パナソニック コネクト株式会社 人事総務本部が『哲学クラウド』の哲学対話を実施。哲学者との対話で向き合うキャリアオーナーシップの本質

2024.10.23 08:15
株式会社ShiruBe
株式会社ShiruBe(本社:東京都品川区、代表取締役:上館誠也)は、パナソニック コネクト株式会社(以下、パナソニック コネクト)の人事総務本部が、『哲学クラウド』を導入したことをお知らせします。

パナソニック コネクトで国内約1万人のキャリアデザインを担う中島 好博さん、岩本 剛さん、三上 恭平さんは、キャリアオーナーシップの先にある「幸福」について理解を深めるため、人事総務本部向けに「哲学対話(※1)」を実施されました。
※1:哲学対話とは、哲学者がファシリテートしながらテーマについて複数人で自由に対話し、ひとりひとりの前提や文脈を分かち合い、物事に対する見方/考え方をアップデートしていく対話手法。
左から人事総務本部 キャリアデザイン部 企画課マネージャーの岩本さん、同課の三上さん

■導入背景
(以下、パナソニック コネクト中島さんのインタビューコメントを抜粋)
中島さん: これまでは日本の人口が多く国内だけでも十分に稼げる時代でしたが、少子化の加速によりグローバルマーケットでの事業展開も加速しなければなりません。教養を含むグローバルな知識が求められる時代において、社員や人事がリベラルアーツの世界に入っていくことは大事だと思ったことが一つ目のきっかけです。
二つ目は、パナソニック コネクトが2023年4月にジョブ型の人事制度を導入しました。この制度では、ハード面としての制度導入とソフト面としてのキャリアオーナーシップの浸透という両輪をうまく回すことで「CONNECTers' Success」と呼ばれる社員の成功と、それに伴う企業価値の継続的な向上の両方を実現することが狙いです。このサイクルを作り出すための基本となるキャリアオーナーシップを持つとはどういうことか、会社が一方的に伝えるだけでなく、社員一人ひとりが考えていくことが重要です。このような答えのない世界に入る際には「考える力」が大事になりますが、考える力を鍛えるにはやはり哲学のような深い思考力を求められる訓練をしていく必要があると思っていました。

■実施内容
人事総務本部の皆さんがキャリアオーナーシップの本質に向き合うために、キャリアオーナーシップの先にある「幸せ」について問い考える「哲学対話」を実施しました。後日、哲学対話を通して参加者の中で変化した「幸せ」の考え方を下記のように整理した上で、哲学者がさらに発展的に考えるためのポイントを分析してレポートいたしました。
哲学分析レポートの一部抜粋(哲学対話前後のお考えの変化)※レポートの一部となります


■効果
「モヤモヤのままでいい」ことで、他者にも自分自身にも「問いを投げかける」ことができた
一人ひとりが持っている違う考えを互いに理解し合うきっかけになった
(以下、実際に哲学対話に参加されたコーポレート部門人事部の松村さんのインタビューコメントを抜粋)
松村さん:モヤモヤのままでいいと言われたことは印象的でした。私達の仕事は「解」を出していくものが多いので、「何か答えを導き出さないといけない」という前提があります。でも哲学対話の場では「話がまとまらなくていい」というルールがあったことで「それでいいんだ」と思い、まずは口に出して自分の中で整理していくことができました。先ほど中島から話があった「考える力を養う」良い訓練になりましたし、他者に対しても自分自身に対しても「問いを投げかける」ことができ、とても学びのある研修でした。
哲学対話当日の様子

松村さん:哲学分析レポートでは、対話を通して考えが変化した“After”の、「ひとそれぞれだからこそ対話によって理解を深め合う」ということが印象的でした。対話の中では、些細なことで幸せを感じる人もいれば、私は幸せなんて感じませんという方もいたり(笑)、幸せの価値観はひとそれぞれだから考えても仕方ないと皆さんが思っていたところから、哲学対話で理解し合うことで「共通している幸福論もある」と思えるようになったので、レポートでも改めて価値を感じました。研修受講後も参加者の皆さんとテーマについての会話がはずんで、良い研修だったなと振り返って思います。


