暴力・歴史・苦痛をひもとくノーベル賞作家の視点

2024.10.28 09:00
「ドンシクは、道路の向こう側の建物の間に燃え尽きていく夕暮れを見ていた」

1994年ソウル新聞新春文芸当選作「赤い錨」の最初の一文だ。これが、10日(現地時間)、韓国人として初めてノーベル文学賞を受賞した小説家ハン・ガン(53)の始まりを告げる合図であった。

掲載当時、「ハン・ガンヒョン」というペンネームを使っていたハン・ガンは、強烈なインパクトを持つ作品『赤い錨』の世界を通じて歴代の韓国文学…

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