狼像の謎に迫るフィールドワークの生んだ労作！ 入手困難だった旧版を増補・再編集、『新編 オオカミは大神』として復刊！

株式会社インプレスホールディングス
インプレスグループで航空・鉄道分野などのメディア事業を手掛けるイカロス出版株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：山手章弘）は、『新編 オオカミは大神』を、2024年12月11日に発売いたしました。

■入手困難だったフィールドワークの力作を増補して復刊！
日本全国に遍在する狼像の謎を追ったフィールドワークの好著『オオカミは大神』（発行：天夢人）は、2019年に刊行されて反響を得たものの入手困難になっていました。今回、新たに内容を増補・再編集して、イカロス出版より再刊行しました。

■全国を調査してすくい上げた日本各地に残る狼像と日本的心性との関係
オオカミに対する関心が高まる昨今、狼信仰の影響を色濃く遺す狼像を求めて、関東はもとより東北、関西など各地を訪ねて写真と文章で表現した渾身のフォトルポルタージュです。
各地に遍在する狼像の存在に関心を抱いた「旅する写真家」が、実際に現地を訪ね、徐々に日本人とオオカミ=大神との関わりの深さに目覚めていく体験を、読者は追体験できます。
軽妙な文章と、情緒あふれる多様な狼像の写真でめぐる、失われたニホンオオカミの記憶を掘り起こすユニークな旅の記録となっており、読者が狼像を訪ねるガイドブックとしても役立ちます。
今回の新編刊行のため、装丁を新たにし、「船上神社の狼送り」（鳥取県）と新編特別附録「狼像鑑賞術」を新たに加えました。

■本書は以下のような方におすすめです
・ニホンオオカミに関心がある方
・民俗学に興味のある方
・日本の伝統的信仰に興味のある方

■紙面イメージ

現地取材による各地の多様な狼像の写真と臨場感のあるルポルタージュ

新編オリジナルの附録として「狼像鑑賞術」を収載


■Amazonで復刊を記念したキャンペーンを展開
復刊を記念して、本編にない写真で構成されたAmazon購入者期間限定特典デジタル写真集『狼の呼び声』（キャンペーン期間：2024/10/11～2025/1/31）を配布いたします。

■本書の構成
I オオカミとの出会い
椋神社のオイヌゲエとは?／狼の棲む秩父桃源／オイヌゲエをハシゴする／お犬さま信仰の三峯神社と武蔵御嶽神社
II 狼像の聖地へ
「ニホンオオカミ」から「お犬さま」へ／関東平野の狼像／奥多摩のユニークな狼像／七ツ石神社の再建プロジェクト
III大神への祈り
岐阜県と静岡県の狼信仰／東北地方の狼信仰／西日本の狼信仰／船上神社の狼送り
新編特別附録　狼像鑑賞術

■著者プロフィール
青柳 健二(あおやぎ・けんじ)
1958年、山形県生まれ。写真家。メコン川流域の少数民族、棚田、犬像など、独自の視点で旅を続け、作品を発表し続ける「旅する写真家」。
おもな著書に『メコン河』(NTT出版 1995年)、『メコンを流れる』(NTT出版 1996年)、『日本の棚田 百選』(小学館 2002年)、『アジアの棚田 日本の棚田』(平凡社 2004年)、『棚田を歩けば』(福音館書店 2007年)、『全国の犬像をめぐる 全国の忠犬物語45話』(青弓社 2017年)、『犬像をたずね歩く』(青弓社 2018年)、『オオカミは大神』『オオカミは大神 弐』（天夢人 2019年・2021年）などがある。

■書誌情報
書名：新編 オオカミは大神　狼像をめぐる旅
著者：青柳健二
発売日：2024年12月11日（水）
仕様：A5判ソフトカバー／オールカラー／176ページ
定価：2200円（本体2000円＋税10％）
ISBN：978-4-8022-1532-9

◇イカロス出版の書籍情報ページ：

【イカロス出版株式会社】
『月刊エアライン』を中心に航空、鉄道、ミリタリー、レスキュー分野で出版活動を展開。
さらに旅行、通訳・翻訳、ライフスタイルなどの分野でも多くの出版物を展開しています。


【インプレスグループ】

株式会社インプレスホールディングス（本社：東京都千代田区、代表取締役：松本大輔、証券コード：東証スタンダード市場9479）を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。


【本件に関するお問合せ先】
イカロス出版株式会社　担当：勝峰
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