インパール・グアム島で太平洋戦争の真実を伝える動画を作りたい!

2024.11.24 05:01
YouTubeチャンネル大人の教養TVで太平洋戦争の「インパール作戦」「グアム島の戦い」を解説するロケ動画を撮影したい。ご挨拶
どうもドントテルミー荒井です!
私は登録者72万人のYouTubeチャンネル『大人の教養TV』を運営しています!
『大人の教養TV』では、聞いたことはあるけど詳しくは知らない、子供に質問されたらドキッとする…そんな今更聞けない一般教養を、どこよりもわかりやすく解説しています!



このプロジェクトで実現したいこと
私は今まで、日本や世界の歴史、世界情勢や時事問題、宗教など幅広く解説動画を作ってきましたが、その中でも戦争の動画に最も力を入れてきました。


戦争の経過に沿って、なぜ戦争が起こってしまったのか、どのように戦争が経過していったのか、等々を現地で解説するロケ動画を作成しています。


2022年の6月に一度目のクラウドファンディングを実施し、サイパン島・フィリピンという2つの戦地でロケをすることができました。







2022年の12月には二度目のクラウドファンディングを実施し、ガダルカナル島・ペリリュー島・硫黄島・ハワイ真珠湾の4つの戦地でもロケをすることができました。








第一回では155名の方から76万円、第二回では339名の方から278万円を支援して頂きました。
ご支援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
私がYouTubeで精力的に太平洋戦争について発信しているのは、こういった活動が日本の平和につながると信じているからです。




両クラファンの資金で作成させていただいたロケ動画の、2024年10月時点での再生回数は


・サイパン島の戦い→85万再生
・フィリピンの戦い→38万再生
・ガダルカナル島の戦い→68万再生
・ペリリュー島の戦い→44万再生
・硫黄島の戦い→125万再生
・真珠湾攻撃→50万再生


となっており、合計では400万回以上再生されています。




二度と戦争を起こさないためには、戦争が起きた理由と、戦争がどれだけ悲惨だったのか、それを一人でも多くの方が知ることが不可欠です。


太平洋戦争のロケ動画が多くの方に視聴され、私も日本の平和を維持するための一助になれていたら、動画制作者としてこれほど嬉しいことはありません。
現地に行って、感じ取ったことを皆さんにお話しして、そこで起こったこと、残されたものをしっかりカメラに残す。これこそが、私ドントテルミー荒井の、そして大人の教養TVの使命だと思っています。


二度のクラファンロケを経て、その気持ちはますます強くなりました。


現地の映像をみなさんに届けることで、戦争の悲痛さや不条理さがより強く伝わったと思っています。こうやって日本中の「大人の教養」を高めて、日本を平和で、より良い国にしていきたい。これが私の想いです。
そして今回、三度目のクラウドファンディングに挑戦させていただくことにしました。


今回も皆さんの力を貸してほしいです。
これからも日本が平和であり続けるために、どうか力を貸してください!





プロジェクトの内容
今回の行き先は「インパール」と「グアム島」にしたいと思います。
太平洋戦争屈指の激戦地で、日本人として見ておきたい、知っておきたい場所です。
●インパール
インパールはインド・アッサム地方の都市です。日本からは4000㎞以上離れた遠方の地で、太平洋戦争以前まではイギリス領でした。


1944年3月、日本軍はイギリス領インパールに侵攻する「インパール作戦」を決行します。
Wikipediaより(パブリックドメイン)
インパール作戦は日本軍において「史上最悪の作戦」と称されています。


インパール作戦が最悪の作戦と言われるのは、指揮官が無謀な作戦だと知りながら強硬で決行し、撤退時に多くの犠牲者を出したためです。
インパール作戦を指揮した牟田口廉也(パブリックドメイン)


インパール作戦の指揮官として無謀な作戦を決行したのは、牟田口廉也中将です。


牟田口は、食糧不足やインパールの悪天候を知りながらも6万人の日本兵をインパールへと送り込み、3万人もの戦死者・病死者を出しています(戦史叢書)。
インパールへの山道を進軍する日本兵(パブリックドメイン)


