株式会社サンシャインシティ
【展示期間:2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)】
株式会社サンシャインシティ(東京都豊島区、代表取締役社長:脇英美)と一般社団法人Hareza池袋 エリアマネジメント(東京都豊島区、代表理事:河田光央)、株式会社日比谷アメニス(東京都港区、代表取締役:伊藤幸男)は、「としま編んでつなぐまちアートプロジェクトチーム」として、イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)のほか池袋の商業施設や公共空間など計6拠点を舞台に、編みもので公園の木々・建物を飾るニットアート「ヤーンボミング」を通じて、池袋に愛着を持つ人々と一緒に新しい池袋のアート&カルチャーを創出する「としま編んでつなぐまちアート2024」プロジェクトを2024年9月より実施中です。
2021年度から開催し、今年度4回目を迎え、「編みものを通じて、豊島区のまちと人とがつながる取り組み」としてこれまで累計2,400名を超える方にご参加いただいた「としま編んでつなぐまちアート」ですが、編みものを通じた人的ネットワーク形成やコミュニティ創出という当初の目的を果たし、今回の展示でフィナーレを迎えます。
4年間の集大成ともなる今年は、池袋や近隣施設での編みものワークショップ参加者や、豊島区介護センターの利用者、豊島区職員、文化服装学院ニットデザイン科の学生、NPO法人サンカクシャが支援する若者や池袋エリアの企業の社員など、430名以上の方が編みものアートを制作。さらに持ち込みによる編みものアートの募集も復活し、多くの方の想いが詰まった編み物アートが多数集まりました。集まった編み物アートは講師やスタッフ、ボランティアの方々が力を合わせて飾り付け、2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)の期間でイケ・サンパークや中池袋公園をはじめとする池袋エリア6か所で展示され、一段と寒さが増した冬の池袋を暖かく彩ります。
※本リリースのPDFはこちらよりダウンロードいただけます
※状況により、内容・スケジュールが変更になる場合がございます。
◆「としま編んでつなぐまちアート2024」完成までの活動◆
池袋のまちを彩るモチーフをつくるワークショップは、9月~11月にかけて、池袋の公園や近隣のカフェなど8会場で計27回実施されました。その後、講師やスタッフ、ボランティアの方々が完成した編みものアートを木々や建物に飾り付けを実施。編み物を通じて人と人が繋がり、池袋への愛着や地域での交流を深めることができました。
各会場でのモチーフ制作
かぎ針などの手芸アイテムを使ってモチーフを編むワークショップを開催。作ったモチーフは各会場周辺に展示されています。
編みものアートの飾り付け
ワークショップで制作したモチーフに加え、イケ・サンパークに持ち込まれたものを合わせると全部で約2,500枚!
それらをつなぎ合わせ、各展示場所へ飾り付けるのもちろん手作業です。
講師の方々の指導の下、スタッフやボランティアの方々の力を合わせて約2週間かけて展示の準備が進められました。
◆編みものアートの展示場所◆
豊島区にゆかりのある“フクロウ”をイメージした「編みふくろうの森」をテーマにイケ・サンパークをはじめ中池袋公園や商業施設、公共空間など池袋エリア6拠点を舞台に編みもので公園の木々や建物を彩ります!
1. イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)
2. サンシャインシティ サンシャイン60展望台 てんぼうパーク ※展望台入場料が必要
3. 中池袋公園
4. WACCA IKEBUKURO
5. JR池袋駅 いけふくろう
6. 自由学園明日館
1. イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)区内最大の広さを持ち、日常時は都会のオアシス、災害時は防災の拠点となる公園。冬の装いの木々や花壇を編みもので彩りました。木々1本1本に個性があふれる編みふくろうの顔をお散歩しながら見るのがおすすめ。
2. サンシャイン60展望台 てんぼうパーク ※展望台入場料が必要サンシャイン60ビルの最上階に位置する空の公園。海抜251mから眺める360度の東京パノラマは絶景。「てんぼうの丘」は空と緑に囲まれた憩いの場として、大人はもちろん、小さなお子様も一緒に楽しめます。芝生に編みもののラグを敷いて座ったり、ふちが編みもので彩られ、色鮮やかになったネットのベンチでくつろぎながら景色を楽しむのがおすすめ。
3. 中池袋公園「Hareza池袋」の前庭として、新しい交流と感動が生まれる「場」として生まれた公園。
公園内のふくろう像や三角コーンなど様々なものがお花モチーフの編みもので彩られます。編みもの講師が東京建物 Brillia HALL パークプラザなど各地で開催したワークショップで制作されたモチーフを展示。公園内のトイレの柱が編みものでくるまれているのも見どころの一つ。
4. WACCA IKEBUKURO「つながり」をテーマに人と人が「つながり」、その「つながった」輪が広がる中で、新しい価値と魅力が創出される商業施設。施設入口近くの花壇を編みもので彩ります。
5. JR池袋駅 いけふくろう池袋駅東口方面にたたずむ待ち合わせの定番スポット“いけふくろう”。展示期間中はいけふくろうも冬の装いで、カラフルで温かな編みふくろうに変身。
6. 自由学園明日館入口の横にたたずむ「明日館(みょうにちかん)の梟」やフェンス等がユニークな編みもので彩られます。100年前のぬくもりが残る建物とあわせて、じっくりと楽しんでください。
◆同時開催のとしま編んでつなぐクロスワードパズルでもっと楽しく!
編みものアートの展示に合わせ、各展示場所を巡りながら楽しめるクロスワードパズルを実施し、各展示場所にヒントとなる編みぐるみを展示します。
各展示場所等に設置している編んでつなぐまちアートのチラシ裏面から参加することができますので、ぜひ編みものアートと合わせてお楽しみください。
参考:
編み師 203gow
総合監修を務める編み師 203gow(ニイマルサンゴウ)氏のコメント池袋に携わる多くの方々のご参加やご協力に支えられ4年目を迎える事が出来ました。今年は初心に戻りイケ・サンパークを重点的に、目に鮮やかな編みものがイチョウ並木を彩りました。公園利用の方々より温かいメッセージを貰う事も多くなり感謝と励みになっています。
初年度より地域交流やフクロウ編みモチーフの全国募集、高齢者施設での多世代交流、展示後再加工したラグマット寄贈など、編みもの通じて幅広くひととまちがつながる事を目標にしていきましたので4回目にて広がりとつながりの手応えを感じ、嬉しく思っています。
まちづくり推進部 後藤彩花
主催者(株式会社サンシャインシティ 担当者)のコメント2021年の企画始動より、多くの編みもの好き&池袋好きの方々に支えられ、ここまで走り切ることができました。本企画のワークショップや展示作業を通じて、たくさんの人と人の繋がりや、編みものと池袋への愛着が育まれたと実感しており、それらが今後もつながり続けてくれると嬉しいです。
最後の展示、ぜひ各展示会場へ足を運んでいただき、色鮮やかな編みものを楽しみながら、池袋のまちの魅力を再発見してください!
★本プロジェクトの詳細はプレスリリース等をご覧ください★
・「としま編んでつなぐまちアート」ニュースリリース【9月11日配信】
※こちらに記載の展示期間終了後の展開については予定となり、予告なく変更の可能性がございます。
・編みものアート展示の詳細(note)