(共同リリース)JALと日本グリーン電力開発、規格外ココナッツを活用した国産SAFの商用化に向けた覚書を締結

2024.11.22 17:39
JAL
2024年11月22日
日本航空株式会社
日本グリーン電力開発株式会社

 日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鳥取 三津子、以下「JAL」)は、日本グリーン電力開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:君塚 元、以下「日本グリーン電力開発」)と、2024年11月20日に覚書を締結しました。
 国産SAFの推進に取り組む両社は、食用に適さないココナッツ(以下、規格外ココナッツ)を原料として日本国内で持続可能な航空燃料(SAF)を製造する事業の商用化を目指します。
 ココナッツは全世界で年間7000万~1億トンが生産され、そのうち約30%が未成熟や発芽などの理由で食用に適さない規格外とされています。
 日本グリーン電力開発は、これを有効活用すべく2018年よりインドネシアで調達した規格外ココナッツを新たな原料としてSAFの製造に取り組んでいます。2022年からは、SAF導入促進のための官民協議会におけるパイロット事業者の一社として、ICAOのCORSIA認証取得の手続きを進め、2024年3月には規格外ココナッツがSAFの原料として新規登録されました。規格外ココナッツを原料とするSAFは、2030年頃までに実用化が見込まれており、NEDO助成事業に採択されるとともに、アジア各国と、経済成長とエネルギー安全保障を確保しつつ脱炭素化を進める取り組みであるAZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)協力案件の一つにもなっています。
 JALは、SAF利用のリーディングエアラインとなるべく、「2030年に全燃料搭載量の10%をSAFに置き換える」という目標を掲げ、国内外のステークホルダーと連携してSAFの商用化に取り組んでいます。
 JALと日本グリーン電力開発は、多様な国産SAFのサプライチェーン構築に取り組み、規格外ココナッツを原料とする国産SAFの商用化を目指します。これからも持続可能な未来の実現に向けて、環境負荷の低減に貢献してまいります。

<参考>
JALのSAFの取り組みについて
日本グリーン電力開発の規格外ココナッツSAF事業の取り組みについて(NEDO助成事業)
以上

あわせて読みたい

焼酎「森伊蔵」 一日限定 初の国際線ビジネスクラスで提供
PR TIMES
ファーメンステーションと亀田製菓が未利用資源 再生・循環パートナーシップによる商品開発。ハッピーターンの規格外品をアップサイクルした発酵エタノール配合「ハッピーターンから作った除菌ウェットティッシュ」
PR TIMES
春限定デザインのスイーツボックス『月寄せ 11袋入』販売
PR TIMES Topics
乗り物のCO2排出量を比較 環境にやさしい乗り物の選び方とは
ELEMINIST
「グリーン電力提供サービス」を全国拡大
PR TIMES
いつもの朝食プラス「Y1000」でウェルネスライフ。管理栄養士が奨める新習慣!
antenna
ピーコックストア全36店舗が家庭からの廃食油回収をスタート 回収後は国産SAFの原料に
ELEMINIST
(共同リリース)ピーコックストア全36店舗で国産SAFの原料となる家庭からの廃食油回収を開始
PR TIMES
バレンタイン限定スイーツ、フィレンツェ生まれの伝統菓子「ZUCCOTTO」
PR TIMES Topics
『空のカーボンニュートラル』認知実態調査 SDGsへの関心とSAFの認知度のギャップが示す理解促進のチャンス
ラブすぽ
(共同リリース)JALとカタール航空、パートナーシップ強化へ覚書締結
PR TIMES
【生クリーム専門店ミルク】バレンタイン限定の濃厚ショコラチーズケーキ
PR TIMES Topics
(共同リリース)遠隔操縦者1人が全国4地点のドローン5機体同時運航に成功
PR TIMES
12月7日より、類農園とJALが共同開発した赤いとうもろこしのパックご飯を順次販売開始 ~地域資源で奈良県宇陀市を活性化~
PR TIMES
12月3日 国際障害者デー 無料展示イベント「HANEDA BLUE WEEK Vol.2」羽田空港で開催!
ラブすぽ
(共同リリース)電動マイクロモビリティによる移動価値向上に向けて日本航空とLimeが協業
PR TIMES
ファンデリーとのコラボ冷凍食品第三弾 食品ロス削減に貢献 規格外のしいたけを活用した「旬をすぐに」新メニュー販売開始
PR TIMES
第12回食品産業もったいない大賞【審査委員長賞】を受賞!築野食品工業株式会社
PR TIMES