日本軍の退却路は、ウジの湧いた餓死者の遺体や白骨が横たわる様子から「白骨街道」と呼ばれました。
指揮官の独断で多くの日本兵が飢えや病で命を落とし、今もインパールには多くの日本兵の遺骨が残されています。


太平洋戦争で最悪の戦場であるインパールで、生々しい戦争の爪痕と共に戦いの様子を解説し、戦争の惨さを後世に伝えていけるような動画を撮りたいと思っています。




今のところ映像に収めて皆さんに解説したいと思っているのは、




◆カングラ宮
イギリス軍が日本軍への反撃拠点としていた宮殿です。現地から、なぜ日本軍がイギリス領インドへ攻撃を仕掛けることとなったのか、その経緯をわかりやすく解説したいと思います。
Dirklaureyssens - 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3223762による


◆レッドヒル
インパール作戦最大の激戦地とも呼ばれるレッドヒルは、日本兵の血で地面が赤く染まったことからその名で呼ばれています。日本軍はインパール市街への侵入は叶わず、インパール郊外にあるレッドヒルが攻撃の最前線となっていました。丘の上にはインパール作戦で命を落とした日本兵を弔う慰霊碑や、当時の激戦の様子を伝える「インパール平和資料館」があります。


◆コヒマ
インパールから北に130㎞離れたところにある激戦地です。インパールに拠点を置くイギリス軍への物資補給を止めるため、日本軍は補給路の途中にあるコヒマを攻撃しました。コヒマの戦いではイギリス軍が4000人、日本軍が7000人の死傷者を出すなど両軍に深刻なダメージが生じ、最終的には日本軍が撤退しています(戦史叢書)。インパールからコヒマまでの退却路は「白骨街道」と呼ばれ、インパール作戦の失敗を象徴する場所になっています。
激戦地となったコヒマ(パブリックドメイン)


※その他、動画準備を進める中で適宜行先を追加していきたいと思っています。





●グアム島
グアム島は日本から2500㎞ほど離れたマリアナ諸島の島で、同じくマリアナ諸島にあるサイパン島と並び、太平洋戦争の激戦地の一つです。
淡路島とほぼ同じ面積の比較的大きな島で、周囲は美しいサンゴ礁に囲まれ、島には熱帯ジャングルが広がっています。


この自然豊かで美しいグアム島の支配権を巡って、今から80年前、アメリカ軍と日本軍が衝突し、死闘が繰り広げられました。最終的にアメリカ兵2000人、日本兵1万8千人以上がグアム島での戦いで命を落としています(戦史叢書)。
グアム島に星条旗を突き立てるアメリカ兵(パブリックドメイン)


グアム島の戦跡の良いところは、戦争の遺物が他の戦地と比べてかなり綺麗に保存されている点です。


戦地に保存されている生の戦跡には、博物館に展示されている兵器や装備とは違った迫力や説得力があります。
「グアム島で日本兵1万8000人が命を落とした」という文字で書かれた情報も、実際に日本兵が突撃を行った海岸を歩いてみることで、本当の悲痛さが伝わります。


百聞は一見に如かずといいますが、言葉では言い表せない、現地でカメラを回して実際にみなさんに観てもらわないと伝わらないことが本当にたくさんあるのです。


グアム島でロケ動画を撮れば、本物の戦地の映像をみなさんにお届けすることができます。これこそ黒板や教科書ではなく、動画で勉強する強みであると確信しています。


太平洋戦争の戦跡が数多く残されたグアム島で、戦争というものの生々しさを強く感じられる動画を撮影して来たいと思っています。




今のところ映像に収めて皆さんに解説したいと思っているのは、




◆アサン上陸海岸
アメリカ軍の上陸地点です。日本軍は、アメリカ軍がこの場所からグアム島へ上陸してくると予想し、海岸線に強力な防御陣地を構築していました。しかしアメリカ軍の圧倒的な火力と兵力に押され、上陸を許してしまいました。
アサン海岸(By Dorothy from USA - View from outlook on Guam, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=101334143)