■導入インタビュー記事
・キャリアオーナーシップの先にある「幸福」とは?「哲学対話」で向き合うキャリアオーナーシップの本質
■哲学クラウド 問い合わせフォーム
サービスにご関心のある企業様は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
【株式会社ShiruBeについて】
代表の上館が哲学を学ぶ中で、「こうあるべき」という「正しさ」が原因で自分自身が生きづらさを感じていると気づき救われた経験から、多くの人が自分らしく生きるきっかけを社会に届けたいと考え、設立にいたる。
・会社名:株式会社ShiruBe
・代表者:代表取締役 上館 誠也
・所在地:東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング2F co-lab 五反田 with JPRE S01
・設立日:2022年4月15日
・事業内容:哲学コンサルティング、組織コンサルティング
【本件に関する問合せ】
・株式会社ShiruBe(担当:湯浅)
TEL:090-2090-5951
MAIL:press@tetsugaku-cloud.jp

あわせて読みたい

STEM(理系)領域の魅力を伝える~中高生女子向け職場体験プログラム「Girls Meet STEM Career」に参画~ 
note pro
忙しい職場ほど「考えない人」が増える驚きの理由
東洋経済オンライン
divan「アードワーズチョコレート」新商品「アールグレイ」も加わりアソートで登場
PR TIMES Topics
大学生向けインターンシップを実施しました
PR TIMES
株式会社デンソー エンジン機器技術部が『哲学クラウド』の哲学対話を実施。哲学者との対話で実現できたフラットなコミュニケーション
PR TIMES
相続にはトラブルがつきもの? 予期せぬ事態への対処法
antenna
ヤマハ発動機株式会社 技術開発統括部が『哲学クラウド』の哲学対話を実施。哲学者との対話で向き合う「知の探索」の実践
PR TIMES
Boost Health株式会社、社員の貢献をかたちにするストック・オプションを発行
PR TIMES
ポップアップイベント 丸山百景 KEITA MARUYAMA 30TH ANNIVERSARY「丸山敬太の縁起物市 in 銀座三越」開催
PR TIMES Topics
人事専門誌『日本人材ニュース vol.334』を発行 「2025年 育成・研修計画」を特集
PR TIMES
体験型セミナー『目指せPBR5倍! 丸井グループに学ぶ人的資本経営』を日経ESGと開催!
PR TIMES
医療現場では選ばれてきた新商品「グアー豆食物繊維がとれるゼリープラス ライチ」発売
PR TIMES Topics
婚活情報サイトオミカレが協賛する藤沢哲学サークル ēthosの哲学対話イベントが、慶應義塾大学第66回三田祭にて開催。若者による出会い方の優劣・結婚の意味の深掘り。
PR TIMES
タレントパレット、生成AIの活用による人事業務の効率化・高度化を支援する、専門のコンサルティングチームを新設
PR TIMES
ジェラート専門店からクリスマス限定フレーバー登場
PR TIMES Topics
ゲオホールディングス、人事業務の効率化および戦略的な人事施策と人材育成の実現に向けタレントマネジメントシステム「タレントパレット」導入
PR TIMES
「来館者属性が見えたことで、マーケ方針が明確に」。京都水族館・すみだ水族館を運営するオリックス水族館株式会社様へのデジタルマーケティング支援事例を公開
PR TIMES
「相続ナビ」で相続を手軽に! 事例とともに対処法を解説
antenna
特集は「教育体系の再点検」
PR TIMES
タレントパレット、人事評価の適正な運用に向けて生成AIを活用したAIアドバイス機能を搭載
PR TIMES
【ラ・メゾン・デュ・ショコラ】バレンタインコレクション「パリ サンヴォール」発売予定
PR TIMES Topics