【奄美ブリュワリー】鹿児島県第2の歓楽街、奄美大島の屋仁川(やにがわ)をテーマにした地ビール「やんご ナイト セゾン ジャスミン」の販売を2024年「やんご祭り」の日に開始します。

2024.11.01 12:15
奄美ビール株式会社
鹿児島県・奄美大島最大の歓楽街「屋仁川」。古くから黒糖や大島紬取引で隆盛を極めた「やんご」の酌婦の白粉(おしろい)の香り「やんご花」奄美の夜の香りを醸し出すクラフトビール。やんごの地ビール発売開始。
世界自然遺産登録の地「奄美大島」最大の歓楽街「屋仁川」の地ビール「やんごナイトセゾン」

奄美ビール株式会社(旧社名:奄美DNA株式会社 本社:鹿児島県大島郡伊仙町 代表取締役:平泰造 以下「奄美ビール」)は、2024年11月より屋仁川(やんご)のクラフトビール「やんごナイトセゾンジャスミン」を発売します。
奄美ビールは、株式会社バイオラボ(本社:鹿児島県奄美市 以下「バイオラボ」)の農学博士である高木惣一氏らとともに新たなクラフトビールの開発・製造について検討を重ね、この度、「やんごナイトセゾン」の発売にこぎつけました。
バイオラボは、奄美大島に数多く存在する耕作放棄地の問題解決に向け、地域循環型エコ生産システムの導入に取り組んでいる企業です。2023年より開始した、亜熱帯地域である奄美大島でのホップ栽培への挑戦では、少量ながら初年度よりホップを収穫することができました。2年目となる今年は、奄美大島産ホップを用いたクラフトビールの製造を目指し、ホップの栽培量も増やしました。しかし、不慮の事故による代表の他界により、プロジェクトが暗礁に乗り上げかけましたが、縁あって奄美ビールとともにクラフトビールの製造を行なうことになりました。
奄美ビールは、バイオラボと協力しながら、将来的には奄美大島産ホップの栽培にも関わって行ければと意欲を持っています。
右側が高木惣一氏(左側はブルワー里山大樹)


奄美について
奄美群島
奄美群島とは鹿児島県の南西に連なる有人 8 島(大島本島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島外 3 島)の総称で、総面積は 1,239 平方キロメートル、南北 190kmに及ぶ島々で構成されています。
鹿児島県の南西に連なる奄美群島

奄美群島の自然
主に新生代の第三紀以降の隆起・沈降、第四紀以降の気候変動による海水準の変動、サンゴ礁の発達に伴う琉球石灰岩の堆積によって形成されてきました。
この間にユーラシア大陸や日本本土との分離・結合を繰り返し、このような地史的経緯から、アマミノクロウサギ、オオトラツグミ等に代表される、大陸の影響も残った固有種や遺存種といった動植物が多くみられます。また、奄美大島、徳之島の山地帯には、常緑の広葉樹が優占する森林がまとまって存在しており、これらの森林は亜熱帯性多雤林として世界的にも大変貴重な生態系として注目されています。
奄美大島と徳之島は、沖縄県北部とともに世界自然遺産に登録されました。
奄美群島の歴史・文化の特徴
奄美群島はその地理的、歴史的経緯において琉球や大和などの影響を強く受け、奄美独自の文化を形成してきました。
12 世紀・13 世紀においては交易・交流の拠点として重要な役割を果たしていたことが、赤木名城跡、カムィヤキ古窯跡、倉木崎海底遺跡等の遺跡の発見により証明されつつあります。その後 15 世紀には琉球国、17 世紀(1609 年)には薩摩、明治期以降は日本国、戦後はアメリカ合衆国、そして昭和 28 年 12 月 25 日には悲願の祖国復帰から現在へと、世界でも稀な歴史的変遷をたどってきました。
このような歴史的変遷から、奄美はいくつもの国の影響を受けつつ多種多様でありながら強い個性と重層性を有する文化を育んできました。それは今でもシマジマ(集落)の生活の中に、琉球と本土(大和)の融合した独自の「奄美流」文化としてたくましく生き続けているのが特徴といえます。