◆太平洋戦争博物館(Pacific War Museum)
太平洋戦争の展示が豊富で、特に日本軍の兵器が数多く取り揃えられています。終戦を知らずにグアム島のジャングルで28年間生活していた横井庄一さんに関する展示もあります。
太平洋戦争博物館(パブリックドメイン)


◆マンガン山
日本軍は海岸での戦いで生き残った兵士をマンガン山に集め、夜間に総攻撃を仕掛けました。しかし兵器や銃弾がほとんど無い中での白兵突撃は効果が薄く、アメリカ軍に撃退されてしまいました。
またマンガン山は、現地の先住民であるチャモロ人が収容されていた収容所跡地でもあります。グアム島が戦場となったことで、多くの現地民も犠牲になりました。戦争では民間人も危険に晒されることを示す、貴重な戦跡です。


◆横井ケーブ
横井庄一さんが洞穴を掘って潜伏していた地で、公園内には横井ケーブのレプリカがあります。ここで、横井さんの生活についても解説したいと思います。
横井ケーブ(パブリックドメイン)


◆マタギャックヒル
グアム島の残存日本兵が最後の総攻撃を仕掛けた場所です。ここでグアム島の日本軍は事実上壊滅し、たった3週間ほどでグアム島の戦いは幕を閉じました。丘の上には南太平洋戦没者慰霊公苑があり、犠牲になった日本兵を祀っています。
マタギャックヒルにある南太平洋戦没者慰霊公苑(写真AC)


これらをベースにして、さらにリサーチを進めていって、行く必要があると思った場所や現地で撮りたいと思った場所を加えながら動画を作成していく予定です。
「インパールで動画を撮るならココに行って欲しい!」「グアム島で動画を撮るならココに行って欲しい!」などがあったら是非YouTubeのコメント欄やX、InstagramのDMで教えてください!



実施スケジュール
●インパール
【1日目】

福岡→羽田→インド・デリーへ入国

【2日目】

首都デリー→インパールへ移動

【3日目】

インパール下見・撮影

【4日目】

インパール撮影

【5日目】

インパール撮影→コヒマへ移動

【6日目】

コヒマ撮影

【7日目】

予備日(天候不順などに備えて)

【8日目】

インパール→首都デリーへ移動

【9日目】

インド・デリー→福岡へ帰国

●グアム島
【1日目】

福岡→関空→グアムへ入国

【2日目】

グアム下見

【3日目】

グアム撮影

【4日目】

予備日(天候不順などに備えて)

【5日目】

グアム→福岡へ帰国



資金の使い道
●飛行機代
往復18万円(福岡↔羽田↔インド・インパール空港)×3
往復11万円(福岡↔関空↔グアム国際空港)×3

●宿泊費
ホテル1泊7000円×8泊×3(インパール)
ホテル1泊1万円×4泊×3(グアム)

●移動費
タクシーチャーター3万円(インパール)
レンタカー3万円(グアム)

その他(現地取材費,返礼品費,CAMPFIREへの手数料17%+税など):48万円

⇒ 合計:170万円

※食費や自分たちへの給料は動画の収益からなんとかします。旅費の支援をお願いします。



最後に
世界中を飛び回って動画を作りたい!世界の様々な史跡や戦跡をわかりやすく解説したい!というのはチャンネル設立当初の大きな目標、そして夢でした。


私たちは今、その夢を着実に叶えていっている最中です。


世界中どこへでも飛び回って実際に現地に行ってカメラを回す。そしてそこで何が起こったのかわかりやすく解説する。これは私たち大人の教養TVにしかできないことだと思っています。


ご支援いただけたら、必ず素晴らしい動画にしてお返しします。
ご支援のほど、よろしくお願いします!




ドントテルミー荒井

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