との接地面積が広く、水膜を効果的に吸収・分散することでスリップを防ぎます。凍結した路面でもしっかりと摩擦を確保し、安全性を高めます。雪道・凍結路のみで使用し、使用後は取り外し、点検と乾燥を行うことで数シーズン利用できる耐久性があります。

【布製チェーンの装着方法】

※チェーンの取り付けはFF車（前輪駆動車）は前輪に、FR車（後輪駆動車）は後輪に装着してください。4WD車（四輪駆動車）は車種により異なりますので、クルマの取扱説明書にてご確認ください。

　布製チェーンは、ノルウェーで開発された商品ですが、ここ数年で機能性・耐性が向上し、日本の気候に合わせて改良されたモデルなど、さまざまな種類があります。オートバックスでの販売数量は昨年度、ついに非金属チェーンを追い越し、今年度は過去最多の品ぞろえで展開しております。

【布製チェーン　ラインアップ】　※店舗により品ぞろえが異なります
- オートソック ハイパフォーマンス
- ネットギア デュラーレ
- イッセ スノーソックス （クラシック・スーパー）
- スパルコ　スノーソックス
- スノーゴリラ　ヴェスティーレ

オートバックスドットコム　布製チェーン

　降雪地域の方はもちろん、ウィンタースポーツのために山道を通行する方や街乗りのみの方など、降雪地域以外の方も突然の降雪に慌てることなく、安全・安心なドライブのためにタイヤチェーンの携帯をおすすめします。オートバックスでは他にも、雪にはまって動けなくなったときの緊急脱出グッズやスコップ、スクレイパー、凍結防止スプレーなど、雪対策商品を多数取りそろえております。ぜひチェーンと合わせてご準備ください。

広報・IR部では各店舗での取材を受け付けております。ぜひお気軽にお声掛けください。


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