やんごについて
奄美群島の中で一番大きい奄美大島。
その中心地、奄美市名瀬地区に屋仁川があります。
「やんご」というのは、「屋仁川」の方言読みで、もとは川の名前でした。
奄美市名瀬地区の飲食店は、もともとは町の中心部にありましたが、料理屋が町の中にあるのは風紀上よくないという理由で、今から114年前の明治44年(1911年)、屋仁川通りへの移転通達が出されました。
大正13年頃の屋仁川

黒糖や大島紬取引の商談の場として、「やんご」は発展しました。
それ以来、酌婦のいる飲食街のことを奄美では「やんご」と呼ぶようになりました。
今では、鹿児島県第2位の繁華街にまで成長しました。
現在の屋仁川通り


やんごの地ビール
奄美最大の歓楽街「やんご」に漂う酌婦の白粉(おしろい)の香り。
夜になると花が開いて強い香りを漂わせる「夜香木(やこうぼく)」。
奄美では歓楽街やんごの酌婦の白粉の香りにたとえ、夜香木を「やんご花」、「おしろい花」などと呼んびます。
「夜香木」は通称、ナイトジャスミンと呼ばれることから、やんごの地ビールには「やんご花」の香りをジャスミン花とホップでビール職人が再現するクラフトビールです。
原料のジャスミン花

ぜひ、奄美大島・屋仁川へお越しいただき、「屋仁川でしか飲めない」「屋仁川でしか買えない」奄美大島産地ビール「やんごナイトセゾンジャスミン」をお楽しみください。
奄美群島唯一のクラフトビール醸造所


やんごナイトどっとこむ
奄美ビールは奄美の夜を彩るナイトスポットでのやんご地ビールの提供を目指し、やんごのナイトスポット情報サイト「やんごナイトどっとこむ」を立ち上げた。
やんごのナイトスポット情報サイト

やんごナイトどっとこむでは、やんごのナイトスポット(店舗情報)情報を発信。
屋仁川通りの店舗業態(スナック、バー、パブ等)ごとにカテゴリー分けし、来訪者の好みやニーズにより店舗を検索できるように配慮、やんご地ビールを提供する店舗を後方支援することで販路を開拓する。
事業所情報
AMAMI BREWERY
AMAMI BEER HALL(醸造所に併設した飲食スペース)
鹿児島県奄美市名瀬港町1-2 松第2ビル1階
TEL:0997-58-8100 FAX:0997-58-8103
info@amamibrewpub.jp
AMAMI BEER SHOP | 奄美ビール(醸造所に併設した土産品店)
奄美大島料理かめ(醸造所直送地ビールも楽しめる居酒屋)
ネットショップ
BtoB(業務用)ECサイト
奄美ビール株式会社
2019年10月奄美大島・屋仁川にて郷土料理居酒屋「奄美大島料理かめ」を開業。
コロナ禍を経て、アフターコロナを見越し、2022年7月に奄美群島唯一のクラフトビール醸造所「AMAMI BREWERY|奄美麦酒醸造所」を開業。併設するAMAMI BEER HALL、奄美大島料理かめにて、工場直の「生」ビールを提供するかたわら、地元の飲食店、土産品店に卸販売を行なっている。

連絡先:info@amamibeer.com
鹿児島県大島郡伊仙町伊仙2288-3
奄美ブリュワリー 鹿児島県奄美市名瀬港町1-2 0997-58-8100

奄美ビール株式会社
連絡先:info@amamibeer.com
鹿児島県大島郡伊仙町伊仙2288-3
奄美ブリュワリー 鹿児島県奄美市名瀬港町1-2 0997-58-8100

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