内田洋行、人と人をつなぎ、クリエイティビティを生み出す「人が主人公のハイブリッド・ワークプレイス」を魅せるUCHIDA FAIR 2025を開催

2024.11.11 15:14
株式会社内田洋行
株式会社内田洋行(本社:東京都中央区 社長:大久保 昇)は、オフィスファニチャー・ICTの新製品発表会「UCHIDA FAIR 2025」を、新川本社及び、新川第二オフィスにて2024年11月12日(火)から11月15日(金)まで開催いたします。

出社回帰が本格化し、人と人がつながることに価値が見いだされ、創造性を生み出すことの重要性や、チームや組織の一体感を醸成するために、出社したくなる環境としてオフィスの在り方に改めて関心が高まっています。あわせて、社員の帰属意識の向上や人材の定着化のためにもオフィスの改善の必要性が叫ばれるようになりました。

「UCHIDA FAIR 2025」では、「人が主人公となるハイブリッド・ワークプレイス」をテーマに、リアルとオンラインをよりシームレスにつなげることで、人と人が集う最適な瞬間を演出し、新たな発想を広げます。今回の展示では、集中やコミュニケーションを高める快適な空間や、働く人の心地よさを呼び覚ます木の素材、協創を支えるICTなど、人にフォーカスした多彩な仕掛けを自社オフィスでご覧いただきます。またオフィス空間から生まれる多種多様なデータを組織力の向上やファシリティの運用に活用する仕組みをご紹介させていただきます。

内田洋行グループは「情報の価値化と知の協創をデザインする」という経営ビジョンのもと、人の創造性を最大限に生かして知の協創を大切にする環境づくりと、人と組織が得た貴重なデータに価値を見出し、変革を目指す人々を支える「働き方」と「働く場」の革新に挑戦し続けます。
UCHIDA FAIR 2025コンセプト:人が主人公のハイブリッド・ワークプレイスの進化
内田洋行が考える「ハイブリッド・ワークプレイス」は、リアルなオフィス空間とデジタル環境をシームレスに結びつけることで、人々の結束力を高め、創造性や生産性を向上させ、企業のダイナミズムを生む場です。

リアルなオフィス空間は、ワーカーの働き方の進化に追従し、フレキシブルであるべきです。さらに空調や照明がコントロールされた空間は、人を優しく包み込み、自然と集中力が高まります。そしてコミュニ―ケーションを促す空間は、人と人を結びつけます。それが次世代オフィス空間を支えるリアル基盤です。

デジタルの環境は、人に必要な情報を瞬時に提供し、クラウドやAIを通じて能力を引き出します。ワーカーが容易に情報にアクセスし、ネットワークで連携を深めることで、創造的な活動を支える強力な基盤となります。
だからこそ高い生産性を実現するデジタル基盤には、使いやすさとセキュリティが不可欠です。デジタル基盤に蓄積される人や場所のデータは、変化する経営環境に合わせてオフィスを進化させ続けます。

この二つの基盤が「人が主人公」のハイブリッド・ワークプレイスを進化させ、人を支えます。
フレキシブルに自律的に働くための空間を支えるテーブルシステム
内田洋行は、柔軟性と機能性の高いテーブルシステムの可能性を追求し続けてきました。人が集まるオープンなフレキシビリティを求められるオフィス空間は、これからはデスクからテーブルが中心になることが増えると考えるからです。個々の様々な仕事を進める場所でのテーブルは、大きさや形状、高さや可動性、ICTの要素を組み合わせ、様々なワークシーンを構築することで、自ら働く場所を選択するワーカーの自律性を高め、最適な場で高いパフォーマンスを発揮することができます。
「Commons Table System-i」はフレキシビリティを追求したシンプルな意匠と強固な構造で可動性があることが特徴です。フラットで広い天板を自由に使い会話をしながら仕事をしたり、動きやすい高い姿勢でコラボレーションを行ったり、モバイル機器を接続したモニターで作業に集中したりなど、一つのシリーズで多様なワークシーンが構成できるテーブルシステムです。高さや形状、素材にこだわったカスタマイズモデルもあわせて展示いたします。
「LEMNAシリーズ」は、自由な働き方のために周囲と調和するようにデザインされたテーブルで、特徴的なロング天板を柔軟に利用し、ワーカー自らが使い方を創造していきます。リラックスした姿勢で寛げる「LEMNA Work Lounge」は、組織を超えた会話の機会を得たり、チームが交流しながら柔軟に議論を行い、様々な情報に触れ、自由な発想を育みます。シーンを際立たせる素材の選定など、テーブルの本質を追求した洗練されたデザインを体感していただきます。
R&D部門のクリエイティビティを創発する環境
研究施設では、情報共有を促して部門間のイノベーションを起こすことが期待され、専門性の異なる部門を集約させたり、組織を超えて人が集まる場を設けたり、快適なオフィスのための投資が増大しています。設計者や開発者の個々の働き方に対応し創造性や能力を引き出すことができる、R&D活動に最適な環境を紹介します。

―専門性が高い個々の仕事に集中する個人ワークの場
研究・設計開発・品質検証など、それぞれの専門分野のワーカーが効率的と考える場を用意することで、高いモチベーションでR&D活動を行うことができます。
連結型の「Arcena」は、強固な本体構造により、設計・研究・品質管理それぞれに必要な棚や収納庫、複数のディスプレイなど、様々な機能を装着/交換が可能で、オフィスの柔軟な運用を実現します。電動昇降型の「OPERNA」は、照明の映り込みに邪魔されず繊細なデザインワークに集中するためのシェード、周囲の風景を遮蔽し没入する机上を囲い込むフードなど、技術者の集中作業をサポートするオプションを取り付けることができます。



―試行錯誤と収束を重ねてPoC(Proof of Concept)を促進するセミクローズド空間
消防規制を受けない天井ルーバーにより、フレキシブルに設置が可能な「Co-at box」を、開発業務における仮説や概念実証のPoC(Proof of Concept)をハイブリッドミーティングで行うPoCボックスとして活用します。
PoCボックスでは、等身大の4K高解像度映像やステレオ音響、高精細に実物を写すカメラ、資料共有時に視線を合わせたまま議論ができる透過投影等の機能により、離れていてもお互いの細かい表情や意図を感じられるなど臨場感の高い会議を実現しました。また、オンライン会議が容易にできる「ClickShareBar」、遠隔地との相互書き込みが可能な電子ボード「SMART Board」も装備。開発業務の情報共有を促し、スムーズな合意形成を支援します。



―議論を活性化させる大型スクリーン制御システム
コンテンツ表示アプリ「Realsize Presenter」やL型大スクリーンの装備により、R&D業務のミーティングで計測データや等倍表示の図面などの様々な資料を複数同時に表示することが可能です。スクリーン全面を電子黒板化し、画面操作や書き込みも可能です。チームメンバーがすぐに集まり、新たな発想を交換するブレインストーミングや、創出したアイデアや技術の実現可能性の検討など、様々なR&Dのチーム活動を支援します。



ワーカーとともにアップデートするオフィス
オフィスにおけるワーカーの行動分析の社内調査(内田洋行 知的生産性研究所)を通じて、ワーカーのニーズに応えるための改善を行い、仕事に集中できるモニター付きのフォーカス席を増やしました。一方でコミュニケーションを重視するコ・ワーク席ではモニターを撤廃し、顔が見渡せるようにしました。これによりコ・ワーク席とフォーカス席との違いを明確にし、ワーカーがより自律的に仕事に適した場を選べるようにしています。交流するためのロビーラウンジは、リフレッシュできるライブラリ・ラウンジに変更しました。ここでは木質化された空間でくつろぎながら書物などの情報に触れ、思考に集中しながらリラックスすることができます。
―アクティブとフレキシブルなプロジェクトワークのためのTeamBase
プロジェクトチームが「成果」を上げられる空間「TeamBase」をアクティブとフレキシブルをコンセプトにリニューアル。
アクティブなTeamBaseは、立ち姿勢と着座姿勢の中間であるハイポジションを導入。動きまわりやすく、周囲のホワイトボードや全面タッチスクリーンなどに即座にアクセスできます。目線を合わせながら情報共有やアイディエーションを活発化させます。フレキシブルなTeamBaseは、自由に組み合わせ可能なテーブルを配置し、プロジェクトワークの内容に応じてレイアウトを変更できるようにします。

―リアルとデジタルのコミュニケーションをつなぐハイブリッド会議システム
空間デザインとICTを統合して最適化したハイブリッド会議環境は、リアルとリモート双方でのコミュニケーションを円滑にします。 
R&D業務におけるPoCシーンでは、高品質なAV環境や遠隔会議ツールを組み合わせて、データや現物の情報を同じ部屋の中にいるように共有することで迅速な業務を支援します。
意思決定を行うハイクオリティな会議シーンでは、見やすく高画質な映像やクリアに届く音響環境、議事録作成を支援するオンライン会議システムを組み合わせ、より快適でスムーズなハイブリッド会議をサポートします。




ハイブリッド・ワークプレイスのためのオフィスファニチャー
―パーソナルロッカーPortainer(ポルテナ)
フリーアドレスワーカーが毎日立ち寄るオフィスでの「港」の役割を果たすパーソナルロッカー「Portainer(ポルテナ)」は、大切なパーソナルなコンテナとなるスペースです。ポスティングしやすい縦型の投函口を採用し、庫内には物の整頓をしやすくするオーガナイザを配しています。見やすいサイズのダイヤル番号と操作しやすい開錠つまみを備えた新型ダイヤル錠、デバイス充電用の電源コンセント、大きな収納量の縦型扉タイプなど、多様なワーカーにとって等しく使い勝手のよい新たなロッカーシリーズを実現しました。
―自由度の高い強固なモニタービームとアーム
複数モニター使用時、対面レイアウト時、自由度の高い強固なモニタービームとアーム。自由な動きで、快適な位置で個人作業を進められ、また、大型モニターでの資料共有などのミーティングにも利用できます。「Commons Table System-i」や「Arcena」など、フレキシブルな働き方を実現する製品に取り付けられるよう設計されたアタッチメントにより、広く整理された机上を維持することができます。

柔軟に拡張できるダイナミックなプラットフォーム(Steelcase)
内田洋行は米国Steelcase社との業務提携が30周年を迎えたことを記念して85年前に新たなワークスタイルを切り拓いたSteelcase社の原点である「Racine Signature Collection」を展示します。1939年にフランク・ロイド・ライトが設計したビジネスビルのために、ライト自身が家具のデザインも手掛けた伝説的モデルの復刻版です。
Racine Signature Collection 

また成長する日本市場に向けた新製品「CO-Creation(仮称)」を初公開します。これは様々な部署や働き方の特性に寄り添える、状況に応じて変化ができるワークデスクです。フラットな基本体に、様々なパーツを付加していくことで職種に合った個人ワークの環境に調整でき、またハイカウンターによる立ち姿勢での作業やコミュニケーションもとることができます。
CO-Creation(仮称) 

美しい木材でシンプルにデザインされたスペイン・バレンシア製のviccarbeシリーズは、集う人々の距離を縮めるカジュアルで明るく陽気な雰囲気に満ちた心地よい空間を創り出します。
viccarbe

ハイブリッド・ワークプレイスのデジタル基盤「SmartOfficeNavigator」の進化
「SmartOfficeNavigator」は、人と空間とデータを自在に融合させ、手のひらのスマートフォンでワーカーに必要な人や場所の情報を瞬時に引き出します。ワーカーがより快適かつ自律的に働くためのデジタル基盤は、多くの大手企業への導入から得た事例をもとにした機能開発により、着々と進化と成長を続けています。
SmartOfficeNavigatorに連携するネットワークシステムやセンサーの選択肢が充実し、各社の個人情報ポリシーに対応しセキュアな運営を可能とします。
またオフィスの中で日々生成される人や場所、ビル設備のデータを統合・分析するための機能強化を拡大しました。データ分析から課題発見をサポートすることで、オフィス空間を改善し、「人が主人公となるハイブリッド・ワークプレイス」の進化を支援します。




■タッチ型フロアディスプレイの機能強化でワーカーの自律的な行動を促す
設備の利用状況・執務エリアの混雑状況を視覚的に可視化し、タッチ操作で探索・予約することができます。

新機能として、多くの建屋を横断的に自在にマップ上で探す機能を搭載しました。ワーカーに利用できるオフィスエリアの選択肢が広がり、企業全体のオフィスエリアの利用効率もあがります。
フロアにいる社員一覧を自動表示することで、人を探しやすい環境とコミュニケーションのきっかけ作りを提供し、人がオフィスに集まった後につながりを深める機能を充実させました。

また環境データを取り込むことで、SmartOfficeNavigatorが、オフィス内でCO2削減につながる行動を促します。快適性を損なうことなく、省エネルギー化を実現しカーボンニュートラルに貢献します。



■人と人の交流を促すための仕掛け
社内サイネージで気になる情報を発信している人がいれば、SmartOfficeNavigatorが、その人の居場所や現在の状況を表示します。会いたい人と気軽にコンタクトが取れるので、情報の共有や人と人とのつながりを促します。本フェアでは、社内情報発信サイネージ「エナジーウォール」との連携で実装しました。
※エナジーウォールは、企業や組織、チームの動きやエネルギーをリアルタイムに伝えるメディア型サイネージ




■オフィス空間改善につながる分析ニーズを引き出す
利用状況分析マップでは、オフィスの実態が可視化されるため、管理者がオフィス内で起こる課題をイメージし、原因を考察することができます。
オフィスのみならず、ビル設備側で計測できる温度・不快指数・CO2濃度等、ワーカーの生産性に関わるデータも利用状況分析マップに反映。大きな経営資本である建物とオフィスにおいて、より多角的に課題を発見し、進化させるための経営判断を後押しします。
社員が組織の壁を越えて、対面でコミュニケーションを取ることで、それが新製品の開発やさらなるイノベーションの創出につなげようとしているオリンパス グローバル本社様では、SmartOfficeNavigatorに集められた社員の属性・位置情報をもとに、異なる部署の社員同士がどのように交流しているかを把握する新たな試みを開始されています。



■「UCHIDA FAIR 2025」開催概要 
「UCHIDA FAIR 2025」 in 東京 2024年11月12日(火)~2024年11月15日(金)
【開催場所】 株式会社内田洋行 新川第2オフィス 9:30~18:00 
その後の福岡(11/26~28)、札幌(11/26~28)、大阪(12/4~6)会場はサイトをご覧下さい。

■UCHIDAFAIR 2025紹介サイト 
※「Microsoft 365」「Copilot for Microsoft365」は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。内田洋行は、マイクロソフト社のパートナープログラムにおける「Modern Work ソリューションパートナー」の認定を受けています。
※ 「RACINE COLLECTION」は米国Steelcaseの登録商標です。「viccarbe」は、米国Steelcaseグループのviccarbe社製品を指します。
※「ClickShare」はBarco社の登録商標です。「SMART Board」はSMART Technologies社の登録商標です。
※ Team Base、SmartOfficeNavigatorは内田洋行の登録商標です。

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